From 山崎拓
渚のスタバより、、、
彼女は少し緊張した面持ちで入ってきました。
お店の中に入るや否や、
資料がたくさん入ったバッグから名刺を取り出します。
「初めまして、よろしくお願いします!!」
名刺の出し方も何だかぎこちない 笑
・・・・
数日前、取引先の方と打ち合わせをした時のこと。
その取引先の方にはホームーページの製作運営を手伝っていただいています。
いつもお世話になっている担当者の方に加え、
その日はもう一人フレッシュな雰囲気の女性が同行していました。
話を聞くと、今年の4月に入社した新入社員の方らしいのです。
それで、緊張気味なんだなー、と納得したわけですが。
打ち合わせが始まると、
その彼女が資料を出して、先月の状況報告をしてくれました。
正直、細かい部分で突っ込みたいところはたくさんありましたが、
彼女が真剣に一生懸命説明してくれる姿を目の当たりにすると
僕は完全に聴き手に回っていました 笑
きっとまだ内容もわからない部分も多いだろうなー、
と思ったので、細かい話は置いておき
「ありがとうございます」
とだけ伝えました。
そうすると彼女は
「すいません!!」
なんて言っている。
いや、全然怒ってないから 笑
そんな彼女を見ていて、
僕も10年前、自分が新入社員だった頃を思い出しました。
彼女と同じように僕も仕事を始めた頃は、
毎日緊張し、毎日が新鮮な出来事の連続でした。
仕事をはじめたての頃は、いつも先輩の後ろにくっついて、
なんとか少しでも早く仕事を覚えようと必死にやっていたのを覚えています。
1日がすごく長く感じましたし、
仕事から帰ってくると疲れ切って寝るだけの日々が続きました。
それだけ緊張感を持って、真剣に取り組んでいたんだろうと思います。
しかし、社会人になって10年も経つと・・・・
初心は薄れていくもの
当時感じていた、新鮮な気持ちはほとんどなくなってしまいます^^;
新鮮に感じていた仕事は日常業務になり、
緊張感は慣れによって失われ、
知識や経験が増えることによって学ぶ姿勢が損なわれます。
10年前の僕は、きっとものすごい勢いで成長していたと思います。
もちろん、今の彼女はまさに毎日が成長の連続でしょう。
それはもちろん、
何も知らなかった、経験していない、ということもあると思いますが、
一番は『初心を持っているか』どうか、の違いだと思います。
誰だって何かを始めたばかり頃は、
その当時の新鮮な気持ちを一度は持っていたはずです。
他にも、
今のパートナーと出会った当時の気持ち、
結婚した時の気持ち、
今の仕事を始めた当時の気持ち・・・
こういったものは時間が経つにつれ、
薄れていったり、
忘れていったり、
歪められてしまったりします。
でもやっぱり
一番初めに感じた気持ち、
一番初めに誓ったこと、
一番初めに覚悟したこと、
というものはとっても大切だと思います。
『初心忘れるべからず』
24歳の若者からこの大切さを改めて学びました。
あなたにとって大切にしたい初心は何でしょうか?
PS.
フレッシュな彼女を見ていて、
ストール専門店を始めた頃の熱い想いをもう一度思い出させてもらいました。
フレッシュな若い子に会うっていいですね 笑
PPS.
ちなみに僕がストール専門店を始めた初心はここに綴っています。
興味がある方は見てみてください^^
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
ストールの最新記事一覧
- 2024.11.20 writer:山崎拓
- 絶妙なバランス感覚の名品ストールです♪
- 2024.11.19 writer:山崎拓
- またまた素晴らしい1枚を手にしていただきました♪
- 2024.11.17 writer:山崎拓
- ウールとは思えない肌触り!試しに一度は巻いていただきたいストールです♪
2024年 (328)
2023年 (365)
2022年 (365)
2021年 (365)
2020年 (366)
2019年 (364)
2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!