またまた素晴らしい1枚を手にしていただきました♪

2024/11/19
writer： Moto
- お客さんとのエピソード
- ストール

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

今朝はまずこの緻密な刺繍が施されたカシミールストールをご覧ください。
どれも最高品質のラダック産カシミヤが使われた生地に素晴らしい刺繍が施された逸品たちです。

以前も書いたことがありますが、この1枚を買い付けた時のことは鮮明に覚えています。
生産者が奥から大切そうに出してきて、笑顔で僕の目の前に広げてくれたんです。
この深みのあるグリーンに施された刺繍はとても際立っていました。

そしてこちらはシルバーグレイベースの生地に全面に刺繍が施された逸品。
生地の色合いと刺繍糸のカラーバランスが絶妙です。
さらに大判サイズでこの刺繍のクオリティーは現地でもなかなか見つかりません。

同じカシミールストールでも生地と刺繍の色合いが変わると雰囲気が全然違います。
こちらのレアなストールはマスタードの生地に竜胆色と一斤染の糸で刺繍が施された品のあるデザイン。

10年以上現地で買い付けをしていますが、この色合いはなかなか出会うことはありません。
しかし、このストールの色合いは絶妙ですね！

いやーどれも素晴らしいそれぞれ魅力のあるストールです。
ちなみにこの3枚全て過去に僕らが買い付けをして、すでにお客さんの元へ送り出したストールなのですが、実はこの3枚は全て同じお客さんに手に取っていただいたカシミールストールになります。

特にこの3枚は地色と刺繍の色のバランスがどれも良いんですよね。
そして刺繍も最高レベル。
もう一度同じものが手に入るかと聞かれても、まず手に入らないストールたちと言えます。

そして、このストールたちを選んでくださったのは松本のお店のお客さんであるKさんです。
Kさんに初めてお店に来ていただいたのは2015年のこと。
当時はまだNatural Loungeを始めて2年の頃なので、僕らのお店の雰囲気も今とは違いました。

当時の店舗の入り口のドアは今と違って店内が見えず、普通の昭和のアパートの玄関についているドアだったんですよね。笑
今でもKさんとは当時の事を話しますが、あの入ったら最後・・・と言っていいような勇気がいるドアを開けて入店してくださったお客さんのことを僕は勝手に"強者"と呼ばせていただいています。笑

そしてそんな"強者"のKさんには当初、シルクやウールシルクのストールをご自身用はもちろんギフトとしてお選びいただいたいました。
そして何度かご来店を頂いてからまず最初にアーリ手刺繍ストールを手に取っていただき、その後はこうした特別なニードル刺繍のストールを選んでいただくようになりました。

1人でも多くの方にカシミールストールの魅力を知っていただきたい。
そう思っている僕らにとって、こうしてKさんに魅力を知っていただき、実際に手にとっていただけた事は本当に嬉しい事です。
そして何よりお店で新作のカシミールストールを眺めながらKさんのお話をするあの時間が楽しいんですよね。笑

と、こんなKさんとのエピソードがあるわけですが、先日また素晴らしいカシミールストールをKさんにお選びいただきました。
そのストールも絶妙な生地の色と繊細な刺繍が特徴の1枚です。
それがこちらです。

やはりKさんにこれまでもお選びいただいたものと同じく地色が綺麗ですね。
そしてこのストール！実はリバーシブルなんです♪

なかなか現地でも見ることのないリバーシブルのカシミールストール。
そしてポイントポイントに施された刺繍は文句のつけようのないクオリティーです。

こちら側も。

そしてこちらの面も。

可愛らしい刺繍ですね♪

アングルと巻き方を変えても素敵です。

いやーもう本当に素敵！
Kさんのコレクションにまた新たな1枚を加えていただきました。
(Kさんいつもありがとうございます)

リバーシブルの色の切り替えで変化をつけたお洒落なデザイン。
裏表の差異がない精緻な手刺繍が魅力の逸品です。

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。