言葉って面白い！

2017/12/03
writer：山崎拓
- ストール
- ナチュラルライフ

「名前考えたー？」

今日も嫁に名前について聞かれます。

いやー、全然考えられてない。。。

来年の２月に二人目の子が生まれる予定なのですが、最近も仕事が忙しく、なかなか二人目の子の名前をじっくり考えることができていません。

このまま行くと名前を決める前に生まれてきてしまうかも。。。

そんな大切な名前ですが、少し前のメルマガでバイヤーのMotoが自分の名前の説明の仕方について話していました。

Motoを漢字で書くと「素」という字を書くのですが、これを説明する時にどうやって相手に伝えるか？ということ。

本人は、
素直の素直の「す」

酸素の「そ」

元素記号の「そ」

などを例に挙げていましたが　笑

これを読んだあるお客さんから、
「ストールを扱っている仕事をしているんだから「素敵」の「素」って説明すればいいじゃん！」
と激しいツッコミをいただきました　笑
（先日の大阪タカシマヤさんでの催事の時にわざわざ伝えてくれました^^）

これを聞いた僕は、

確かに・・・
と思いました　笑

自分の名前を説明する時に
「Motoの素は素敵の素です！」
なんて言ったらオシャレですよね。

ストールを扱う者としてこれ以上適切な説明はない！
と思えるものです。

Motoにこのことを伝えると、
「確かに・・・」
と言っていました　笑

個人的には仕事に結びつけるなら「天然素材の素」とかもいいと思いますけどね　笑
（まぁオシャレではないですが）

そんなやりとりがありつつ、、、

あれっ、そういえば俺は自分の名前ってどうやって説明してたっけ？
と思ったんです。

僕の両親は、自分で自分の道を切り開いていくような人になってほしい、という想いを込めて「拓」とつけてくれたのですが、「開拓の拓です」と説明したことは一度もありません　笑　

いつも僕が使う名前の説明のパターンはこれ。

山崎拓の拓は「てへん」に「石」です。

うわっ
自分でいつも使っておいて何ですが、かなりダサい。
説明の仕方に全くセンスがありません。。。
（でも分かりやすさはあるかも　笑）

個人的にはこの名前、とても気に入っているのですが、説明の仕方によってはその良さが全然伝わりません。

これは名前の話ですが、僕らが日常的に使っている言葉や文字などの文章でも同じことが言えますよね。

同じ言葉でも表現の仕方で全く違う印象になったり、良い印象を持ってもらえたり、逆に悪い印象を与えてしまったり。

このメルマガもそうですが、僕らの場合はインターネットを活用して仕事をしているので、言葉の表現力というものはとても重要です。

例えば、ストールの話で言うと。

これは「手織りのカシミヤストールです」
と言うのと。

これは「標高4000から5350mのヒマラヤ山脈の高地のみに生息するカシミヤ山羊の毛使っています。この毛はやわらかいウブ毛の部分のみ厳選しているため、一頭のカシミヤ山羊から採れる毛はたったの約80g〜120gです。この希少な毛は繊維が細すぎるため、機械で織ることができません。糸を撚るところからストールとして織り上げるのも全て手仕事で行っています。その製作期間は１ヶ月以上に及びますが、そうして作られた手織りカシミヤストールは風合い、機能性、感性面の全てにおいて一般のカシミヤストールとは一線を画しています」
という場合。

受け取る印象やそのものに関する価値感度は全然変わりますよね。

そんなことを考えると、言葉というものは本当に奥が深くて面白い。

特にインターネットでは現物が見れませんから、写真と同じく、文章での説明も出来るだけ実際に触れて、見て、身につけているかのように感じてもらいたい、と考えて、常日頃から改善をしています。

このメルマガもそうですが、インターネットの端々からメッセージを感じ取ってもらえるように言葉の表現力を磨いていきたいなーと。

あなたも常日頃の言葉を使った言語行為を行っていると思います。
いつも使っている言葉の表現を変えたり、より抽象的にして広がりを持たせたり、具体的に分かりやすくしたり・・・
そんな風に言葉を使ってみるとよりよいコミニュケーションがとれるかもしれません^^

PS.
二人目の名前は・・・年末年始にでもしっかり考えようと思います^^;

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。