それ、本当にできている？

2017/09/09
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

先日、子育てについての僕の悩み？についてお話したところ、何人かのお客さんに早速アドバイスをいただきました。

ありがとうございます！

子育てに関しては本当に経験も知識もほとんどないので、すでに経験済みの方からのアドバイスというものはとてもありがたいです。

その中である方から、とても大切な気づきをいただきました。

実は僕はそのことを知識として知ってはいたのですが、実際に行動に落とし込んでいるかと言われるとできていなかったんですね。

その方からは、『子供と言えど一人の人間ですから、私自身も子供に「ありがとう」や「ごめんね」という言葉を心掛けていました』とコメントをいただきました。

それを見て、
やべっ、できてないかも・・・
と思ったんですね。

特に「ごめんね」ということはあまり言えていなかったなーと気がつきました。

どうしても、親である僕らの方が上だと無意識的に思ってしまう自分がいるんですね。こっちは教えてあげている、だとか、育ててあげている、という傲慢な考えがあるのだと思います。

これはいかん！ということで。
早速、意識して「ありがとう」と「ごめんね」を意識して使うようにしています　笑

もちろん、大切なのは言葉ではなく、子供に対して同じ一人の人間として対等に接することですよね。

言われてみればそんなの当たり前じゃん、って思う人も多いと思うんです。

でも、実際に自分ができているか？
というと全く別の問題になります。

そして、こういうことって子育てに限らず、色々な分野に言えることだと思います。

知識としては知っているし、そのことが大切だということも理解している。
でも自分を俯瞰してみると、できていないなーということって結構あると思います。

特に僕のように何かを学ぶことが好きだったり、知的欲求の高い人は注意が必要です。

勉強したり、本を読んだりして、知識として自分がそれを知っただけで、あたかも自分がもうそれができると思い込んでしまうんですね　笑

スポーツに例えると分かりやすいのですが。

例えば、バスケットボールの教本を読みまくって、NBAの試合を研究しまくっても、バスケットの知識がつくだけでバスケットが上手くなるわけではありません。

実際にできるようになるためには何度もシュートを練習して、ドリブルやパスを練習して、試合に出なければいけませんよね。

何度も何度も繰り返して練習することで少しずつそれができるようになる。

これが知識として知っていることではなく、実際にできるということですよね。

スポーツで考えると、そりゃそうだ。
となるのですが、その他のことになるとなぜか僕らは知っているだけでできていると思いがち　笑
（最近仕事でも同じようなことを経験しました）

子育て、仕事、家庭、ありとあらゆる分野に言えることだと思います。

今あなたが知っていて、大切だと思っている知識や概念、考え方。

自分は本当にそれができているか？
ただ知識として持っているだけなのか？
考えてみてもいいかもしれません。

僕ももう一度、自分の知識と実際の行動に乖離がないか、自分自身と向き合ってみようと思います。

PS.
本を読んだり人にアドバイスをもらった時に、心の中で
「あー、それは知っているよ」
というような反応をしていたら危険なサインだと思います。

「知っている」と「できている」は全然違いますからね。
お互い気を付けましょう！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。