「世界最強のパスポート？それでもインドにはビザが必要でした」

2025/12/16
writer： Moto
- ナチュラルライフ

「世界最強のパスポート？それでもインドにはビザが必要でした」

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

先日、次回の買付準備についてブログを書いたところ、お客さんから「無事に準備が進むといいですね♪」と、あたたかい言葉をたくさんいただきました。
（ありがとうございます( ´ ▽ ` )）

「世界最強のパスポート」と呼ばれることもある日本のパスポート。
ビザなしで渡航できる国の多さは、世界でもトップクラスです。

そのおかげで、つい「パスポートさえあればどこへでも行ける」ような感覚になりがちですが、実は多くの国では、やはりビザが必要になります。

この話をすると、海外の友人から「日本人は本当に羨ましい」と言われたこともありました。
たとえば、乗り継ぎの待ち時間が少し長いと、「せっかくだから街に出てみようか」と思えるのも、日本人ならでは。

でも、世界を見渡すと、そんな自由な楽しみ方ができる人ばかりではないんですよね。

そもそもビザというのは、「あなたを私の家に入れることを許可します」というような、入国のための許可証。

どの国も、「誰でもどうぞ、自由に入ってください」というわけではありません。

確かに、見ず知らずの人が突然自分の家に入ってくると思うと、少し怖いですよね。笑
だからこそ事前にさまざまな確認を行い、そのうえで許可を出す。
それがビザです。

それにもかかわらず、日本人は多くの国で、そのビザが免除されています。
これってすごい事ですよね。
長い時間をかけて、日本という国や、そこで暮らす人たちが築いてきた信頼が、今も受け継がれているからこそなのかな、と思っています。

ちなみに日本のパスポートにはこんな一文が書かれています。

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日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、
かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。

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若い頃に初めて海外へ行ったとき、この言葉を目にして、なんだか心強く感じたのを覚えています。

「日本人で良かった」と素直に思う気持ちと同時に、今の環境を当たり前のように使えていることへ、先人や先輩への感謝も、自然と湧いてきました。

こうした環境があるからこそ、実際に現地へ足を運び、人と会い、空気を感じながら買付ができる。
それは決して当たり前ではなく、感謝すべきことだと思っています。

と、ここまで書いておいて、
僕が今回行くインドは、今のところビザが必要なんですけどね。笑
今までの話は何だったんだ、という感じですが・・・笑

いつかインドもビザが不要になる日が来たら嬉しいな、なんて思いつつ。
微々たるものですが、日本人として現地の方々と丁寧に向き合いながら、少しずつ信頼関係を積み重ねていけたらと思っています。

というわけで、引き続き次回インド買付へ向けて準備進めていきます！

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。