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成人式に感じたこと

If you feel that you are in an adult ceremony,


先日、お店の近くの文化ホールで成人式がありました。


もちろん、僕は直接関係ないのですが、文化ホールに正装した若者がたくさん集まっていたということをお客さんから聞いたんですね。



もしかしたらこのメルマガを読んでいる方の中にも、先日お子さんが成人した!という方がいらっしゃるかもしれません。




実は僕は成人式に出れなかった人間なので成人式がどんな感じなのか分かりません。

当時、山口県の大学に通っていたのですが、ちょうど成人式の前にインフルエンザかそれに近い大風邪を引いてしまい、出席できなかったんですね。
(山口からだと長野県まで電車で8時間ほどかかるので、さすがに行く気力がありませんでした・・・)


今思えば、成人式も一生に一回しかないんだから、這ってでも行けばよかったなーとちょっとだけ後悔しています。



いずれにしても、先日息子さんや娘さんが成人を迎えたあなた!
本当におめでとうございます!!



僕も小さいながら娘がいる身なので、これから10数年かけて娘たちが立派な大人になれるようサポートをしていかなければ!と思っています。



そんなことを思いながら、ふと気になったのは、「そもそも成人式ってどんな意味があるの?」ということ。



恥ずかしながら自分も出ていないということもあり、成人式はなんとなく20歳になったら祝う、程度の知識しかありません。



なので、ちょっと調べてみました。




『おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日』



これが、成人式の本来の意味だそう。
なんとなく、これだと20歳というよりは社会に出てからが成人と言えるのではないかなー?と思ったり。(そうなると20歳前でも成人している人もいるし、20歳を超えても成人していない人がでてきてしまいますが^^;)



ちなみに成人を祝う風習はかなり昔からあったそうです。



※以下、日本文化いろは事典より抜粋
ーーーーーーー
貴族のように位の高い人々のみにとどまらず、各地の村々でも村人たちが定めた成人の儀式が行われていました。

しかしそれは、現在のようにある一定の年齢(20歳)を越えれば成人といった年齢基準ではなく、例えば「1日に60キロの柴を刈って12キロ売り歩けたら一人前の男である」など、年齢に関係なくその行為が出来れば成人として認めるといったものでした。

これらの儀式は成年式・成女式などと呼ばれていましたが、明治以降一部の地域を除き、衰退してゆきました。

明治以降になると、男子は兵役につく義務を課せられました。兵役につくためには徴兵検査を受ける必要があり、この徴兵検査が成人式の意味をもち、成人式制定のきっかけとなりました。

戦後、兵役の義務がなくなり、1948年の"国民の祝日に関する法律"によって「成人の日」は正式な祝日と定められました。


<成人の日に込められた想い>

現在成人の日は1月の第2月曜と制定されています。全国で地域ごとに差はあるものの、毎年1月の上旬から中旬にかけて成人式が行われています。

しかしおめでたい事とはいえ、何故成人の日を祝日にしたのでしょうか。

一説によると、戦後物資も食料も足りない時代で一番乏しいとされていたのは「人材」でした。良い「国家」を作っていくためには、国民自身が成長していかなくてはならないと考えた当時の役人たちは、
「こどもから大人になった自覚を持ってほしい」
と願ってこの日を祝日にしたそうです。

このように成人の日に込められた先人の想いを知ることが、成人になる第一歩なのではないでしょうか。
ーーーーーーー


なるほどー、成人の日が出来た経緯にはこんな歴史があったんですね。

こういった歴史を知ると、ただの祝日という意識が変わりますね。



『良い「国家」を作っていくためには、国民自身が成長していかなくてはならない』


特にこの部分はすごく共感するというか、まさにその通りだなーと思います。



今この豊かな日本があるのは間違いなく僕らのおじいちゃんおばあちゃん、父ちゃん母ちゃんの世代の人たちのおかげですよね。
(もちろん、もっと遡ればご先祖様のおかげ)



この人たちが成長してきたからこそ、日本は急激な成長を遂げたわけで。
その恩恵に預かっている僕らやもっと若い世代の人たちはそのことを常に頭に入れておかなければいけないと思います。


そして、成人になったら今まで受けた恩を少しずつ社会に返していく時期じゃないかなーと。


個人的には今の日本人は豊かで平和になった反面、戦後の日本を作ってきたような先人に比べるとハングリー精神や活力が弱くなっているような気がします。
(8年前に初めてインドへ行った時に特にそれを感じました)



これから成人になり、社会に出ていく若者にはここまで育ててくれたご両親への感謝の気持ちはもちろん、この日本を作ってくれたご先祖様にも感謝しつつ、失敗を恐れず自分の人生にどんどん挑戦していって欲しいなーと思います。



それが結果的にご両親やご先祖様、しいては日本への一番の恩返しになるんじゃないかな?



そして、そういった若者を先導していくのは今度は僕らの世代になっていくだろうなーと。
僕らはもうおじいちゃん、おばあちゃん、父ちゃん母ちゃんにたくさん見せてもらっていますからね。



まぁ結局は、、、


自分もっと頑張れ!!
ということですね 笑



成人の日があったということで、ふとこんなことを感じました。



それでは今日も1日ベストを尽くしていきましょう!




コメント

成人式に感じたこと」への2件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    おはようございます
    毎日 色んなお話楽しみにしています
    2018年私は4日から風邪ひき体温が低体温なので微熱でもつらかったですね 殆ど熱はだしませんが (仕事してましたが)
    やっと治りました(私ごとですが)
    人の色んなお話が 自分のエネルギーの一部になればと思います
    今頃ですが 今年もよろしくお願い致します
    お仕事に生活が楽しい一年になりますように(^。^)

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      コメントありがとうございます!
      微熱でも長引くと辛いですよね。。。
      風邪治ったようで何よりです!
      僕らも健康第一に今年一年も活動していきます!!
      そして、このブログも少しでも役立つコンテンツにできるよう精進していきます。
      こちらこそ今年もよろしくお願いいたします^^
      山崎

      返信

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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2018.01.12

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