- 2025/07/10
- writer: Moto
「デリーの静寂──フマユーン廟を訪ねて」
インド・デリーから
ナマステー
Natural LoungeのMotoです。
いよいよデリーで書き溜めたブログも今朝が最後になります。
今回のインド買付ブログ、いかがでしたか?
このブログをお届けする時は、僕はすでに日本に帰っていますが、このインドの雰囲気を少しでもあなたにお伝えできていれば嬉しいです。
今回はデリーでの買付はもちろん、コルカタへの出張もしっかりと済ませることができて、今はホッとしているところです。
素敵なストールにも沢山出合いましたしね♪
今回選んだ商品は日本に届き次第ご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね♪♪
というわけで、インドからお届けする最後のブログは世界遺産でもあるデリーのフマユーン廟からお届けしたいと思います!
デリーにあるフマユーン廟は、タージ・マハルよりもずっと早く建てられたムガル建築の代表的な霊廟です。
白い大理石が印象的なタージ・マハルに対して、フマユーン廟は赤い砂岩と白のコントラストが美しく、どこか落ち着いた雰囲気があります。
人も少なく静かで、デリーの喧騒を忘れさせてくれる場所。
「タージ・マハルの原型」とも言われるこの建物には、時を越えた優雅さがありました。
まず最初の門をくぐると、すぐに雰囲気がある遺跡が現れます。

この堂々とした門構え。
思わず息をのみました。
中にはどんな景色が広がっているのだろう─そんな期待が膨らみます。
前回訪れたクトゥブ・ミナール遺跡と、どこか似た雰囲気を感じます。
実はあの時、取引先のオーナーが案内してくれて、僕がとても嬉しそうな顔をしていたそうです。
その姿を見て、「次にまたMotoが来るときは、今度はここに連れて行こう」と、今回の訪問を計画してくれていたんです。笑
普段、インドに来ても仕事ばかりで観光はほとんどしない僕にとっては、こうして案内してもらえるのは本当にありがたく、嬉しい時間でした。

遺跡群の中をどんどん進んでいくと、途中にも素晴らしい建物が次々と現れました。

こうした景色を見ると、自分がインドにいるんだと改めて実感します。
そしてついに、初めてのフマユーン廟が視界いっぱいに広がりました。
思わず立ち止まり、胸が高鳴ります。
以前、山崎と一緒に初めてタージ・マハルを見たときの、あのワクワクと緊張がよみがえってきました。

門から見えるフマユーン廟。
この景色は最高ですね。
フマユーン廟を建てたムガル帝国は、建築、織物、書、庭園など、あらゆる分野で“美”を追求しました。
カシミール織物もまた、そんなムガル皇帝たちが保護し、奨励した工芸のひとつです。
彼らの時代にも、僕らが今こうして追い求めているカシミール織物が、貴重なものとして大切にされていた。
そう思うと、目の前に広がるこの景色が、少し違って見えてくるような気がします。
どっしりと佇むフマユーン廟。
その静かな存在感に、思わず立ち尽くしてしまいました。

こうしてインドに足を運び、日本とはまるで異なる服飾・食・建築の文化に触れること。
その一つひとつが、Natural Loungeの経験を少しずつ、でも確実に積み重ねてくれているように感じます。
素晴らしいですね♪
というわけで、恒例のやつをやらせていただきます。
さて、僕はどこにいるでしょーか!?
ここでーす!ここ!ここ!

見えます?笑
ぜひ見つけてやってください。笑
今年で42歳になりますが、こんなお茶目な一面もあるんですよ。笑
そして、もちろんここに来たからにはやりますこのポーズ。
はい、ちーず♪パシャリと♪

この写真だけ見たらめちゃくちゃインドを満喫してますね。笑
おい!ちゃんと仕事しろ!と山崎の声が聞こえてきそうですが、こうした息抜きも素晴らしいストールと出合うためには必要ですから。笑
というわけで、短いようで長かった今回のインド買付。
素晴らしい職人、ストールとの出会いがありました。
全てのことに感謝して日本へ戻ります!
それでは今日も一日頑張りましょう!
ナマステー
Natural LoungeのMotoです。
いよいよデリーで書き溜めたブログも今朝が最後になります。
今回のインド買付ブログ、いかがでしたか?
このブログをお届けする時は、僕はすでに日本に帰っていますが、このインドの雰囲気を少しでもあなたにお伝えできていれば嬉しいです。
今回はデリーでの買付はもちろん、コルカタへの出張もしっかりと済ませることができて、今はホッとしているところです。
素敵なストールにも沢山出合いましたしね♪
今回選んだ商品は日本に届き次第ご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね♪♪
というわけで、インドからお届けする最後のブログは世界遺産でもあるデリーのフマユーン廟からお届けしたいと思います!
デリーにあるフマユーン廟は、タージ・マハルよりもずっと早く建てられたムガル建築の代表的な霊廟です。
白い大理石が印象的なタージ・マハルに対して、フマユーン廟は赤い砂岩と白のコントラストが美しく、どこか落ち着いた雰囲気があります。
人も少なく静かで、デリーの喧騒を忘れさせてくれる場所。
「タージ・マハルの原型」とも言われるこの建物には、時を越えた優雅さがありました。
まず最初の門をくぐると、すぐに雰囲気がある遺跡が現れます。

この堂々とした門構え。
思わず息をのみました。
中にはどんな景色が広がっているのだろう─そんな期待が膨らみます。

前回訪れたクトゥブ・ミナール遺跡と、どこか似た雰囲気を感じます。
実はあの時、取引先のオーナーが案内してくれて、僕がとても嬉しそうな顔をしていたそうです。
その姿を見て、「次にまたMotoが来るときは、今度はここに連れて行こう」と、今回の訪問を計画してくれていたんです。笑
普段、インドに来ても仕事ばかりで観光はほとんどしない僕にとっては、こうして案内してもらえるのは本当にありがたく、嬉しい時間でした。

遺跡群の中をどんどん進んでいくと、途中にも素晴らしい建物が次々と現れました。

こうした景色を見ると、自分がインドにいるんだと改めて実感します。
そしてついに、初めてのフマユーン廟が視界いっぱいに広がりました。
思わず立ち止まり、胸が高鳴ります。
以前、山崎と一緒に初めてタージ・マハルを見たときの、あのワクワクと緊張がよみがえってきました。

門から見えるフマユーン廟。
この景色は最高ですね。
フマユーン廟を建てたムガル帝国は、建築、織物、書、庭園など、あらゆる分野で“美”を追求しました。
カシミール織物もまた、そんなムガル皇帝たちが保護し、奨励した工芸のひとつです。
彼らの時代にも、僕らが今こうして追い求めているカシミール織物が、貴重なものとして大切にされていた。
そう思うと、目の前に広がるこの景色が、少し違って見えてくるような気がします。
どっしりと佇むフマユーン廟。
その静かな存在感に、思わず立ち尽くしてしまいました。

こうしてインドに足を運び、日本とはまるで異なる服飾・食・建築の文化に触れること。
その一つひとつが、Natural Loungeの経験を少しずつ、でも確実に積み重ねてくれているように感じます。
素晴らしいですね♪
というわけで、恒例のやつをやらせていただきます。
さて、僕はどこにいるでしょーか!?
ここでーす!ここ!ここ!

見えます?笑
ぜひ見つけてやってください。笑
今年で42歳になりますが、こんなお茶目な一面もあるんですよ。笑
そして、もちろんここに来たからにはやりますこのポーズ。
はい、ちーず♪パシャリと♪

この写真だけ見たらめちゃくちゃインドを満喫してますね。笑
おい!ちゃんと仕事しろ!と山崎の声が聞こえてきそうですが、こうした息抜きも素晴らしいストールと出合うためには必要ですから。笑
というわけで、短いようで長かった今回のインド買付。
素晴らしい職人、ストールとの出会いがありました。
全てのことに感謝して日本へ戻ります!
それでは今日も一日頑張りましょう!
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Profile

Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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モトさん
建物の塀の前でバンザイしてるのがモトさんかな?
素晴らしい建物ですね。インドってほんとにさまざまな文化の影響が多くまた独自の哲学も伝承してて、奥の深い国ですね。
気をつけてお帰りくださいね。楽しいお便り楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
そうです、バンザイしているのが僕です。笑
あまりに壮麗な建物に圧倒されて、思わずテンションが上がってしまいました!
インドは本当に、さまざまな文化や思想が重層的に積み重なった国で、訪れるたびに新しい発見があります。
そんな奥深さの一端でもお届けできていたら嬉しいです。
またお便り楽しみにしていてください!