『危険信号』

2015/12/27
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

2015年も残り５日。

本当に一年があっという間で驚きです。

歳をとるほど時間が過ぎるのが早い、
と誰かが言っていましたが
最近すごくわかる気がします　笑

年末になると
１年を振り返ることが多くなります。

そんな中、今感じていることがあります。

それは
「仕事で刺激が少なくなってきている」
ということ。

これは僕の心理的に非常に危険な信号だと思っています。

なので、ここからの文章は自分に言い聞かせながら
書こうと思います^^;

僕らの事業は立ち上げてまだ２年ちょいのとても若い事業です。
（準備期間を含めるともう少し長いですが）

全てゼロから始めているので
立ち上げた当初は何も分かりませんでした。

なので、あらゆることを自分たちで取り組み、
いろいろな失敗を経験してきました。

立ち上げた当初は
毎日が新しいことの連続でした。

いいことも悪いことも含め
毎日が刺激的で
まるで常にアドレナリンが出ているような状態でした　笑

でも今、２年経ち
少しずつ、日々の仕事がルーチンになりつつあります。
（毎日決まった業務をこなすことですね）

これは事業にとってはとても良いことです。
なぜならルーチンになるということは
少なからず安定してきているということだからです。

ほとんどの企業では
多くの社員さんの毎日のルーチンは決まっているはずです。
それが正常な姿であり、そうあるべきです。

でも、これは同時に心理的に負荷を与えることでもあります。

つまり、
刺激が少なくなり、日常業務に退屈してくる
同じことの繰り返しの仕事がつまらなく感じるようになります。

特に僕のようなタイプは
とんどん新しいことをやりたいと思っているので
同じことの繰り返しになるとその仕事に飽きてしまいがちです。

こういった理由で仕事を辞めてしまう人はきっと多いと思います。

でもこれは完全に間違った捉え方だと思います。

なぜなら、
どんな仕事も突き詰めていくと同じことの繰り返しになるからです。

「つまらない、退屈な仕事がある」
のではなく
どんな仕事も
「つまらなく退屈にする人がいる」
ということだけだと思います。

そして一流の仕事人は
同じことを１０年２０年と飽きずに続けることができた人です。

一般的に、天才だと思われている
アインシュタインやモーツァルトでさえ、
報われない期間が１０年あったそうです。

だから大切なのは
１０年２０年同じことを続けることができるかどうか？
ということ。

大抵の人は、
早ければ数ヶ月、数年でその仕事に飽きてしまうでしょう。
（人間の脳は新しいことに反応するようにできています）

こんなこと言っている僕だって
実際に前職を７年で辞めてしまっていますし
今、現にルーチンワークが退屈だと感じることがあります。
（だからサラリーマンで２０年、３０年
同じ会社に勤めあげた人をとても尊敬しています）

でも今の仕事は自分がいろいろなものを捨てて選んだ仕事ですし
一生追求していきたい分野です。

だから、
たとえ少しくらい飽きようが
つまらなく感じることがあろうが関係ありません。

仕事が面白いか、つまらないか？
ではなく
どうやって楽しめるようにするか？
改善できるか？
ベストを尽くせるか？

それを自分に問いかけて
この仕事に磨きをかけていきたいと思っています。

あなたもきっと仕事や日々の生活で
僕と同じように
同じことの繰り返しの日常が退屈でつまらなく感じることが
あるかもしれません。

でも、どんな仕事をしていても
どんな環境にいたとしても
これは必ずやってくることだと思います。

どうやって楽しめるようにするか？
改善できるか？
ベストを尽くせるか？

ぜひ自分自身に問いかけてみてください^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。