- 2018/03/10
- writer: 山崎拓
やっぱり◯◯が一番
少し前のメルマガで僕の本に対する情熱の話をしました。
(ストールと同じく本も大好きな人間です!)
その中でオススメの本があったら紹介してください。
とお願いしたところ。
何人かのお客さんや知り合いの方からたくさんのオススメ本をご紹介していただきました。
面白かったのは、どれも僕が普段読んでいる本とは全然違うジャンルのものが多かったこと。
(僕は根っからの仕事ジャンキーなので、読む本といえばビジネス書や仕事術に関するものばかり^^;)
早速Amazonで注文し、休みの日や寝る前に少しずつ読んでいます♪
僕が読んで、このメルマガを読んでくれているあなたにも役立つ内容があればここでご紹介させていただこうと考えました。
(今回ご紹介いただいた本はたくさんあるので、ここで全てご紹介することはできないのが残念ですが)
そこで今日は第一弾をお届けします。
タイトルは
「自然が語りかけるとき」-フォレスト・C・シャクリーの生涯-
僕はこの本のことを知らなかったのですが、タイトルからして個人的にはとても興味をそそられました。
内容はタイトルの通り、フォレスト・C・シャクリーという人の伝記のようなものです。
僕はこの人のことを知らなかったのですが、おそらく知っている人はかなり少ないのではないでしょうか?
この人物は米国をはじめ世界各地で事業を展開している多国籍企業シャクリー・コーポレーションの創業者でありつつ、独創的な実践哲学の提唱者にして、ビタミンの発見者でもあり、同時に牧師、講演家、カイロプラティック療法家、発明家でもあるそうです。
なんだかすごい経歴ですよね 笑
この本を読んで、個人的に素晴らしいなーと感じたのは、自然や健康に関する彼の考え方です。
「自然に耳を傾け、自然の摂理に従って生きていけば、自然は必ず人間に恵みをもらたす存在である」
ということを提唱し、自然との調和を心がけて生きてきたそうです。
また、病人の治療よりも、そもそも病気にならないよう日々健康を維持し増進することに力点を置いてきたとされています。
当時は投薬と体だけの治療に頼る医療が主流だったそうですが、そこに人間を心と精神と身体の総合体として捉え、全体的に治療していこうという医学の最も早い提唱者だったそうです。(1900年代前半のこと)
僕はこと医療に関しては、ここでお話をできることは全くありませんが、少なくとも薬を使った対処療法を続けることはよくないだろうなー、ということは感じていることです。
また、自然と調和して生きることに関しては完全に同意 笑
ナチュラルラウンジが天然繊維100%のストールにこだわっているのも、かなり近い考えを持っているからです。
創業当時から天然繊維100%にこだわってお店運営をしていますが、最近特に、やっぱり肌に直接身につける衣類は自然が産み出した天然のものじゃなきゃだめだな!と、改めて思うことが多くなりました。
見た目と値段に隠された弊害
というのも、僕は昔まだ20代の頃、服は見た目と値段だけで決めていました。
そして、当時は化学繊維が体に与える悪影響も知りませんでしたから、肌着などもポリエステルやポリウレタンなどが使われているものをガンガン使っていたんですね。
もちろん、化学繊維が入った衣類を身につけた後は、肌が乾燥しやすくなったり、肌が荒れたり、ちょっとかゆみが出たりしていました。
でも、昔はその原因を追求することなく、乾燥する時期だからかなー、なんて思っていたんですね。
実際は乾燥などが原因なのではなく、完全に着ているものが原因だったのですが 汗
時は流れて、この仕事をする前に、繊維についてさまざまな勉強をしました。そこで、初めて化学繊維を身につけることがいかに人の体に害を与えるか、ということを知りました。(ここで詳細は省きますが、化学繊維の主な原料は石油です)
特にこれはアトピーや乾燥肌の方は体感されたことがあると思いますが、化学繊維の肌着、例えば、ポリエステルやアクリル、ナイロンなどで作られた肌着を着ると、肌が乾燥しやすくなったり、荒れやすくなったり、かゆみやひどい時にはチクチクした痛みを伴ったりします。
これは環境が乾燥しているから、ということも多少は影響していますが、一番の原因は肌に直接身につけている衣類なんですね。
というのも、これらの症状は化学繊維の衣類を身につけていると加速させることになるからです。
化学繊維は総じて速乾性(早く乾く特性)は優れています。
一方で、繊維自体が吸収する水分の量が極めて少ないんですね。
繊維自体が含む水分の量は「公定水分率」というもので表されるのですが、これらを低い順に並べると以下のようになります。
ポリエステル 0.4%
アクリル 2.0%
ナイロン 4.5%
コットン 8.5%
レーヨン 11.0%
シルク 11.0%
麻 12.0%
ウール 15.0%
ぱっと見ただけでも、化学繊維がめちゃめちゃ水分量が少ないのがわかると思います。
世界中で最も生産量が多いポリエステルと、ベーシックで肌着にも多いコットンの公定水分率は何と21倍です!
さらにポリエステルとウールでは38倍!!
これを知らずに、化学繊維の肌着をずっと身につけていると、肌は乾燥し、どんどん水分を奪われてしまいます。そして、その症状が悪化すると僕が昔体感したような状態になるんですね。
一方で、コットンやシルク、麻、ウールなどは繊維中に含む水分量がとても多い。
なので、自動的に肌を保湿し乾燥を防ぐので、これらの症状はほとんど出なくなります。
実際に、僕はもう随分前から肌着はすべて綿100%に変えているので、すこぶる調子がいいです♪
もちろん、これは首に巻くストールも全く同じです。
特に首は顔の半分ほどしか皮膚の厚さがありません。
また、手や足の角質層が約0.4mmから0.6mmあるのに対して、首はその3分の1程度と言われています。
なので、より外部からの刺激に対して敏感な部分なんですね。
(これは感覚でもなんとなくわかりますよね)
歳を重ねると、首を冷やすと体調が悪くなる・・・
というお客さんも多くいらっしゃいますが、こういうときに化学繊維のストールを身につけてしまうと逆効果になってしまいます。
なので、肌着はもちろん、ストールも天然繊維100%であることはやっぱり絶対条件かなーと考えています。
もちろん、これは乾燥や肌荒れに焦点を当てたときだけのお話なので、化学繊維のデメリットはもっともっとたくさんあります。
(そして、他の悪影響の方がより深刻です・・・それはまた別の機会に)
本の感想を書く予定が、ちょっと違う感じになってしまいましたが 笑
いずれにしても、自然と調和して生きていくということはとても大切なことですし、それが人間本来の生き方なんだろうなーと思います。
このメルマガを読んでいる方には釈迦に説法かもしれませんが^^;
それでは今日も自然の恵みに感謝して、1日元気に過ごしていきましょう!
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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