- 2024/06/05
- writer: 山崎拓
超絶技巧のショールを送り出しました。
先日、ある特別なショールを送り出しました。
このショールは今年入荷したばかりのものでしたが、常連さんのお眼鏡に叶い、発売して即日ご成約をいただいた一枚。
こちらのショールに関しては以前のブログでも詳しくご紹介をさせていただきましたが、僕らとしてももう全力でおすすめできる素晴らしい一枚だったので、ご紹介のコンテンツも今までにないほどかなり熱がこもってしまいました。
一方で、希少な素材と職人の技術、膨大な時間をかけて制作されている一枚だったのでお値段も高額になってしまっていて。
なので、そんなに早くご成約になるとは僕らも思ってなかったんですよね。
でも実際にはブログでご紹介させていただいた当日にご成約が決まって。
自分達もそうでしたが、他の常連さんでも予想以上に早く売り切れになってしまったことに驚いた方も多くいらっしゃったと思います。
というのも、実はこのショールは他にもチェックして購入予定を立ててくださった方が何人かいらっしゃったんです。
中にはこの日の午前中には通販サイトのカートの中に入れておいたのに、午後に確認したらsold outになってしまっていた・・・
ということをお電話でご連絡をいただいた常連さんもいらっしゃったほど。
でももちろん、このショールも一枚しかないものだったので、お客さんたちには「申し訳ありません。またこんなストールをご紹介できるよう頑張ります!」とお伝えしてきました。
なので今回手に取ってくださったお客さんはもちろん、多くの方が大注目されていた一枚でした。
そして、本当にありがたいことに今回手に取ってくださった常連さん(Hさん)がご成約時期は3月終わりだったのにも関わらず、納品は僕らの仕事が落ち着く母の日以降で大丈夫です、とおっしゃってくださったんです。
この背景には当時僕らの仕事のスケジュール(新宿マルイや母の日の前ということでバタバタしていました)だけでなく他のお客さんでもこのショールをご覧いただきたい方もいらっしゃるだろうから、という配慮をいただき、この注文から納期をかなり余裕を持って見てくださって。
実際、この期間に松本のお店にご来店された方にはこのショールを見ていただいた方もたくさんいらっしゃいますが、皆さん一様に感嘆の声をあげておられました。
さらに僕らとしてもお時間に余裕をいただけたため、最後の記念撮影も事前に時間に余裕を持ってじっくり行えましたし、ロケ撮影の時にも使わせていただき、目に焼き付けると同時に記録としてしっかりと残すことができました。
なので、Hさんから改めて納品日時のご連絡をいただいた時は出荷に関してはもちろん、気持ちの整理もできていて。
いつも手仕事のストールを送り出すときはもう2度とこのストールを見れなくなってしまうかもしれないという寂しさとお客さんに手に取っていただけたという嬉しさが混在していて、毎回複雑な感情が揺れ動きます。
その気持ちを整理するために納品前の最後の記念撮影をさせていただくようになり、こうしたことをやるようになってから何年も経ちますが、今ではもういつ嫁入りしてもいいように事前に写真をかなり撮るようにしています。
でもストールを長く使ってくださっている方はよくお分かりだと思うのですが、同じストールでもその時の環境がちょっと変わるだけでも全然違った表情を見せてくれることも少なくありません。
特に野外での撮影ではこれが顕著。
室内は比較的安定している環境ですが、自然は四季があり、曇りや雨、雪の日はもちろん、太陽光の強さも雲一つあるかないかだけでも変わってしまいますし、風の強さによってもストールが揺れ動き、また表情の変化が出てきます。
なのでいくら事前に写真を撮り溜めておいても結局何度も撮りたくなってしまって。
このストールについては特にそうで、まさに職人の技と魂の結晶のような超絶技巧で作り込まれた一枚。
見れば見るほど吸い込まれそうになる圧倒的な存在感と唯一無二の美しさが際立ちます。
今回はありがたいことに納品時期にご配慮をいただいたおかげさまでロケ写真まで撮らせていただくことができました。
そして、さらに嬉しいことに、納品後にHさんからご丁寧なメッセージをいただいたんです。
お店をご利用いただくすべてのお客さんがそうであるように、Hさんも本当に色々な想いを持ってこのストールを手に取ることを決断してくださっていることが改めて伝わってきました。
自分達にとっても最高の一枚でしたが、Hさんにとっても一生物のショールとして代々受け継いでいっていただければこれほど嬉しいことはありません。
今回このショールやHさんとのやりとりを通じて、この仕事の意味や意義、やりがいや充実感を改めて強く感じることができました。
Hさん、この度も本当にありがとうございます!
これからも一枚でも多くの素晴らしいストールを多くのお客さんに橋渡しできるよう、日々の仕事に精進していきます。
このショールは今年入荷したばかりのものでしたが、常連さんのお眼鏡に叶い、発売して即日ご成約をいただいた一枚。
こちらのショールに関しては以前のブログでも詳しくご紹介をさせていただきましたが、僕らとしてももう全力でおすすめできる素晴らしい一枚だったので、ご紹介のコンテンツも今までにないほどかなり熱がこもってしまいました。
一方で、希少な素材と職人の技術、膨大な時間をかけて制作されている一枚だったのでお値段も高額になってしまっていて。
なので、そんなに早くご成約になるとは僕らも思ってなかったんですよね。
でも実際にはブログでご紹介させていただいた当日にご成約が決まって。
自分達もそうでしたが、他の常連さんでも予想以上に早く売り切れになってしまったことに驚いた方も多くいらっしゃったと思います。
というのも、実はこのショールは他にもチェックして購入予定を立ててくださった方が何人かいらっしゃったんです。
中にはこの日の午前中には通販サイトのカートの中に入れておいたのに、午後に確認したらsold outになってしまっていた・・・
ということをお電話でご連絡をいただいた常連さんもいらっしゃったほど。
でももちろん、このショールも一枚しかないものだったので、お客さんたちには「申し訳ありません。またこんなストールをご紹介できるよう頑張ります!」とお伝えしてきました。
なので今回手に取ってくださったお客さんはもちろん、多くの方が大注目されていた一枚でした。
そして、本当にありがたいことに今回手に取ってくださった常連さん(Hさん)がご成約時期は3月終わりだったのにも関わらず、納品は僕らの仕事が落ち着く母の日以降で大丈夫です、とおっしゃってくださったんです。
この背景には当時僕らの仕事のスケジュール(新宿マルイや母の日の前ということでバタバタしていました)だけでなく他のお客さんでもこのショールをご覧いただきたい方もいらっしゃるだろうから、という配慮をいただき、この注文から納期をかなり余裕を持って見てくださって。
実際、この期間に松本のお店にご来店された方にはこのショールを見ていただいた方もたくさんいらっしゃいますが、皆さん一様に感嘆の声をあげておられました。
さらに僕らとしてもお時間に余裕をいただけたため、最後の記念撮影も事前に時間に余裕を持ってじっくり行えましたし、ロケ撮影の時にも使わせていただき、目に焼き付けると同時に記録としてしっかりと残すことができました。
なので、Hさんから改めて納品日時のご連絡をいただいた時は出荷に関してはもちろん、気持ちの整理もできていて。
いつも手仕事のストールを送り出すときはもう2度とこのストールを見れなくなってしまうかもしれないという寂しさとお客さんに手に取っていただけたという嬉しさが混在していて、毎回複雑な感情が揺れ動きます。
その気持ちを整理するために納品前の最後の記念撮影をさせていただくようになり、こうしたことをやるようになってから何年も経ちますが、今ではもういつ嫁入りしてもいいように事前に写真をかなり撮るようにしています。
でもストールを長く使ってくださっている方はよくお分かりだと思うのですが、同じストールでもその時の環境がちょっと変わるだけでも全然違った表情を見せてくれることも少なくありません。
特に野外での撮影ではこれが顕著。
室内は比較的安定している環境ですが、自然は四季があり、曇りや雨、雪の日はもちろん、太陽光の強さも雲一つあるかないかだけでも変わってしまいますし、風の強さによってもストールが揺れ動き、また表情の変化が出てきます。
なのでいくら事前に写真を撮り溜めておいても結局何度も撮りたくなってしまって。
このストールについては特にそうで、まさに職人の技と魂の結晶のような超絶技巧で作り込まれた一枚。
見れば見るほど吸い込まれそうになる圧倒的な存在感と唯一無二の美しさが際立ちます。
今回はありがたいことに納品時期にご配慮をいただいたおかげさまでロケ写真まで撮らせていただくことができました。
そして、さらに嬉しいことに、納品後にHさんからご丁寧なメッセージをいただいたんです。
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ナチュラルラウンジ 山崎様 MOTO様
こんばんは。夜分遅くに失礼致します。
Hでございます。
何時も大変良くして頂き有難うございます。
カラム・カーリのショール、本日無事届きました。
開封し広げた瞬間、思わず手を合わせました。(合掌)
ようこそお越し下さいましたです。
その超絶技巧に言葉が見付からず、とりあえず本当に我が家で宜しいのですかと心の中で呟いてみました。
頭の中には沢山の言葉が浮かんだはずなのに、表出困難でございます。
ただただ、魂が引き込まれています。
ふと思いました。
このショールを橋渡しして下さったナチュラルラウンジさんは松本市が本拠地のお店。松本市は主人が産まれた場所。
そして両親が健在な頃、とても御世話になり、大好きだったお宿が在る場所。
考え週ぎかもしれませんが何だか不思議な御縁を感じずにはおれません。
人生の後半で、あれ程欲しいと思っていたニードル刺繍のストール(ショール)を沢山揃えていらっしゃるナチュラルラウンジさんに出会えた嬉しさ。
言葉で表現しきれない気持ちで一杯です。
これからも宜しくお願い致します。
明日の午後はMOTOさんの御出発予定。セントレア空港にいらっしゃる頃「いってらっしゃいませ。」と手を振らさせて頂きます。
そろそろ梅雨入りかと。
お二人、呉々もご慈愛なさいます様お祈り申し上げます。
感謝と喜びの限りを込めて。
H
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お店をご利用いただくすべてのお客さんがそうであるように、Hさんも本当に色々な想いを持ってこのストールを手に取ることを決断してくださっていることが改めて伝わってきました。
自分達にとっても最高の一枚でしたが、Hさんにとっても一生物のショールとして代々受け継いでいっていただければこれほど嬉しいことはありません。
今回このショールやHさんとのやりとりを通じて、この仕事の意味や意義、やりがいや充実感を改めて強く感じることができました。
Hさん、この度も本当にありがとうございます!
これからも一枚でも多くの素晴らしいストールを多くのお客さんに橋渡しできるよう、日々の仕事に精進していきます。
コメント
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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素晴らしい方のもとへお嫁に行かれたので本当に安心ですね。
そしてずっと美しく大切にされるでしょうショールも幸せです。
Motoさんが見つけ買付け山崎さんが大切に販売してくれているショールやストールたちは皆さんの笑顔の下生き生きと映えているのですから、どのストールたちも超幸せですね✨NY
NYさん
コメントありがとうございます!
はい!今回手に取ってくださった方も今まで何度もお店を利用してくださっている常連さんですし、手仕事のストールやショールが大好きな方なのできっとさまざまな用途でご活用いただけると思っています。
おかげさまで僕らも安心して送り出すことができました😊
おっしゃる通りでストールにとっても大切に使ってくださる方の元に行けるのが一番幸せなことですよね。
またいつかお客さんと共にストールとの再会ができる日を楽しみに日々の仕事に精進していきます!
山崎