ついにお別れ

2016/07/25
writer：山崎拓
- ストール

もう限界かな・・・

先日、大のお気に入りの相棒とお別れをしました。

膝の部分が破れたり、
裾が擦り切れたり
色が変色しても
そこを補修してまで使っていたほどの大のお気に入りでした。

その期間は実に１１年間。

これを履いて普段使いはもちろん、たくさんの国にも行きました。

ちょうど嫁と付き合った年に買ったので、そういう意味でもとても思い出深い品です。

初めて膝に穴が空いてしまった時はショックで数日間立ち直れなかったほど　笑

そのあと補修して使っていましたが、
同じ部分がなんども切れてしまい、
もうツギハギだらけになり、
生地も擦り切れて薄くなってきてしまい、
ついにお尻の部分も穴が開きそうになってしまったので・・・・

もう限界かな・・・
と、断腸の思いでお別れをしました　泣

それはジーンズなのですが、素材は綿100%で、
サイズも色味も、落ち感も履きごごちも、本当に素晴らしいものだったのです。

初めて膝に穴が開いてからというものずっと同じようなジーンズを探していますが、未だに同じようなものは見つからず・・・

いつもお世話になっているお店のオーナーさんにも似たようなものがあったら手に入れて欲しい、とお願いしていますが、見つからず。。。

なかなか次の出会いがないまま別れることになってしまいました。

もう中古で使ってもらえるような状態ではないので、売りには出さずに思い出として残しておこうと思っています。

当時、このジーンズを買うのに僕の中ではかなり思い切った金額を払いました。

このジーンズを買わずに安いパンツだったら２０本は買えるなー、
と若干迷ったのも事実です　笑

それでも、本当に良いものを長い間愛着を持って使いたい、
という思いがあったので、値段よりも質を選んで購入しました。

結果的に１１年間も使うことができ、たくさんの思い出もできました。
ちょっと高かったけれど本当に満足出来る買い物になりました。

そうはいっても、なかなかこのレベルの服に出会うのは難しいですが、
質よりも価格だけで判断していたらきっと一生巡り合わなかったと思います。

そして、これは僕らが扱っているストールについても同じ。

ナチュラルラウンジのストールを買ってくれた方には、数年後、できれば１０年以上経った後に、やっぱりあの時このストールを買ってよかった！
と言ってもらえるような品質のものを扱いたいと常日頃考えています。

僕の相棒をタンスにしまいながら、
これからも、より高品質な天然繊維100%のストールを追求し続けたいなー、
と改めて思いました。

PS.
そして改めてクローゼットを見たら、大のお気に入りの服たちがだんだんと年老いてきているので、危機感を感じています・・・

そろそろ新しい服を買いたいな、と思っています♪

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。