世界を変えた男の話

2016/08/14
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

一週間ほど前、インターネットのニュースに
iPhoneが１０億台突破したという内容が載っていました。

１０億台って言われてもピンとこないかもしれませんが、
日本人の人口の１０倍近い人たちがiPhoneを持っているってことですから
凄いことですよね。

でも僕は未だにガラケーなのでこの１０億台の外の人間ですが　笑

最近ではインド人も皆スマホを片手に電車に乗っているという
ことをMotoから聞いていますし、
その広がりぶりは目を見張るものがあります。

そして、iPhoneこそ持っていない僕ですが、
実はアップルの隠れファンです。

あなたも知っていると思いますが、
アップルはiPhone以外にもiPadやiPod、Macなど
数々のヒット商品を生み出しています。

僕もパソコンはMacを使っていますし、iPadやiPodも使っています。

特にMacを使うようになってからというもの、Windowsはもう使えない！
というほどハマっていますし、これからもきっと使い続けると思います。
（Motoやノリはもちろん会社のパソコンもMacです）

そんなMacを生み出したのが、故スティーブ・ジョブズです。

彼のことは多くの人が知っていると思いますが、
彼は本当に波乱万丈の人生を歩んでいます。

自宅からスタートしたアップルは
初期のホームコンピューターAppleⅡが大ヒットし、
一気にシリコンバレーを代表する一大企業になりました。

ですが、その後自身の立ち振る舞いに問題があるとされ
自分で創設したアップルをクビになってしまいます。

その後、ルーカスフィルムを買収しピクサーを設立した後、
業績不振（当時約1000億円の赤字）になっていたアップルに再び戻り、大成功を収めました。

彼は偉大な発明家という側面が強いと思われていますが、
僕が個人的に圧倒されるのは彼の信念の強さです。

ジョブズは独裁的で完璧主義で強引な経営をすることでも有名でしたし、
部下に対する要求の水準も極めて高く、基準に満たない者に対しては
激しい罵声を浴びせ、容赦なく解雇しました。

部下は彼を恐れ、人を震え上がらせ、悲観にくれさせることから、
ジョブズとだけは一緒に働きたくない、ということでも有名でした。

日本のパソコンメーカーのことを
「海岸を埋めつくす死んだ魚」という表現をしたり、
かなり挑戦的で過激な発言をすることもありました。

でも、こういった過激な行動の裏には
彼の絶対に曲げない強い信念があるのだと思います。

生前、「世界を変える」とジョブズは繰り返し言っていたそうです。

その信念があったからこそ、
自分が設立した会社をクビになっても、
部下を何人も解雇してでも、
ライバルの多くを敵に回しても、
怯むことなく突き進み、大成功を収めることができたのだと思います。

今、世界中の人たちがiPhoneを使い、
数年前には考えられなかった便利な生活をできるようになっています。

本当にジョブズは「世界を変えた」と言えると思います。

iPhoneが１０億台突破したのを聞いて、一番喜んでいるのは
天国にいるジョブズかもしれませんね。

彼ほど、大きなことを成し遂げられる人は少ないと思いますが、
「絶対に曲げない強い信念を持つこと」
は生きていく上で大きな力になると思います。

僕も自分自身の信念について改めて考えてみようと思います。

今はお盆休みの方も多いと思います。

先祖の供養はもちろん、
ゆっくりと時間ができるこの時期に自分を省みるのも良いかもしれませんね。

PS.
ジョブズの名言で、僕が大好きな言葉があります。

『毎日を人生最後の日のように生きれば、間違いなく最高の人生を送れる』

彼は１７歳の時にこの言葉に出会い、それから毎日これを心がけてきたそうです。
こういった生き方をしていたからこそ、世界を変えることができたと思います。

簡単なことではありませんが、常に意識していきたい素晴らしい生き方ですね！

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。