"思い出があるお店" | ストール専門店ナチュラルラウンジ

”思い出があるお店”

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

先日の僕のブログ、そして昨日の山崎のブログもご覧いただいたと思いますが、
地元の思い入れのある商業施設の閉店が決まりました。

"思い出があるお店"の閉店。
やはり正直な気持ちとしてはまずは寂しいという気持ちがあります。
ただ一方でここ数年そのお店に定期的に行っていたかというと、実際に最近足を運んだことはほとんどなかったんですよね。

寂しいと言いながら、でも実際のところお店には足を運んでいない。
最近店の規模に限らず何度かこういう経験をしています。

ここ10年はオンラインショップの普及もあって、ネットでワンクリックで購入する形になってきてしまいました。
特に僕ら地方の人間にとってみると、地元のお店ではなかなか販売していないような商品もネットで簡単に買えるようになったのは大きなことなんですよね。

これまで地元のお店で購入していた分を、インターネットのお店で購入する。
消費者としては選択肢が増えて嬉しいことですが、地元で商売をしてきたお店からするとなかなか難しい環境になっているのだと思います。

しかもオンラインショップは色々なお店を比較できちゃうんですよね。
色々なサイトを比較して価格を踏まえて条件の良いオンラインショップで買い物ができる。
そんな背景もあり、僕自身最近はインターネットショッピングが当たり前になってきている訳ですが、一方で最近気づき始めた事もあります。

それが今日のタイトルにある”思い出があるお店”という部分です。

これだけだと、どういうこと？？
と思うと思いますが、僕自身ここ数年インターネットで購入したほとんどのお店に関してあまり思い出も思い入れもないんですよね。
正直価格が安かったから、納期が早かったから。
そんな理由でお店を決めたことが本当に多いんです。

というか、お店の名前すら覚えていないことがほとんどかもしれません。
実店舗だとそこへ行くまでの道中の記憶や、お店の雰囲気から店員さんの印象、自分の五感で感じた色々なことが購入品にプラスアルファされるんですよね。
だから購入したものに対して思い入れがある。

僕も以前山崎と東京出張した際に一緒に服屋へ行って購入したことがありましたが、その時買ったパンツはやっぱりオンラインショップで購入したものより思い入れがあるんですよね。
インターネットの普及で便利になった反面、こうした体験が本当に減ってきました。

思い出のあるお店が存在すること自体が貴重な、そんな時代に今後なっていくのかなと思います。
なんだかそれはそれで寂しい気がしますよね。

そう思うと昭和人間の僕としてはやはり、昭和の良いところと平成、令和の良いところが混ざったお店が理想です。
それはすなわち、インターネットショップなのに人間臭い。
人間臭いって表現はアパレルショップとしてNGですね。笑

そうだな。
温かみがあるっていう表現が良いですかね。笑

きっと、世の中のオンラインショップでこの3つを押さえているお店はなかなかないと思うんです。
お客さんに商品を気に入ってもらうことはもちろんですが、

1,お店の名前を覚えてもらう
2,お店の雰囲気、スタッフの人間性も知ってもらう
3,スタッフの名前を覚えてもらう

これが理想なんですよね。
オンラインショップなのに思い出に残る。
そんなお店づくりを目指しているし、あなたにとってNatural Loungeがそういうお店であればと思います。

名付けて、「実店舗とオンラインショップの中間のお店ストール専門店Natural Lounge」

うん。長い上によくわかりませんね。笑
あなたの感覚の部分でそんなお店でありたいと思います。

それでは今日も一日頑張りましょう！

「”思い出があるお店”」への2件のフィードバック

匿名 2023年3月7日 1:04 午後

先日初めてストールを購入させていただきましたiです。ストール手元に届き、嬉しくてお手紙も送らせていただいちゃいました(笑)←宛名は山崎様で送らせていただいています🌸🙏✨
今回のお話、本当に実感で、オンラインなのに店舗にあるような温かみを感じさせていただいています。顔の見える、心の交流があるような感じの🌸
Motoさんのブログ、インドのお話などもこれからも楽しみにしてます。(文章やユーモアの感じがまたいい感じで～🌈)

返信 ↓
1. naturallounge.jp 2023年3月8日 10:32 午後
  
  iさんコメントありがとうございます。
  そして、僕らのお店に対してそう感じていただけて嬉しいです。
  オンラインショップは相手の顔も見えず、欲しいものをサラッと購入できるところも長所ですし、
  一方人の温かさを感じられないという短所もありますよね。
  長所は短所じゃないですが、どちらの良い部分を取り入れながらやっていければと思います♪
  そしてユーモアがあるなんて言っていただけて嬉しいです。笑
  そういうコメント、大歓迎ですー( ´ ▽ ` )ﾉ
  Moto
  
  返信 ↓

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。