- 2023/10/21
- writer: 山崎拓
今年最後!新作カシミヤ手刺繍ストールのご紹介です♪
今日は今年最後の手仕事のカシミヤストールをご紹介させていただきます。
先日のメルマガでもいくつかのストールの雰囲気を動画でご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
今日は前回のように雰囲気だけでなく、それぞれのストールの細かいディティールも含めてご紹介をさせていただきます。
そして、今回のストールたちも原毛は全てインドカシミール地方のラダック・レーと呼ばれる地域のヒマラヤ山脈における標高4000m以上の高地に生息するカシミヤ山羊の毛を用いています。
標高4000mというと日本一の高さを誇る富士山よりも高い場所。
さらに実際にカシミヤ山羊が生息している場所にたどり着くには標高5360mの地点を超えていかなければいません。
ここまでの標高になると日本の平地とはもう全く異なる環境なので、現地は酸素が薄く、少し歩くだけでも息が切れてきます・・・
もちろん、標高が高いので気温は非常に低く、あたりは断崖絶壁と雪と氷しかない過酷な環境。
ここを超えていくと初めてカシミヤ山羊たちが生息する場所にたどり着くことができます。
ちなみに、今日は時間の関係上、かなり端折ってお話をしていますが、日本からこのラダック地域のヒマラヤ山脈まで来るのも実はものすごく大変なんです。
日本からインドまで飛行機で向かった後も、徒歩はもちろん、オートリキシャ、ローカル電車やローカルバス、ローカル飛行機、バギー・・・などあらゆる乗り物を駆使しています。
僕らもこの場所に初めて行った時はそれこそ何日も何週間もかけてこの場所まで辿り着きました。
しかも、当時の目的はただ一つ。
それは「実際にカシミヤストールに使われているカシミヤ山羊を見る!」ということだけ 笑
これだけのためにはるばる日本からインドの奥地まで訪れたんですよね。
(そして、バイヤーであるMotoはこの後も継続的に現地に行っています)
普通の人からするとたかが山羊を見るだけのためにそこまでする意味あるの?
と思うかもしれませんが 笑
でも、今でも実際に自分達の目で原毛を見て、野生のカシミヤ山羊の産毛に触れた経験は何にも変え難いものになっています。
この時にやっぱり本物のカシミヤ山羊の毛は本当にすごい!!
この原毛で作られたストールを絶対に自分達でも取り扱おう!!
と心に決めました。
でも実際にはストールを商品として取り扱うことができたのはこの後、何年も後のこと。
なぜかというと、本当に優れた品質の手仕事のストールはそう簡単に入手できないから。
今でこそインドの生産者と良好な関係性ができているのでかなり高確率で素晴らしいストールを紹介してもらったり、セレクトすることができるようになりましたが、当時は本当に一枚も扱うことすらできなかったですよね・・・
また、生産者の高齢化によってマスタークラスの職人の人数が限られてしまっていることで、生み出される手仕事のストールの数も年を追うごとにどんどん少なくなってきています。
なので、今はこうやって定期的にあなたにこれらのストールの素晴らしさをご紹介できることだけでも本当にありがたいなーと感じています。
ちょっと話が逸れてしまいましたが・・・
話をヒマラヤ山脈に戻して 笑
このヒマラヤ山脈の奥深くまで進んでいくと、今までとは全く違う光景が広がっています。
青々とした湖。
透明感のある雪解け水が流れる川。
緑の草原。
こうした大自然の元で育ったカシミヤ山羊だからこそ、本当に素晴らしい原毛を作ることができます。
さらに、この原毛を同じくインドカシミール地方でストールとして作り込んでいきます。
この仕事も本当にすごいんですよね。
こうして出来上がったものが今日ご紹介させていただくような手仕事のストールになります。
前置きはこのくらいにして早速本題にいきますね!
まずはこちらのストール。
落ち着いたベースカラーに煌びやかな刺繍色が見栄える一枚。
王道のトラディショナルなペイズリーデザイン。
こうしたデザインは流行り廃り関係なく、何年にもわたって使うことができることも大きな魅力。
お客さんによっては世代を超えて使われている方もとても多いです。
シンプルなエディター巻きはもちろん。
ひと結び巻きなどもおすすめです。
もちろん、手刺繍のディティールも素晴らしいクオリティー。
こちらは裏面ですが、非常に綺麗な仕上がりです。
もちろん、羽織っても品があり、雰囲気も抜群。
合わせやすさとアクセント効果のバランスが絶妙な一枚になっています。
次はこちらのストール。
深みのあるブラックベースにコントラストの効いた手刺繍が見栄える一枚。
先ほどのデザインとは異なり、こちらはとても珍しいデザイン。
僕らも今まで数多くの手仕事のストールを見てきていますが、今までこれに近いストールは一枚しか見たことがありません。
刺繍のディティールもとても細かいです。
こちらは裏面。
出す面を変えると印象も大きく変わるのもこのストールも魅力の一つです。
シンプルなエディター巻きでも存在感は抜群。
おすすめの巻き方はアスコット巻きとミラノ巻きです。
スタンダードな大判サイズなので羽織でも使いやすくなっています。
特に黒のトップスとの相性は抜群。
一度は試していただきたい組み合わせです。
今日最後にご紹介するストールはこちらの一枚。
先ほどのストールも珍しいデザインでしたが、このストールは刺繍だけでなく、織り柄も複雑。
一巻きで他にはない雰囲気を醸し出します。
出す面を変えると印象が変わるのはこうした複雑なデザインだからこそ。
刺繍のディティールももちろんクオリティーが高いです。
こちらは裏面。
おすすめの纏い方は肩からかけていただき、ロングアウターの裾からデザインを見せる方法。
また、このストールはミラノ巻きや8の字巻きも使いやすいです。
(女性はもちろん、男性にもおすすめの一枚です)
羽織った時も他にはない雰囲気。
アクセント効果も高く、かつベースカラーは落ち着き感もあるので、見た目以上に活用の幅が広い一枚に仕上がっています。
いかがでしょうか?
気になった方はぜひWEBサイトもチェックしてみてください!
先日のメルマガでもいくつかのストールの雰囲気を動画でご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
今日は前回のように雰囲気だけでなく、それぞれのストールの細かいディティールも含めてご紹介をさせていただきます。
そして、今回のストールたちも原毛は全てインドカシミール地方のラダック・レーと呼ばれる地域のヒマラヤ山脈における標高4000m以上の高地に生息するカシミヤ山羊の毛を用いています。
標高4000mというと日本一の高さを誇る富士山よりも高い場所。
さらに実際にカシミヤ山羊が生息している場所にたどり着くには標高5360mの地点を超えていかなければいません。
ここまでの標高になると日本の平地とはもう全く異なる環境なので、現地は酸素が薄く、少し歩くだけでも息が切れてきます・・・
もちろん、標高が高いので気温は非常に低く、あたりは断崖絶壁と雪と氷しかない過酷な環境。
ここを超えていくと初めてカシミヤ山羊たちが生息する場所にたどり着くことができます。
ちなみに、今日は時間の関係上、かなり端折ってお話をしていますが、日本からこのラダック地域のヒマラヤ山脈まで来るのも実はものすごく大変なんです。
日本からインドまで飛行機で向かった後も、徒歩はもちろん、オートリキシャ、ローカル電車やローカルバス、ローカル飛行機、バギー・・・などあらゆる乗り物を駆使しています。
僕らもこの場所に初めて行った時はそれこそ何日も何週間もかけてこの場所まで辿り着きました。
しかも、当時の目的はただ一つ。
それは「実際にカシミヤストールに使われているカシミヤ山羊を見る!」ということだけ 笑
これだけのためにはるばる日本からインドの奥地まで訪れたんですよね。
(そして、バイヤーであるMotoはこの後も継続的に現地に行っています)
普通の人からするとたかが山羊を見るだけのためにそこまでする意味あるの?
と思うかもしれませんが 笑
でも、今でも実際に自分達の目で原毛を見て、野生のカシミヤ山羊の産毛に触れた経験は何にも変え難いものになっています。
この時にやっぱり本物のカシミヤ山羊の毛は本当にすごい!!
この原毛で作られたストールを絶対に自分達でも取り扱おう!!
と心に決めました。
でも実際にはストールを商品として取り扱うことができたのはこの後、何年も後のこと。
なぜかというと、本当に優れた品質の手仕事のストールはそう簡単に入手できないから。
今でこそインドの生産者と良好な関係性ができているのでかなり高確率で素晴らしいストールを紹介してもらったり、セレクトすることができるようになりましたが、当時は本当に一枚も扱うことすらできなかったですよね・・・
また、生産者の高齢化によってマスタークラスの職人の人数が限られてしまっていることで、生み出される手仕事のストールの数も年を追うごとにどんどん少なくなってきています。
なので、今はこうやって定期的にあなたにこれらのストールの素晴らしさをご紹介できることだけでも本当にありがたいなーと感じています。
ちょっと話が逸れてしまいましたが・・・
話をヒマラヤ山脈に戻して 笑
このヒマラヤ山脈の奥深くまで進んでいくと、今までとは全く違う光景が広がっています。
青々とした湖。
透明感のある雪解け水が流れる川。
緑の草原。
こうした大自然の元で育ったカシミヤ山羊だからこそ、本当に素晴らしい原毛を作ることができます。
さらに、この原毛を同じくインドカシミール地方でストールとして作り込んでいきます。
この仕事も本当にすごいんですよね。
こうして出来上がったものが今日ご紹介させていただくような手仕事のストールになります。
前置きはこのくらいにして早速本題にいきますね!
まずはこちらのストール。
落ち着いたベースカラーに煌びやかな刺繍色が見栄える一枚。
王道のトラディショナルなペイズリーデザイン。
こうしたデザインは流行り廃り関係なく、何年にもわたって使うことができることも大きな魅力。
お客さんによっては世代を超えて使われている方もとても多いです。
シンプルなエディター巻きはもちろん。
ひと結び巻きなどもおすすめです。
もちろん、手刺繍のディティールも素晴らしいクオリティー。
こちらは裏面ですが、非常に綺麗な仕上がりです。
もちろん、羽織っても品があり、雰囲気も抜群。
合わせやすさとアクセント効果のバランスが絶妙な一枚になっています。
次はこちらのストール。
深みのあるブラックベースにコントラストの効いた手刺繍が見栄える一枚。
先ほどのデザインとは異なり、こちらはとても珍しいデザイン。
僕らも今まで数多くの手仕事のストールを見てきていますが、今までこれに近いストールは一枚しか見たことがありません。
刺繍のディティールもとても細かいです。
こちらは裏面。
出す面を変えると印象も大きく変わるのもこのストールも魅力の一つです。
シンプルなエディター巻きでも存在感は抜群。
おすすめの巻き方はアスコット巻きとミラノ巻きです。
スタンダードな大判サイズなので羽織でも使いやすくなっています。
特に黒のトップスとの相性は抜群。
一度は試していただきたい組み合わせです。
今日最後にご紹介するストールはこちらの一枚。
先ほどのストールも珍しいデザインでしたが、このストールは刺繍だけでなく、織り柄も複雑。
一巻きで他にはない雰囲気を醸し出します。
出す面を変えると印象が変わるのはこうした複雑なデザインだからこそ。
刺繍のディティールももちろんクオリティーが高いです。
こちらは裏面。
おすすめの纏い方は肩からかけていただき、ロングアウターの裾からデザインを見せる方法。
また、このストールはミラノ巻きや8の字巻きも使いやすいです。
(女性はもちろん、男性にもおすすめの一枚です)
羽織った時も他にはない雰囲気。
アクセント効果も高く、かつベースカラーは落ち着き感もあるので、見た目以上に活用の幅が広い一枚に仕上がっています。
いかがでしょうか?
気になった方はぜひWEBサイトもチェックしてみてください!
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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