『考える人』

2015/07/30
writer： Moto
- ナチュラルライフ

インド、デリーより

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

「考える」

これは僕が最も苦手な事の一つです。笑
今までの僕の人生を振り返ると
9：１の割合で感覚で生きてきたなと思います。

早速 “ 思います ” と書いていますが
“ 考える “ というのは分析する事で
“ 思う ” というのはどちらかと言うと情的、感覚的な意味合いがあります。

例えば
アメリカに留学しようと考えている。というのと
アメリカに留学しようと思っている。
の2つを比べると
前者の方がより具体的で、
様々な方法も含めて計画している意味合いが強くなります。
思うは、漠然と希望を言っているような感じがしますよね。

朝からちょっと面倒くさい感じになっていますが
何でこの話をしているかというと
僕がインドで買付を始めて3年。
この3年間で最も身を持って痛感しているのが
考えることの大切さです。

例えば、インドに旅行に来てストールを一枚購入するのであれば
特に考えずに感覚だけで、購入する店、人、そしてストールを
選べばいいと思いますが
継続してストールを購入し続けて行く事になると、そうはいきません。

文化の違う国、そしてバックグラウンドが全く異なる人達と
継続して付き合って行くためには、
相手の事をより深く知って、学んで、
そこから考えて、計画を立てなければ安定しないんですね。
と書きながら、これは日本でも同じですね。

運も実力のうち
なんて言葉もありますが
100回同じ事をして、100回全てを運だけで成功することなんて
到底不可能です。

じゃあ100回成功させるためにはどうすれば良いのか。
それは繰り返しになりますが
学んで、考えて、そして計画して実践する。
それが時間はかかるけれど確実な方法です。

僕は冒頭でもお話ししたように
どちらかというと感覚で判断することが多いです。
インドに来た最初の頃もずっと感覚に頼っていて
今思えば運が良かったと思う事もたくさんあります。

それが3年目になり、実力が試される場面が増えてきました。
取引先とも何度も顔を合わせていると
僕も相手の事が分かってきますが、それは相手にも同じ事が言えます。
お互いに認め合って、より良い関係を築いて行くためにも
一つステップアップするタイミングが来ていると思います。

感覚から考えて行動するへ。

当たり前の事かもしれませんが、
本や人から聞いた言葉以上に自分の体験がこの重要性を教えてくれました。
継続、安定、そして自己成長のためにも
考えることを習慣にしていきたいと思います。

先ずは　9 : 1 が 8 : 2　になるように！

それでは今日も一日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。