毎年のパターン

2017/08/16
writer：山崎拓
- ストール

昨日、あるお客さんからお電話をいただきました。

その方は当店の利用は初めてだったのですが、夏の冷房の効いた室内で使いやすく、パーティーシーンなどにもマッチするストールを探している、というご相談を受けました。

どうやら近くの百貨店やデパートでかなり探したようなのですが、気に入るものが見つからなかったそうなのです。

特に今の時期は、幅が狭いものが多く、もっと大判のストールが欲しかった、と話していました。

その方はかなり自分の欲しいストールの種類が明確になっていたので、いくつか要望に合いそうなストールをご紹介して、そのうちの一枚をお買い上げ頂きました。

そして、このお客さん以外にも最近は冷房対策用を兼ね秋口を見越したストールをお求めいただくことが多くなってきました。

つまり、選ぶ素材が夏物から少しずつ秋物になったり、大判サイズや厚手のストールを探している人が増えているんですね。

ただ、僕としてはまだこんなに暑いのに暖かい素材や厚手の素材を選んでしまって大丈夫かな？とちょっと心配になることもあるんです。

もちろん、店頭のお客さんや電話越しのお客さんがそういったストールを選んだときには「このストールは主に秋冬用になりますけど大丈夫ですか？」と確認していますが、インターネットでご注文いただく場合は聞くことができないので余計にそう思うんですね。

でも、ちょうど先日県外に行ったときに暖かいストールがあったほうがいいなーと思う体験をしたんです。

Mr.Childrenのライブに東京経由で神奈川県に行ったときに感じたことなのですが、会場に行くまではバスや電車を使って行きました。その日は8月6日のライブだったので、さすがにストールはいらないだろう（むしろ汗拭きタオルが必要　笑）だと考えて、僕にしては珍しくストールを身につけて行かなかったんです。

でも、都内の電車に乗ったときにちょっと後悔しました。

めちゃくちゃ寒い！！

電車の中ってこんなに冷房効いているんだ！
と思いました。
（もちろん、僕の格好はTシャツ一枚だったので）

というのも、長野県は車社会なので普段はほとんど電車に乗ることはありません。
特に日中に乗ることは少ないので、屋外と室内の寒暖の差を感じることはそれほど多くありません。

今僕がいるスタバなんかはそこまで冷房が効いていないので寒い！と思うほどではありませんし、普段はお店にいるので冷房は自分で調整してしまいます　笑

でも公共施設はそうはいきませんし、東京や神奈川などの気温が高めの地域では余計に屋外と室内で気温の差を感じるのだと思います。

こういう経験をした後は、今の時期に秋冬ストールをご注文された方がいても心配することも少なくなります　笑

きっと、公共施設やオフィスの冷房対策で使うんだろうなーと。一人で納得しているんですね。

実はこの自己完結的なパターンは毎年勝手に自分の中で繰り返しています。

自分が暑い環境に多くいるときには、「こんな暖かいストール買ってしまって大丈夫かな？」と心配し、自分が県外などに行き、寒い経験をすると、「やっぱり冷房対策は必須だよなー」といったような感じです　笑

それにもうお盆も過ぎればそろそろ秋物を求める方も普通に多くなってくるので、この感覚も感じなくなってくると思いますが。

いずれにしてもこの時期の都内や神奈川県の屋外と室内の気温差には驚かされました。

こういった環境下では体調も崩しやすくなりますから、そんなときこそお手持ちのストールを上手に活用してみてくださいね！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。