- 2024/06/27
- writer: Moto
あまりの技術に鳥肌がたちました!Vol:2(動画つき)
インド・バラナシから
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
早速ですが、今朝のブログも引き続きここバラナシにある刺繍職人の工房からお届けしたいと思います。
今僕が訪問しているのは刺繍職人のサキールさんが営んでいる工房です。
サキールさんのご家族と何人かの職人さんがこの場所で最高品質の刺繍を施しています。
この写真は2枚のサリー生地に、サキールさんとその息子さんであるジュレッドさんが刺繍をしているところです。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-2.jpg)
50歳のサキールさんと、18歳のジュレッドさん。
こうして静かな工房で親子2人並んで刺繍をしている姿を見るとなんとも言えない温かな気持ちになります。
ジュレッドさんはまだまだ修行中とのことですが、父親であるサキールさんの仕事をとても誇らしげに話してくれました。
親から子へ。
インド各地でこうした貴重な手仕事が何百年も昔から代々受け継がれてきているのだと思うと、改めてインド服飾文化の魅力を感じます。
素晴らしいですね♪
さて、今日もサキールさんたちの素晴らしい手仕事をお届けしたいと思いますが、まずはNatural Loungeで既に販売している彼らが制作したストールからご紹介したいと思います。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/Introducing-a-delicate-and-beautiful-embroidered-stole-9.jpg)
前回と違うストールを載せてみましたが、このストールもサキールさんたちの手仕事なんですよね。
ホワイトベースのコットンシルク生地に施された繊細な刺繍。
手刺繍とは思えないクオリティーです。
そしてこちらが実際に同タイプのストールに刺繍を施している様子になります。
まずは木製の枠に弛むことなく張られた生地。
木製のブロックプリントで転写されたデザインがあります。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-6.jpg)
この繊細な生地にサキールさん達が刺繍をしていくのですが、彼らが使うのがこの鉤針です。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-1.jpg)
この鉤針を使って行う刺繍のことをアリワークと呼びます。
日本でもアリ刺繍と呼びますが、この細い鉤針を器用に扱いながら彼らは一枚の生地に素敵な花を描きます。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-5.jpg)
右手で鉤針を操り、そして左手で刺繍糸を扱う。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-6.jpg)
上から見ているだけでは左手の糸を扱う動きはわかりませんがその一連の動きはまさに神業。
初見では目の前で一体何が起きているのかわかりませんでした。
(ゆっくりやってもらってもわかりませんでしたが・・・苦笑)
え?
この写真とMotoの文章だけでは全然その凄さがわからない??
確かにそうですよね。笑
というわけで、今回はこの素晴らしい手仕事を動画撮影してきたのでぜひこちらから御覧ください。
まずは鉤針を扱う上目線から。
リズミカルな刺繍の心地よい音もお楽しみください。(※音量注意です)
右手の動きはもちろん、生地の下にある左手の動きがやばいです。
いかがですか?
一針一針がもっとゆっくりだと思っていたのでこの神業を見て鳥肌が立ちました。
あっという間に生地に刺繍の絵が描かれていく光景。
あのストールの刺繍がこんなにすごい技術で施されていることにただただ驚きました。。
そして次は生地の下で糸を扱っているところ。
右手と左手が全く違う動きをすること自体、素人の僕では到底理解できませんでした。
こんな素晴らしい手仕事が未だに残っているんですね。
僕もいつも通りトライさせてもらいましたが、びっくりするくらい全くできませんでした。
この映像を撮影させていただいた職人さんは42歳でしたが、彼は18歳からこの刺繍を毎日しているそうです。
そんな彼らが日々追求している技ですから、素人の僕がちょっとやそっとで出来る訳がないんですけどね。
百聞は一見に如かず。
この言葉がまさにぴったりの現代に残る美技です。
いかがでしょうか?
こうした服飾文化を実際に目にできた喜びと同時に、彼らがプライドを持って制作してくれるストールをあなたにご紹介できることの喜び。
改めてサキールさんたちに感謝です。
ぜひもう一度ゆっくり彼らの手仕事を見て頂ければ嬉しいです♪
それでは今日も1日頑張りましょう!
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
早速ですが、今朝のブログも引き続きここバラナシにある刺繍職人の工房からお届けしたいと思います。
今僕が訪問しているのは刺繍職人のサキールさんが営んでいる工房です。
サキールさんのご家族と何人かの職人さんがこの場所で最高品質の刺繍を施しています。
この写真は2枚のサリー生地に、サキールさんとその息子さんであるジュレッドさんが刺繍をしているところです。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-2.jpg)
50歳のサキールさんと、18歳のジュレッドさん。
こうして静かな工房で親子2人並んで刺繍をしている姿を見るとなんとも言えない温かな気持ちになります。
ジュレッドさんはまだまだ修行中とのことですが、父親であるサキールさんの仕事をとても誇らしげに話してくれました。
親から子へ。
インド各地でこうした貴重な手仕事が何百年も昔から代々受け継がれてきているのだと思うと、改めてインド服飾文化の魅力を感じます。
素晴らしいですね♪
さて、今日もサキールさんたちの素晴らしい手仕事をお届けしたいと思いますが、まずはNatural Loungeで既に販売している彼らが制作したストールからご紹介したいと思います。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/Introducing-a-delicate-and-beautiful-embroidered-stole-9.jpg)
前回と違うストールを載せてみましたが、このストールもサキールさんたちの手仕事なんですよね。
ホワイトベースのコットンシルク生地に施された繊細な刺繍。
手刺繍とは思えないクオリティーです。
そしてこちらが実際に同タイプのストールに刺繍を施している様子になります。
まずは木製の枠に弛むことなく張られた生地。
木製のブロックプリントで転写されたデザインがあります。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-6.jpg)
この繊細な生地にサキールさん達が刺繍をしていくのですが、彼らが使うのがこの鉤針です。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-1.jpg)
この鉤針を使って行う刺繍のことをアリワークと呼びます。
日本でもアリ刺繍と呼びますが、この細い鉤針を器用に扱いながら彼らは一枚の生地に素敵な花を描きます。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-5.jpg)
右手で鉤針を操り、そして左手で刺繍糸を扱う。
![](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/the-technology-was-so-impressive-that-it-gave-me-goosebumps-2-6.jpg)
上から見ているだけでは左手の糸を扱う動きはわかりませんがその一連の動きはまさに神業。
初見では目の前で一体何が起きているのかわかりませんでした。
(ゆっくりやってもらってもわかりませんでしたが・・・苦笑)
え?
この写真とMotoの文章だけでは全然その凄さがわからない??
確かにそうですよね。笑
というわけで、今回はこの素晴らしい手仕事を動画撮影してきたのでぜひこちらから御覧ください。
まずは鉤針を扱う上目線から。
リズミカルな刺繍の心地よい音もお楽しみください。(※音量注意です)
右手の動きはもちろん、生地の下にある左手の動きがやばいです。
いかがですか?
一針一針がもっとゆっくりだと思っていたのでこの神業を見て鳥肌が立ちました。
あっという間に生地に刺繍の絵が描かれていく光景。
あのストールの刺繍がこんなにすごい技術で施されていることにただただ驚きました。。
そして次は生地の下で糸を扱っているところ。
右手と左手が全く違う動きをすること自体、素人の僕では到底理解できませんでした。
こんな素晴らしい手仕事が未だに残っているんですね。
僕もいつも通りトライさせてもらいましたが、びっくりするくらい全くできませんでした。
この映像を撮影させていただいた職人さんは42歳でしたが、彼は18歳からこの刺繍を毎日しているそうです。
そんな彼らが日々追求している技ですから、素人の僕がちょっとやそっとで出来る訳がないんですけどね。
百聞は一見に如かず。
この言葉がまさにぴったりの現代に残る美技です。
いかがでしょうか?
こうした服飾文化を実際に目にできた喜びと同時に、彼らがプライドを持って制作してくれるストールをあなたにご紹介できることの喜び。
改めてサキールさんたちに感謝です。
ぜひもう一度ゆっくり彼らの手仕事を見て頂ければ嬉しいです♪
それでは今日も1日頑張りましょう!
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Profile
![Moto](https://naturallounge.jp/blog/wp-content/uploads/2023/09/member_img_moto.jpg)
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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2018年 (362)
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2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
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おはようございます。
遅くなりましたが、インドから無事のご帰宅、お帰りなさーい✈️
良かった良かったー😆
これぞ職人技というのでしょうね~😲
裁縫や編み物が苦手な私には、魔法のような手です(笑)
あんな速さで繊細で正確で美しい刺繍が出来あがって行くなんて素晴らしい技術力✨
美しい刺繍にもびっくりですが、なによりあの速さに更にびっくりしました💦
知らなかったを知れたことに感謝します😆
三重 近藤
三重 近藤さん
おはようございます。
今回は無事に戻ってくるとこができました!
ご心配していただきありがとうございます。
そしてこの職人さんの技についてもコメントをいただきありがとうございます。
僕も現地で最初に見た時、あまりの速さに驚きました。
こんなにすごい職人さんがNatural Loungeのストールを作ってくれているだと感動もしました。
どんな環境で作られているのか少しでも知っていただければ嬉しいです。
Moto