何年やっていても毎度試行錯誤です。汗

2023/05/23
writer： Moto
- ストール巻き方
- ナチュラルライフ

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

少し前に商品写真についてブログを書きましたが覚えていますか？
その道のプロに僕らの商品写真について評価してもらった話です。

これがそのブログになります。
"ドキドキ。プロの評価は！？"

そのブログにも書きましたが、僕らはオープン当時から独学で商品撮影をしてきました。
なので、プロの方が見てどういう感想を持つのかは興味があったんですよね。

そんな中で客観的に見て下された評価はというと・・・。
"なかなか良い"という高評価だったんですよね。

あんまり自分で言うと胡散んくさいですが、笑
当初、技術的な面など結構指摘されるのではと思っていたので、それは良い意味で予想外の評価でした。

ただその際、誰が撮影しても同じクオリティーの写真にするには？
という部分に関しては指摘？を受けたんですよね。

というのも、今は山崎と二人で商品準備をしていますが、今後担当者が変わった場合に同じ品質の写真が撮影できるのかという話でした。
そこはプロの業者さんなので、うちの機材を使えれば誰でも同じレベルの写真が撮れますよ♪という話だったんですが、話をしていく中でその業者さんの機材を使っても同じにならないものが一つあったんですよね。

それは巻き方の整い方です。

きっと形が既に決まっている置物のような製品に関しては、その機材を使えば誰でも同じクオリティーのものが撮影できるかもしれません。
ただ、ストールのように自由自在に形を変えることができるものはなかなかそうはいかないんですよね。

それに関しては百戦錬磨の業者さんも、
「うーん。それは練習して身につけていただく以外どうしようもないです。苦笑」
と言っていましたが、結局ストールやスカーフを扱う業者にとっては写真の質はもちろんですが、その被写体の準備自体が写真のクオリティーに大きく左右するという話になりました。

確かにそれはそうですよね。
同じストールを巻いても人によって巻き方が違ったり、巻き方が同じでも見え方が全然違ったり。
こればかりはそのストールの魅力を引き出す巻き方を身につけるしかありません。
（センスがある人はすぐにできるかもしれませんが）

ただそんな話を先日業者さんとしてからは、誰にでも簡単に綺麗に撮影できる方法がないかと意識して商品撮影をするようになりました。
そして昨日、新作イタリアストールの撮影をしたんです。
小さめサイズの正方形ストール。
これなら比較的簡単に誰でも形が作りやすいのでは・・・・とスタートした結果。
（比較的早くイメージ通りの巻き方ができると思っていたものの）

ひどい。苦笑
イメージではもっと綺麗に巻けるはずだったのに。
シルクのツルッとした質感が撮影時には悪さをするんですよね。
そして苦戦しながら次にできた形がこちら。

なんとなく形になってきましたかね。
ただもうちょっと両サイドを長く伸ばしたいと意識して巻き直してみた結果がこちら。

長すぎ？
バランス難しいですね！苦笑

そして苦戦すること20分。
何度巻き直したかわかりませんが、最終的に商品写真に決定したのがこちらです。

いかがですか？
こうした正方形ストールはいつもこの形で撮影していますが、これまで何度もやっているのになかなか苦戦するんですよね。苦笑

限られた時間の中でいかに整えるかというのは本当に何年やっていても課題です。
そのストールが持つ魅力を最大限に引き出すことのできる巻き方や、表情の出し方はどれかな？

この答えはまだまだ見つからなそうです。
何百種類とあるNatural Loungeのストールたち。
あまり整っていない形のものがあれば、それはこんな感じで苦戦したストールかもしれません。笑

それでは今日も一日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。