『新しい街』

2016/04/14
writer： Moto
- 買付や原産国について

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

昨日18時間かけてデリーから目的の街に到着しました。
迷子にならなくて良かった　笑
到着した街は田舎？で
街中にヤシの木があり、まるで南国の街に来たようです。

道沿いに生えている木々は見た事のないものだらけで
ヤシの木以外にもマンゴーやバナナ、レモンの木もあります。
どれも実がなり始めたばかりで旬は5月から6月だそうです。
もうちょっとで食べられたのに残念です。

そして気温ですが、昨日は最高気温が40度でした。
日本で40度を記録したら大騒ぎですよね。
めちゃくちゃ暑いです。笑
今日も41度になるそうなので
倒れない様に気をつけたいと思います。汗

さて、仕事ですが
無事目的地に辿り着き昨日から生産者に
ストールを作る工程を見せてもらっています。

今までもストールを手織機で織っている生産者を訪ねた事はありますが、
今回訪ねているこの街にも今尚たくさんの手仕事が残っていて、
生産するストールのほとんどが手織機で織られています。

ただいつもと大きく違うのは
日中は暑くて働けないので、仕事が朝と夕方から始まるという事。
昨日は街灯のない村の道を携帯電話の光で照らしながら
職人の家を訪ねました。
街灯もなく、車も通らない村はとても静かで
ただ、手織機で職人がストールを織るリズミカルな音だけが響きます。

村の中にあるほとんどの家には手織機があり
先祖代々受け継がれた機械を使って男性が細かい作業を
黙々としていました。

以前訪れたカシミールは、寒い地域なのでウールや
カシミアがメインで織られていましたが、
今来ている地域は暑い場所なので
コットンを中心に夏用のストールが多く作られています。

そして、素材だけでなくデザインも独特で
今まで見た事のないデザインを今回見る事ができています。
インドは地域事に素材やデザインが変わる話はいつもしていますが、
こうして現地を訪れ、その土地の風土や文化を感じながらストールに触れると
服装は文化だなと改めて感じます。

今回は3日間と短い滞在ですが、
親切な生産者にも出会えたし、素敵なストールもちょっとだけですが
手に入れる事ができました。
もうちょっと滞在したい気持もありますが
後ろ髪惹かれながら次の街に向いたいと思います。

しかし、この街まったくインタネーットがありません。
このメルマガが無事あなたに届けば嬉しいです。

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。