『違うものには違ったものを・・・』

2016/03/19
writer：山崎拓
- ストールファッション

先日、
あるお客さんがご来店されました。

その方は当店のご利用は初めてだったのですが、
とても賢いな～と感じたことがあります。

それは、
先にストールを合わせたいトップスを決めていて
それを実際にご持参されたことです。

過去のメルマガでもお話ししたことがありますが、
合わせたい洋服が具体的で明確になればなるほど
ストール選びは簡単になります。
（過去の記事「ただ一つに絞る」）

合わせたい洋服が不明確だと、
ぼやっとしたイメージで選ぶことになるので選択肢も広くなりがちです。
（可能性を広げるという意味ではあえて決めない、という方法もあります）

ご飯と味噌汁と梅干し

本来、ストールはファッションにおいてスパイスのような役割です。
食事で言えば、ご飯と味噌汁と梅干しのような関係^^

だから先にご飯と味噌汁が決まっていれば
選ぶべき一品というものは選びやすくなります。
（仮にパスタとスープがメインだったら梅干しはつけませんよね笑）

なので、先に合わせたい洋服を考えて、イメージしておくと
それに最適なストールを選びやすくなります。

そして、イメージよりも強いのは、現物そのものを実際に合わせてみることです。

実際にその方は、
２つのトップスをご持参され、
ちゃんと着替えていろいろ合わせてみて、
それぞれに合ったストールを選ぶことができました。

よく多くの方に言われるのが
どんな服でも合わせられるストールが欲しい！
ということ。

ただ・・・
これは正直にいうと、結構難しいです。

理由はさっきのご飯と味噌汁と梅干しの関係になりますが、
トップスひとつとっても素材もデザインも色味も違いますから、
広くあらゆるものに合わせるということは無理があります。

あらゆるものに合わせようとすると、
結果的にどれにもしっくりこない・・・・
なんていうことになってしまうかもしれません。

違うものには違うものを当てはめてあげることが大切

つまり、
服装によってストールも変えてあげることがベストです。

その方もトップスの種類によってストールも変えている、
ということを話されていました。

明確で具体的になればなるほどストールは選びやすくなりますし、
そうやって選んだ組み合わせは全体のコーディネートがより映えるものになります。

ぜひ、
これしかない！
これがベストの組み合わせ！
というものを増やしていただければと思います。

そうすることでもっとファッションを楽しめるはずです^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。