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ストレス社会

Stress society




山崎さんってうちの旦那みたい!



えっ?
そうなんですか?


旦那さんどんな感じなんですか?


すごい大変 笑



え・・・
それ、嫌ですね。。。



ある常連さんと会話をしたときのこと。

僕のタイプ、性格?がそのお客さんの旦那さんそっくりだということで、半分冗談まじりに盛り上がったのですが 笑



どうやら、その方は普段から旦那さんにとても気を使うみたいなんです。


というのも、その方は完全に感覚で物事を判断するタイプ。



なんとなくいいんじゃないか?

なんとなくやめといた方がいいんじゃないか?

よくわからないけど、こんな予感がする。



でもそういうことを旦那さんに話すと、その理由や根拠を聞かれる(詰められる?)みたいなんです。

でもそう聞かれるとそれに対してきちんと答えられない・・・


だからそれがとてもストレスだ!
と話されていました 笑


なるほどー、確かに僕もその傾向はあるかも 笑
と思いながら聞いていたわけですが。


きっと旦那さんはロジカル(論理的)な人でこのお客さんは感覚で生きている人だからその部分を埋めようとしてストレスがかかってしまうのかな?と思いました。


特に女性は右脳型の人が多く、男性は左脳型が多いと言われるので、女性の方が感覚で物事を判断し、男性はロジカルに物事を考える人が多いのではないでしょうか?



そんなことを考えていて一つ思い出したことがあります。


今はこのお客さんのおっしゃるようにだいぶ論理的に物事を考えれれるようになりましたが、昔は完全に感覚で生きていました 笑


そうすると、やっぱり理詰めでこられた時にきちんと自分の考えを説明できないので、ストレスを感じた時期があります。


社会人になって、仕事を色々な人たちとするようになると、上司への報告や、プロジェクトの発表、チームでのミーティング、取引先との打ち合わせなど、さまざまな場面で論理的な話ができないことで悔しい思いをしました。


特に、定例の各部門の部長や課長クラスが集まる報告会の場では、根拠や理由を示すことができないとボロクソに言われます・・・泣



僕は基本的に、こと仕事に関してはめちゃめちゃ負けず嫌いなので、そんな状況は耐えることができず、どうしたらこの上司たちを説得できるか?真剣に考えるようになりました。


そして、当時やっていたことは、何か報告をする時にはその前に、伝えたい内容を文章にして整理してから持っていくようにしました。


面白いことに、言葉で説明する前に文章に落とし込むと、自分の考えがスカスカなことに気づくことができたんですね。
例えば、論理的に話すにはAはB、BはC、CはDだからAはDだよね。という流れを組まなければなりません。(三段論法と呼ばれます)


でも僕の説明はAだからDでしょ!みたいな完全に物事をすっ飛ばして考えていたことに気がついたんです。
そうなると突っ込みどころは満載で、報告会で確実に撃沈されます・・・

でも頭のなかで考えているだけではそれには全く気が付きませんでした。



さらに、文章にすることで自分の考えを言語化することができ、自分が何を言わんとしているのか、明確に理解することができました。


それを習慣にしてからはかなり論理的な考えができるようになったと思います。
 


僕もそうだったのですが、おそらく感覚で物事を考えている時って、自分が何を考えているかよくわかっていないことも多いと思います。


自分が分かっていないことは人に説明することはできないですよね。


そして、後で知ったのですが、口頭で話す前に文章に落とし込むことはロジカルな思考を鍛える一つの方法らしいのです。

さらに、嬉しいことにロジカルシンキングは訓練すれば誰でも会得することができるそうです。(要は意識して左脳を鍛えるということですね)


だからなかなか論理的な話ができない、という場合にはその前に文章にして書いてみるというのは僕の経験上とてもオススメです。


自分の考えを言語化できることは生きていく上でとても大切なことだと思います。


もちろん、旦那さんを説得する時にも大いに役立つはず 笑



もしあなたが、かつての僕と同じように悔しい思いをすることがあれば、自分は論理的な思考ができているか?考えてもいいかもしれませんね^^




PS.
普通は誰しも右脳か左脳、どちらかの脳が優位に立つ傾向があるそうです。
右脳は直感的・創造的な作業を行い、左脳は論理・言語処理を担当します。
右は絵を扱い、左は言葉を使います。


もちろん、理想は右脳・左脳をフルに活用する能力を身につけることです。
そうすれば、問題を直感的に捉えると同時に、その解決について理論的に考えることができます。


いつの日か自分の脳をフル活用できるよう、自分がどちらに偏っているか客観的に見て、鍛えていきたいですね!



PPS.
今思えば、会社員だったとき、頭の切れる上司の下で働けてよかったなーと思います。おかげでだいぶ鍛えられました^^



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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2017.06.15

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