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『10年経って』




おはようございます。


昨日33回目の誕生日を迎え、
家族や友人を始め、お客さんやお知り合いなど
多くの方にお祝いのメッセージをいただきました。



ありがとうございます。



子供の頃は
誕生日を迎えるとケーキと誕生日プレゼントがもらえることが
とても楽しみで、早く誕生日が来ないかな〜と考えていました。



この歳になるといつの間にか誕生日が来てしまい、
正直、今年も直前まで自分の誕生日のことなんか忘れていました^^;




それでも周りの人が自分の誕生日を覚えていてくれて祝ってくれる。
本当にありがたいです。




僕の場合は、年々物欲が減ってきているので
こういったメッセージが一番嬉しかったりします。




これを励みに今日からまた頑張っていこうと思います^^





さて、
昨日Motoのメルマガで僕らが出会った頃や
前職でのエピソードの話がありました。




出会ったのは23歳で今33歳なので
もう10年経ったわけですが出会ってからのことは
今でもハッキリ覚えています。




Motoの第一印象は、




なんかチャラい奴だな
働く理由が金って、どんだけ冷めてるんだ・・・
頭悪そうな奴だな〜






向こうも僕のことを嫌な奴だと思っていたように
僕も嫌な奴だと思っていました 笑




そして一年目の途中でノリが入社してきました。





彼の印象は、
めちゃめちゃ仕事できそうだな〜
男前だし、面白いし、いい人そうだ!
Motoとは違って真面目そう





そんな第一印象でした。





実際、
当時はノリとはミスチルが共通の趣味だったりしたので
プライベートも行動を共にすることが多く
当時から仲が良かったですが、
ケツメイシを聞いていたMotoとはほとんど遊びませんでした 笑





こうしてみるとMotoとは全然仲良くないですね 笑






Motoが僕を信頼してくれたエピソードを話してくれましたが
僕はまた違ったところを見て、彼を信頼するようになりました。





彼は3年目までは
自分の技術や感覚で勝負する仕事をしていました。
嫌な奴でしたが、彼の仕事は本当に素晴らしかったです。




当時の僕はそんな彼の姿を見て嫉妬心すら覚えてものです。




でも入社して3年が過ぎた頃、会社の事情で急遽
所属部署が変更になったのです。




その移動後の部署では今までの技術や感覚・感性の仕事ではなく
データに基づいたロジカルな思考が求められ、
全てが数字で管理されるような環境でした。





彼は今でもそうですが、数字や機械、データというものが超苦手なのです 笑




そんな超苦手な分野に会社都合でいきなり放り込まれたので大変です。
しかもそこの先輩や上司は会社の中でもトップクラスに仕事ができる人たち。
相手に要求するレベルも非常に高いのです。



さらにMotoは期待されて部署移動していたので
そんな期待をかけていた先輩や上司はMotoの仕事を見て
期待していた分、実際の仕事とのギャップに驚きます。

それが怒りの感情になり、Motoにそれを思いっきりぶつけます。





「テメーそんなこともできねーのか!」
「ホント使えねーな!」
「もう辞めちまえ!!!」





朝から晩まで毎日毎日この繰り返し。
できて当たり前だと思っているので
怒られることはあっても褒められることはありません。




仕事のモチベーションも下がり
日に日に精神的に追い詰められていきました。





想像してみてください。





自分は前の職場では3年間働き、
それなりに仕事もできるようになり、かなり自信も付いてきた。

でも環境が変わった途端に全く仕事ができなくなってしまった。

この分野は自分は苦手だということはよく分かっている。

でも会社員としてやらないわけにもいかないから頑張ろうと努力する。

そんな努力は全く認められず、出ない結果に対して毎日罵声を浴びせられる・・・

完全に自信を無くし、自分は本当にダメな人間なんじゃないか?
そんなことすら思う。

もう疲れた・・・、辞めようかな・・・。




あなたがもしこんな環境になったらどうしますか?





普通はこんな状況になったら、
精神的に参って鬱になってしまったり
鬱にまでならなくても仕事を辞めたいと思うはずです。



実際にその職場では入れ替わりが早く、
実際に鬱になってしまう人もいましたし、
若手でもベテランでも辞めていく人も少なくはありませんでした。




でも、彼は違いました。




逆に自分が苦手な分、人よりも努力しなければいけないと考え、
朝誰よりも早く出社し、夜遅くまで残って仕事をしました。





毎日毎日愚直に地味な努力を続けました。





厳しい上司や先輩もそんな彼の姿を見て、
徐々に彼のことを認めていくようになりました。





最終的には、マイナスの状態を克服し
その分野においても十分成果を出せる人財になっていました。





そんな姿を見ていて思ったのです。





こいつはどんなしんどい状況になっても決して逃げない人間だと。





人は誰でも調子が良い時はなんら問題はなく順調に進んでいけます。
でも厳しい状況に置かれたり、追い詰められた時、
そういう時に本当の姿が見えるものです。




そういう時に早々に諦めてしまうのか?
精神的に参ってしまうのか?
しんどいことを長期間続けられるか?




これって仕事だけでなく人生において
最も大切な資質の一つだと思います。





人生良いこともあれば悪いことも起こります。
時にはもうダメだ!
という状況に追い込まれることも少なくありません。




そんなきつい状況でも踏ん張ることができるか?




彼にはその力があると感じました。





それが彼をこの仕事に誘った理由の一つです。





こうやってみると本当に人生は何が起こるか分かりませんね。
昔は決して仲良くなかったですから 笑




あまり知らない方にも
ナチュラルラウンジのバイヤーMotoという人がどんな人間か、
少しでも伝わったら嬉しいです。





まあ、今日の話をまとめると、
「人間初対面だけでは分からない」
ということですね 笑







PS.
ちなみにノリはいつもなんらかの誕生日プレゼントをくれますが
Motoにはもらったことがありません。




あれっ?やっぱ嫌な奴か!? 笑







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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2015.09.30

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