多色使いの魅力

2017/10/30
writer：山崎拓
- ストールファッション

先日、違うお客さんから同じ質問を受けました。

「コートの色がストールに入っていれば合いますかね？」

この方たちは全く違うストールを検討されていたのですが、共通するところとしては両方とも多色使いのデザインだということ。

答えは、YESでもありNOでもあるのですが　笑

基本的にはトップスなどのベースカラーと同じ色がストールにも入っていると馴染みやすくなるので、結果的に合わせやすくなります。

ただし、その場合はある程度色が出ている必要があるので、ほんのちょっとだけ同じ色が入っている程度だとちょっと難しかったりもしますよね。

一方、多色とはいえ、トップスと同じ色が多すぎる場合は逆に同化してしまい、ストールのアクセント効果は薄くなってしまいます。

なので、結局は色のバランスの問題にはなるのですが、程よい面積トップスと同じ色がストールにも入っていれば合わせやすくなります。

この場合なら、トップスによってストールの出す面を変えることで馴染みやすくなりますし、他の色も入っているのでアクセントとしても効果を発揮してくれます。

なので、その時もストールには入っている色の比率を見てアドバイスさせていただきました。

結果的には、お二人ともそれぞれ違うタイプの多色使いのストールに決まりました。

多色使いのストールって大好きな方もいれば、人によっては派手に見えることに抵抗感を感じる方もいると思います。

個人的にはシンプルなデザインも好きですが、やっぱり多色だからこその魅力もたくさんあると思います。

今日はそんな多色使いのストールの魅力についてお話ししたいと思います。

１.トップスを着まわせる

多色使いのストールの大きな特徴は、一つのデザインの中にたくさんの色が入っていること。そのため、コートなどの上着と同じ色が一定比率入っていると合わせやすくなります。

お洋服をたくさん持っているような人であれば、一本のストールで上着を着まわせるようになるので、とてもお得感があります^^

２.顔映りがいい色を狙って出せる

これも多色だからこその魅力だと思いますが、自分の顔映りのいい色を顔まわりに持ってくることで血色が良く、明るい雰囲気を作ることができます。

もちろん、顔まわりを明るくするだけでなく、シャープで引き締まった印象を作りたい時には深みのある色を持ってきたり。

一枚のストールで色々とアレンジができるので単色にはない楽しみ方ができます。

そのためには巻き方を多少工夫する必要があるかもしれませんが、お洒落な巻き方をしていればこなれ感も出せるので全体の雰囲気もよくなる、という２倍のメリットがあります。

３.その日のコーデが気楽に決められる

今日は何着て行こう・・・
こんな風にその日のコーディネートに悩む日ってありますよね。

どんな服を着るか決めることにも人は脳のエネルギーを使っています。多くの意思決定をしていると、こんな些細な選択もおっくうになることもあると思います。

でも多色使いのストールであれば、適応範囲が広いので、「ストールはとりあえずこれを巻いておけばいいや！」と気軽に選ぶことができます。
（もちろん、時には相性が悪い時もありますが）

そんなストールが一枚あると忙しい朝などにコーディネートを決める時などにも重宝します。

とくに面倒くさがり屋の方などは多色使いのストールを一枚持っているととても便利です　笑

とりあえず思いついた３つのメリットを挙げてみましたが、まだまだ多色ストールの魅力は多くあると思います。

あなたが多色使いのストールを持っているのであれば、ぜひその魅力を存分に活かしてみてください^^

そして、まだこういったストールを持っていないあなたは・・・

あなたが合わせたいトップスの色が入っている多色使いのストールから始めてみるのがオススメです♪

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。