スピード

2017/09/13
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

うわっ！
マジか・・・

ショック。

最近、仕事の結果を見て落ち込む出来事がありました。

インターネットのホームページの改善に関する内容なのですが、予想が大きく外れる結果になったんです。

あるページにお客さんにとって有益だろうと思われるコンテンツを追加して、コンテンツを追加していないページと勝負していたんですね。

インターネットではこういうことをして常にホームページの改善を行っていくことができます。

コンテンツを追加している以外の条件は全く同じで、どちらのページが優れているか確認していきました。
（勝ち負けはいくつかの指標があって、その数字を見て決めています）

そのページを作るのにもそれなりに構成やデザイン、レイアウトを考えたり、写真を撮ったり、とかなり手間をかけて作りました。

そして、僕の予想ではそれなりに改善するのではないか？
と思って取り組んだのですが・・・

結果は惨敗。

新しいコンテンツを追加した方が負けてしまったんです。
しかも、ちょっとの差ではなくて大差をつけられての完敗です。

その結果を見て、ちょっとショックを受けたんです。

ウソでしょ？
みたいな。

データが間違っているんじゃないか？
と一瞬思いましたが　笑

でも、昔から言われるように数字はウソをつきませんから、これは完全に事実。

なので、今はこの結果を受けて、より改善するためにどうすればいいか、考えていることろです。

そして、今回この経験をしたことで、一つとても反省したことがあります。

それは、「スピード」に関すること。

どんなに優れた仮説を立てたり、理論的に考えたことでも、今回のように外れることがあります。
経験を積むうちに上手くいく確率を上げることはできますが、１００％絶対という境地にはたどり着かないと思います。

それなのに、今回僕は上手くいくことを前提に時間をかけてコンテンツの準備して完璧な状態を作って、それからこのテストを始めました。
（いろいろあり準備に３ヶ月ほどかかってしまいました）

そしてテストを始めて、たった５日でこの新しいページが劣っていることがわかりました　笑

もし、準備に３ヶ月もかけることをせず、ある程度の内容で２週間でコンテンツを仕上げてテストしていれば、その結果は２ヶ月前には分かったことになります。そうなると２ヶ月前には新しい改善について考えることができたはずです。

さらに、２週間でテストができていれば、そのあとの２ヶ月半のうちに５回同じようなテストができます。

もちろん、今回のように失敗することもありますが、改善できる可能性はかなり高くなります。（一方は３ヶ月に１回のテスト、もう一方は３ヶ月だったら６回テストできるので）

僕らの事業の運営方針にも「スピード重視」という項目がありますが、今回全くそれができていなかったなーと反省しました。

どうしても、こういう改善活動をしていると、完璧主義の自分が頭をもたげてきます^^;

もしかしたら、このメルマガを読んでいるあなたも、日々の仕事や生活の中で、完璧を求めてしまって実行を先送りにしたり、考えすぎて行動できない、という状態に陥ることがあるかもしれません。

でも、いくら時間をかけても、いくら考えても、実行しなければそれが上手くいくかどうかは分かりません。

だったら、さっさと実行してさっさと失敗してしまった方が、後々の成果は良くなるはずです。

世の中的には失敗することは悪いこと、恥ずかしいこと、という考えも根強く残っていますし、僕ら自身も失敗することへの恐怖は常に感じてしまうものです。

でも、それを克服することができれば、より良い成果や、より良い結果を早く出すことができると思います。

ビビってないでさっさとやれ！！自分！
ですね　笑

それでは今日も一日ベストを尽くしていきましょう！

PS.
子供を見ていると、失敗することなんて全く考えずにどんどん行動していきますよね。そして素早く失敗して、痛い思いをして泣いています　笑

こういう姿を見ていると、大人も見習わなきゃなーと思います。

「スピード」への2件のフィードバック

匿名 2017年9月13日 11:51 午前

鹿児島に古くからある言葉に、
「泣こかい飛ぼかい泣こよかひっ飛べ」
というものがあります。
泣こうか、飛ぼうか、泣くより飛べ！
という意味で、鹿児島県民の気質を表しています。
今回の記事を読んでいて思い出しました。
Y.K

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2017年9月13日 12:19 午後
  
  Y.Kさん
  コメントありがとうございます！
  「泣こかい飛ぼかい泣こよかひっ飛べ」
  いい言葉ですね！
  鹿児島県の人はそんな気質を持っているんですね。羨ましい・・・笑
  （なんだか勢いがありそうです）
  とりあえず、やってみる！というのはどんなことでもある程度は必要な気がします。
  ちょっとこの言葉について調べてみたら、こんな意味も出てきました。
  「夢に届くまで跳べるだろうか、跳べないかもしれない、でも迷って泣くぐらいなら、思い切って跳んでしまおう！」
  いい言葉ですねー^^
  鹿児島県の人の気質、見習います！
  いつもありがとうございます。
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。