プレゼント選びの秘訣

2017/11/29
writer：山崎拓
- ストール

先日、あるお客さんのプレゼント選びのお手伝いをしました。

その方は二人の娘さんにストールのプレゼントを検討されていたのですが、なかなか自分では娘さんに気に入ってもらえるようなプレゼントが選べない・・・
とおっしゃっていました。

今までも、色々と服や小物をプレゼントしたことがあるけれど、娘さんたちもこだわりや好みがあるので、なかなか使ってもらえないそうなんです。

でも、もらう側の立場だとその気持ちちょっとわかります。。。

僕も正直、母親が買ってくれた服はなかなか気に入ったことがありません　笑
小学生や中学生くらいまでは母親が買ってくれた服を着ていたのですが、それらがいかにダサいか、ということにもの心ついた頃に気がつきました　笑

それがトラウマ？で、母親が買ってくれた服などはほとんど身に付けることがありませんでした。（最近は買ってくれることもありませんけど。。。）

そんなこともあり、このお客さんの娘さんたちももしかしたら僕と同じようになっているのかも・・・
とちょっと心配をしたんですね。

そもそも母親が買ってくれたものは使わない！バリヤが貼られていたら何を選んでもダメじゃ無いかなーと。

でも話を聞いていると、どうやら娘さんたちはストールは好きでいつも巻いたり羽織ったりしている様子。そして、お母さんが買ってくれたものの全て使わ無いのではなく、気に入ったものは使ってくれているとのこと。
（その確率が非常に低いそうなんですが　笑）

それなら、希望はありますね！
ということで、お客さんと一緒にどんな素材、どんなデザインがいいか考えます。

まずは娘さんについて色々と聞いていきます。

二人とも背が高く、すらっとしている。
来ている服は色はベージュやグレイ、ブラック。
デザインは無地のシンプルな洋服が多い。
持っているストールの種類は無地系や刺繍系をよく見る。
年齢は◯代。
・・・

これらのことを細かく聞いていくと、少しずつ、具体的なストールの候補が絞られてきます。

この辺なんかどうかしら？

じっくり色々なストールを検討した結果、４枚のストールまで絞られました。

最後は、娘さんそれぞれの好みをもう一度整理します。

好きな色
好きなデザイン
使うであろうシーン
よく活用している巻き方
・・・

様々なことを検討して、多分これなら気に入ってもらえるんじゃないか？
という一枚を選ぶことができました。

かなり選ぶのは時間がかかりましたが、このお客さんは本当に娘さんのことを考えているなー、ということがよく分かりました。色々質問をすると、具体的な答えがたくさん返ってきて。プレゼント選びでも相手のことを理解することがとても大切ですね。

お客さんは最後までちょっとだけ不安そうでしたが、、、

そして、その数日後。

そのお客さんとプレゼントを渡した娘さん二人が一緒にお店に来てくれました。

ストールのプレゼントどうでしたか？

と聞くと
「母にしては珍しく、今回はとても良かったです！！」
とおっしゃっていました　笑

それを聞いたお母さん（お客さん）がとても喜んでいたのは言うまでもありません。

もちろん、僕もとても嬉しかったです。

これからクリスマスのシーズンに入り、あなたもプレゼントを検討することがあると思います。
そんな時は、できる限りプレゼント相手のことを知って、理解する、ということにエネルギーを使っていただければと思います。

そうすれば、どんなものを渡すにせよ、きっと相手に喜んでもらえるプレゼントを贈ることができるはずです。

PS.
後日、相手に喜んでもらえるストールプレゼントの選び方についての記事をライブラリーに載せる予定です。

ストール選びで迷った時には参考にしてみてください。

PPS.
いずれにしても一番大切なのは、「相手を想う気持ちを持って、できる限り相手を知る」ということだと思います^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。