雪降りました！！

2016/11/26
writer：山崎拓
- ストール

一昨日ここ松本では初雪が降りました。

前日から、雪が降るということはお客さんから聞いていたので、知ってはいたのですが、まさかこんなにも降るとは！

朝起きると、想像以上に雪が積もっています。

前日に何も準備をしていなかった僕は朝からタイヤを交換したり、お店の雪かきをしたりで、バタバタしていました^^;

でも松本近隣にお住いのあなたは僕と同じようにバタバタした人もいるはず！
（あー！急いでタイヤ変えなきゃ！！という　笑）

長野県外の方でも場所によってはもっと大変な思いをした方もいるのではないでしょうか？

まだ雪が降っていないという方も、僕のように当日バタバタしないようにタイヤ交換などの準備は早めにしておいてくださいね！

と、いうことでこれからは雪が降ることも珍しくなくなり、連日のように雪が降ることもあると思います。

そうなると、僕の重要な仕事はお店の雪かき。

松本のお店のある場所は少し細い道ですし、日が当たりにくいので、雪を残してしまうとお客さんが来店しにくくなってしまいます。あとは幼稚園帰りの子供達もよく通るので、滑って転ばないように大通りまでの雪かきが必要になります。

これがちょっとした大仕事で雪が降ると若干気が重くなります。。。

その日も朝からお店の周りを一通りやりました。

気温はとても低かった上、かなり軽装で来てしまったので、初めは震えながら雪かきを始めました。でも３０分ほどやっていると、とても暖かくなってきます。

特にその日は首元にカシミアのストールをしていたので保温性は抜群です。途中からは軽装でも全く問題ありませんでした。

で、暖かくなってきたのでストールを外してみると・・・
・・・・

寒い！！

もちろん、分かってはいましたが、外すと一気に首元から体温が奪われます。
ストール大事だなーと改めて感じた日でした　笑

保温性の高さがポイント

これから本格的に冬になると、やっぱり暖かい素材の衣類を使いたいですよね。

そんな時に注目しておきたいのが、繊維の「保温性」という特性。

保温性で一番重要なことは熱を逃がさないためにできるだけ「熱伝導」（熱を伝える性質）を防ぐことです。繊維に比べ、空気は熱伝導率が小さいため、空気をたくさん含んだ繊維ほど熱を逃がさずあたたかくなります。

カシミアやウールがあたたかいのは織物の構造はもちろん、糸そのものの中にたくさんの空気を含んでいるからです。空気の熱伝導率が非常に小さく、外の冷たい空気を遮断してくれるんですね。

今回、僕が暖かくなってきたからカシミアストールを外した時に急に寒くなってしまったのは、冷たい空気を遮断していた壁が取り払われてしまったからなんです。

ちなみに、繊維順の熱伝導率の小さい順序は以下のようになります。
（熱伝導率が低い方が熱を逃がしにくくなります）

１.カシミア、ウール
２.シルク
３.コットン
４.ポリエステル
５.レーヨン
６.ナイロン

やはり、冬場はカシミア、ウールに敵うものはなく、シルクもかなりあたたかい素材です。そして、化学繊維は軒並み熱伝導率が高く、熱を逃がしやすくなっています。

これからの季節のファッションは感性面だけでなく機能性もとても重要になりますから、衣類を選ぶ時に保温性の高さを確認してから着用すると、より快適に冬を過ごすことができるはずです。

参考にしてみてください！

「雪降りました！！」への2件のフィードバック

匿名 2016年11月26日 6:58 午後

カシミヤのストールを巻いて雪かきですか！！オシャレすぎます～(Ｔ▽Ｔ;)
あ、でも突然の雪で寒くて大変でしたよね、雪かきお疲れさまでした。
…もし「カシミヤの目出し帽」なんてものがあれば、寒い松本の冬でも暖かく過ごせそうですね。でも怪しすぎて被れないですね（(O◇0)）(笑) ema

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2016年11月26日 10:19 午後
  
  emaさん
  
  コメントありがとうございます！
  カシミアはちょっと汗をかきそうな時も吸湿性が高いので便利なんです^^
  でも靴は長靴はいていましたから、トータル的にはぜんぜんお洒落じゃないです　笑
  
  お店の前でカシミアの目出し帽をかぶっていたらヤバイですね　笑
  
  でも暖かそうです♪
  
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。