『ストール選びのコツ：色の濁り編』

2015/07/21
writer：山崎拓
- ストールファッション

前回のメルマガで色の明るさによる
メリット・デメリットについてお話ししました。

前回の記事はこちら

とはいえ、色の明るさだけでは
まだ選びきれない方もいるかもしれません。

今日は色の明るさに加え、
『色の濁り感』によるプラスとマイナス効果についてお話しします。
ストールを始め、そのほか衣類選びに活かしていただければと思います。

あなたは色を見るときにどこが一番気になりますか？

このメルマガを読んでいただいている方の多くが
色の明るさだと答えるのではないでしょうか？

一般的にも色の濁り感を意識することはあまりありませんが
この濁り感もかなり顔色、顔映りに影響します。

特にストールの場合はこの濁り感も印象や
肌の質感に大きく影響を与えます。

そもそも濁り感のある色とはどんなものかというと・・・・

『濁りのある色』とは、色彩ではグレーが混ざった色のことです。
また多くの色が混ざり合うほど色は濁ります。

濁りのない透明感のある色は、肌にも透明感を与えて、
肌の質感にツヤを与えます。

逆に濁りのある色は、肌にも濁り感を与えて、
肌の質感をマットに感じさせます。

それでは具体的に色の濁り感が顔まわりや
肌に与えるプラスとマイナスの効果を見ていきましょう。

濁りのある色

肌をなめらかに、ソフトな印象に見せたいときにオススメの色
（ダークネイビー、カーキ、オールドローズなど）

濁りのある色の良い効果としては、
・肌がマットできめ細やかに見えるようになります
・肌のてかりを抑えソフトな印象に見えます
・シックで上品な印象になります
・顔をソフトにぼかす効果があり優しい印象になります

濁りのある色の悪い効果としては、
・顔色が濁って肌がくすみます
・肌がマットになって不健康に見えます
・輪郭や印象がぼやけ、たるんで見えます
・老けて見えます
・地味に見えます
・顔の印象がぼやけ存在感がなくなります

濁りのない色

肌をつややかに透明感を出したいときにオススメの色
（原色のピンク、ライトグリーン、ブルーなど）

濁りのない色の良い効果としては、
・肌に透明感が出ます
・肌にツヤ感が出ます
・肌のくすみ感を消す効果があります
・顔の周りがすっきりクリアになり、いきいきとした印象になります
・目元がクリアな印象になり、瞳の輝きも増します

濁りのない色の悪い効果としては、
・顔に緊張感が出て硬い印象になります
・シワやシミなどのダメージが目立ちます
・肌につやが出すぎてテカリを感じます
・若作りに見えます
・服と顔の色が調和しない場合、安っぽい印象になります

いかがでしょうか？

色の明るさと同じで
どちらも良い面と悪い面があります。

さらに濁りのある色には
明るい色、暗い色までいろいろとあります。

濁りのある色でも明るい色は、顔色を明るくする効果がありますし
濁りのない色でも暗い色は、顔を暗く引き締める効果があります。

こういったときに大切になってくるのが
そもそもあなたに似合う色か？（パーソナルカラー）
他の服とのバランスが良いか？
ということになってきます。

こういった総合的な観点で見れるようになるためにも
個々の色の効果を知っておくことは大切だと思います。

ぜひ参考にしてみてください^^

PS.
色に関するテーマはまだまだたくさんあります。
次回以降は「色の鮮やかさ」についてのお話をしようと思います。

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。