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秋は終わっちゃったけど。。。

autumn-is-over-but



先月、常連さんに頂いた地域新聞を読んでいたときのこと。


コラムの一つに、「読書」についての記事がありました。


この記事はちょうど10月16日のものだったので、秋真っ盛りの時期。
読書の秋という言葉もありますが、秋って読書するにはなんだかとてもよい時期だと思います。


澄んだ空気と紅葉の樹木に覆われた公園で、一人ベンチに座り、紅茶なんか飲みながら本を好きなだけ読めたら・・・



僕にとっては至福の時♪




現実は、完全に「仕事の秋」でしたが 笑



そんな読書ですが、このコラムでは「どくしょ」ではなく「よみかき」とふりがながふってありました。


おやっ、
と思いつい読み込んでしまったのですが。



そのコラムにはこんなことが書いてありました。



※みやざき新聞より抜粋
ーーーーー
本を読むことを「読書」という。
「書」とは「書き物=本」のことを指すのだろう。

「どくしょ」と読めば「本を読む」という一つの行為である。
「読み書き」と表記すると「読むこと」と「書くこと」は別の行為になる。


昔、本は書き写すことによってのみ普及し伝えることが可能だった。現代から見れば効率の悪いことのように見えるが、「書き写す」ことによってこそ、著者が伝えたい「情報」や「心」を自分の頭や胸の中に取り込むことができた。


「読む」は頭がするもので、インプットの行為である。それに対して「書く」は体がするもので、「話す」とか「伝える」と同様、アウトプットの行為だ。


アウトプットすることで初めて学んだことが自分のものになっていく。すなわち頭に再入力されていく。

本は、その魅力を誰かに伝えられた時、さらなる価値を発揮するものである。


ーーーーーーーーー


なるほどなー、と思いながら読んでいたのですが。
確かにこのコラムにあったようにある本の内容が頭に残ったり、実際にその本の内容を実践したりすることまでできる時ってそういう時だなーと。



特に僕は本が大好きなので日々たくさんの本を読むのですが、さーっと目を通しただけの本や、目的を持たずに読んだ本というのは、あまり記憶にも残っていなかったりします。


一方、本の内容をメモしたり、付箋をつけたり、マーカーで印をつけたり、誰かに本の内容を話したり、このメルマガで紹介した内容というものは本当によく覚えていますし、実際に生活の中で実践していることが多い。



そう思うと、読書はただ読むだけではあまり意味がなくて、読み方や読んだ後の行動の方がよっぽど重要だろうなーと感じます。


昔、僕の尊敬する人から
「大人のための読書とは、その本を読んだことによって何ができるようになるか?考えながら読むことだ」
という言葉を聞きました。


その後、本の読み方が180度変わりました。


また、名著:7つの習慣には「48時間以内に自分が学んだことを他の人に教えなさい」というコンセプトも紹介されています。
(48時間以内にインプットしたことをアウトプットすると学びが最大限に大きくなるという話です)



昔の僕は本を読破することが目的になっていて、本を読んだだけで学んだ気になっていたんですね。



もちろん、小説などの本は娯楽目的で読むことも多いと思うので、そういった読書は読むことが目的でもいいと思うんです。


でも、もし実生活の改善や仕事に生かすために本を読むのであれば「自分はこの本を読むことで何ができるようになりたいのか?」と問いかけてから読むと、本の読み方が全然変わると思います。



そうすると自然にメモをとったり、マーカーで印をつけたり、誰かにシェアしたり、状況によっては一旦本を読むのをやめて実践したみたり、とインプットの質が上がり、アウトプットしやすくなります。



このコラムにも書いてありましたが、アウトプットすることで初めて学んだことが自分のものになっていくことを考えると、本は「読むもの」ではなく「実践するもの」かもしれませんね。




秋は終わってしまいましたが・・・


個人的には「読書の冬」を楽しみたいと思います 笑



それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい♪





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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2017.12.04

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