『光の当て方を変える』

2014/10/27
writer：山崎拓
- ストールファッション

「あらゆることは自分自身の捉え方しだいである」

こんな聞こえのいい言葉は受け入れられない、
受け入れ難い。
そんなことを思うのはきっと僕だけではないはずです。

ですが、これを「光の当て方を変える」と考えると
また違った視点で物事が見えるようになると思います。

そしてこの視点はストールファッションにおいても重要です。

昨日はうちのクルーであるMotoのお話をしましたので
今日はノリの話を交えながらこのことについてお伝えします。

彼は非常に細かいことを気にする性格で、
僕やMotoがそこまでしなくていいんじゃない？
って思うほど細かいことに気を向けます。
（逆に僕らが大雑把すぎるということもあります・・・）

なので「いちいち細かいな～」とか
「今それをそこまでやる必要ある？」
なんて言ったりすることもあります。

これだけ聞くと細かくて子うるさい人間で
やらなくてもいいことに集中する人間
と思われてしまいますが、
実はそうではありません。

ちょっと見方を変えれば、
彼は非常に気が利く人間で、
普通の人が見落としてしまいがちな所や
抜けがちなところも気がつくので
ポカミスや漏れがほとんどありません。
つまり、かなり高い精度で物事を進める能力に長けています。
（この能力に僕らはいつも助けられています　笑）

色やデザインも見方で変わる

これは人間に限った話ではなく
ストールファッションでも同じことが言えます。

ストールを選ぶお客さんの中には
暗い色を好まない方、
または派手な色やデザインを好まない方が
いらっしゃいます。

これはそもそも好みがあるので
その部分は別にした場合、
それぞれの色やデザインには必ず
利点があります。

例えば、
黒は顔が老けて見えるとか
暗い印象を与えてしまうのでは？
と心配される方がいます。

確かにそういった側面もありますが
それは見方を変えることで解決します。

黒は顔まわりをシャープにし
引き締まって見せる効果があります。
また、落ち着いた大人な雰囲気を与えてくれます。

派手な色やデザインは派手すぎるとか
年だから似合わないと心配される方もいます。

でも派手な明るい色は顔まわりを明るくしてくれますし、
若々しく華やかになります。
また、ファッションのアクセントにもなります。

全てのことには光と影がある

人間の性格も特徴もある見方をすると
それが欠点やデメリットに見えてしまいます。

ですが少し光の当て方を変えると
それは利点やメリットになります。

そしてモノであるストールも同じです。
ある特徴は欠点に思えても
違う見方をすると利点になります。

ただし、こういったことは
特にストールのようなマニアックな商品に関しては
お客さんが見つけることは難しいとも感じます。

そのために僕らのような専門家が必要だと思います。

あなたが、
ちょっとこのストールは使いにくいんじゃないか？
このストールの利点はなに？
と感じることがあればぜひ僕らに聞いてみてください。

あなたのご質問お待ちしています！

PS.
さらに一歩進んで色やデザインを選択するときは
使うシーンから想像すると選びやすくなります。
これについてはまた後日詳しくお伝えします。

PPS.
一見地味に見えるこのストールも実は多くの利点があります。

https://naturallounge.jp/products/detail.php?product_id=58

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。