『便利な世の中、でも・・・』

2015/08/27
writer： Moto
- ナチュラルライフ

インド、デリーより

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

先日You tubeを見ていたら
通販サイト ” amazon “ のインド版CMが流れていました。

日本ではお馴染みの通販サイトですが
インドでも同じ様にサービスが展開されています。
実際に僕がインドでamazonを利用した訳ではありませんが
利用した事がある人の話では
日本と同様にしっかり商品が手元に届いたそうです。

いやそれ当たり前の事でしょ！
と思うかもしれませんが、
インド国内の物流はまだ日本のように整備されているわけではないので
しっかり家に届くという事が
利用した事がない僕のような人間にとっては少し驚きです。

こんな話を聞くと、
インドと言えばタージマハルにガンジス川で沐浴
と思っていた数年前の僕のイメージと
現在のインドの姿にギャップがあるのだと感じさせられます。
遅れていますね。笑

インドは広いので、地方では未だに理解出来ないような
習慣が残っていたりもしますが
「ガンダーラ」や「深夜特急」の世界が今も残っている一方で
進んでいる部分もたくさんあるのだとインドにいると感じる事が出来ます。

それは、服装も同じです。
年配の人達や地方出身者が伝統衣装のサリーを着ているのはよく見かけますが
デリー市内の地下鉄に乗るとほとんどの若者が洋服を着ています。

以前も書きましたが、
インドにもH&MやZARA といった日本でもお馴染みの
ファストファッションブランドが進出しています。
若い世代はどうしても、インドの伝統的な服よりは
こちらの方に興味があるようです。

ただ、個人的な意見としては
世界中、どの人でも手に入れられる服も
今の時代の流れかなと思いますが、
インド特有のお洒落文化は残っていって欲しいと思います。

インターネットの普及で、
どんどん世界が身近になっていく中で

それぞれが元々持っているオリジナルの文化と
新しい流れがバランスよく融合して行けば一番良いですけどね。

世界中皆が同じ服を着ている時代が来ると思うと
なんだかなーと思います。

便利になっていく中で失われるものもある。
きっと気付いてないだけで
そういうものってたくさんあると思います。

先祖代々続いた伝統も
僕達が、はい止めました！
であっさり終わらせる事もできるし、
それを簡単に忘れてしまうことも僕達は出来てしまいます。
でも一度、変えてしまうと元に戻す事ってなかなか難しい。

何が必要で、何が必要でないか。
自分自身の考えを持つ事って大切だなと思います。

さて、僕は今から取引先がある街へ
長距離列車に乗って移動します。
これから先ずっと一緒にビジネスパートナーとして
やっていきたいと考えている社長さんなので
今回も何かオモシロイ話ができればと期待しています。

それでは今日も一日頑張りましょう！！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。