- 2021/12/19
- writer: 山崎拓
これ、五指の指に入る本です!
先日のMotoのメルマガでもありましたが、彼が38歳の誕生日を迎えました。
相方の誕生日ということで僕も毎年プレゼントを用意しているのですが、毎回何をあげようか結構考えるんですよね。
ちなみに、去年は僕が大好きなMr.Childrenの最新アルバムが発売したばかりだったので、忘年会で一緒に歌を歌えるようにそのアルバムをプレゼントしました 笑
そして、一昨年は、これまた僕だ大好きな本の中からMotoに役立ちそうなものを一冊選んで贈りました。
その前の誕生日にはちょうどその年に自転車通勤が多くなっていたのでサドル痛を防ぐためにお尻パッドとプレゼントしたんです 笑
どれもその時々では自分の中でベストかなー?と思ったものをあげているつもりではあります。
Motoのその時々の反応はまちまちですけどね 笑
なんとなく去年のミスチルのアルバムが一番喜んでいたような気がします 笑
そんな感じだったので、今年もミスチルのアルバムとかシングルが出ればそれをあげようかなーなんて思っていたのですが、そんなタイミングよくCDをリリースしてくれるはずもなく。
そうなると、どうしようかなーと色々考えてしまいます。
Motoはこのメルマガでもちょいちょい話をしていますが、趣味は山菜採り。
今年から釣りも始めたそう。
なので、こうしたアクティビティーをするときに役立つ道具なんかもいいかなーなんて思いましたが、僕はこれらの分野については全くわかりません・・・
なので、あげようと思っても選ぶことができない。
一応Googleで「登山道具 通販」とか「釣り具 通販」とかで調べてはみたのですが、マジでどれがいいのかさっぱりわからない。
しかも道具とかって好みだって人それぞれ。
こういうものを選ぶのって本当に難しいなーと思いました。
そんなことを考えていると普段ナチュラルラウンジでストールを選んでくださっている方の中にもこういう風に分からない中で選んでくださっているお客さんも多いんじゃないかなーと考えてしまいます。
ストールの選び方や選定基準などもできるだけコンテンツとして公開していますが、もっともっとこの辺の知識や情報を知っていただき、少しでも選ぶときの負担を減らせるようにしていかなければ!と思わされます。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、こんな感じだったので登山道具や釣り具もNG。
なので結局僕が得意で大好きな分野で選んだほうがいいな!ということに落ち着きました。
もちろん、それは本。
だいたい他の人にプレゼントをする場合も僕の場合は本が9割ほど。
相手が本を読むか読まないかは関係ありません 笑
ただし、今まで僕が読んできた本の中でその人それぞれに役立つであろうと思う本を選ぶようにしています。
なので、結果的には本をあまり読まない人でも呼んでくれ、良かった!と言ってもらえることは多いんですよね。
ということで、今回僕がMotoのために選んだ一冊がこちら。
「PEAK 超一流になるには才能か努力か」 著:アンダース・エリクソン
えっ?
いきなりタイトルが重い?
確かに 笑
でも、この本は以前のメルマガでも何度か取り上げたこともある素晴らしい名著!!
僕も今までにかなりたくさんの本を読んできていますが、この本はその中でも間違いなく五指の指に入る本。
初めてこの本を読んだのはもう4年以上前ですが、今だに読み返すことがありますし、何度も素晴らしい気づきを与えてもらっています。
仕事、スポーツ、勉強、教育、子育てなどあらゆることに応用でき、この考え方や技術、習慣を取得することができればこれからの人生に困ることはなくなるんじゃないか?と思うほど。
まさに一生物の知識が詰まっていると言っても過言ではありません。
えー、さすがにそれはちょっと盛りすぎじゃない?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが 笑
全然盛っていないしむしろ控え目。
僕もそうでしたが、多くの人は何かに成功した人や過去の偉人が成し遂げてきたことを見ると、きっとこの人は才能に恵まれたんだ、と思いがち。
でも、実際はそうした人たちを長年に渡って研究していくと才能<<<努力・忍耐ということがどんどん明らかになっています。
こうした超長期に渡る追跡調査や研究を30年以上継続して行っているのが著者であるアンダーズ・エリクソンです。
例えば、有名なところだとモーツァルト、タイガー・ウッズなどはまさに生まれながらの天才だと思われていますが、彼らも幼少期からものすごいトレーニングを積んでいます。(むしろ、「生まれつきの才能」を裏付ける証拠は何一つありません)
もちろん、本のタイトルにある通り、そのためには厳しく正しい訓練と長期的な忍耐力が必要になります。
なので、これを知ったからといってそれができるか?というと全然別問題。
でも、少なくとも自分には才能がないから・・・
と諦める必要はないということは知ることができますし、得意なことをもっと伸ばしたり、苦手だと思い込んんでいることを克服する助けにはなります。
何よりも人は年齢が何歳であっても正しい訓練を積めば才能に関係なくあらゆる分野でプロフェッショナルになれる、というのはとても希望が持てますよね。
そして、こうしたことを知っていると自分はもちろん、一緒に働く仲間や、年齢の若い人たち、これから未来を担う子供達への接し方も変わってくると思います。
子供の幼少期にマイナスとなるようなレッテルを貼ることもなくなるでしょうし、逆に能力を開花させる手助けができるになるかもしれません。
僕らももういい歳ですから、次の世代のことも考えていかなければいけませんからね 笑
まあ、一番の問題はこの本をMotoがちゃんと読むかどうかですけど 笑
(かなり骨太の本なのでさらっと読めるタイプの内容ではありません)
最後にこの本の中から僕が好きなエピソードを抜粋して今日のメルマガを終えたいと思います。
※書籍「PAEK」より抜粋
ーーーーーーーーーー
傑出した人々の話を聞くと、程度の差こそあれ、皆一様にこれを理解している。
彼らは認知的適応性という概念は聞いたことがないかもしれないが、自らの分野の頂点に立てたのはなんらかの遺伝的幸運に恵まれたためだ、という見解にはまず与しない。
傑出した能力を取得するために何が必要であるか、身をもって経験した彼らにはよくわかっている。
このテーマをめぐる発言で、私が特に気に入っているのはNBA(アメリカプロバスケット協会)オールスターに10回出場した、リーグ史上最高のスリーポイントシューターの名手、レイ・アレンのものだ。
何年か前、スリーポイントショートの過去最高記録を塗り替えようとしていたアレンについて、ESPNのコラムニストのジャッキー・マクマランが記事を書いた。
取材の途中でマクマランは、アレンには生まれつ持ったシュート勘がある、すなわち生まれつきスリーポイントシュートの才能に恵まれていたのだという他のバスケットボール評論家の発言について意見を求めた。
だがアレンはそれを突っぱねた。
「それについては、これまでどれだけの人と言い合いになったかもしれないよ」
とアレンはマクマランに語った。
「キミは神様に素晴らしいジャンプシュートの才能を与えられたんだ、と言われると本当に腹が立つ。
だからこう言うんだ。
『僕の毎日の努力を軽く見ないでくれ』
って。
ときどき、じゃない。
毎日だ。
僕と同じチームにいたことがある選手に、一番シュート練習をするのは誰か、聞いてみてくれ。
シアトルでもミルウォーキーでもどこでもいい。
みんな僕だと言うはずさ。
実際、アレンの高校の高校時代のコーチに話を聞く限り、当時のジャンプシュートの能力はチームメイトと比べて特別高いわけではなく、むしろ下手だった。
しかし、アレンは主体的に練習に取り組み、やがて努力とひたむきさによって、自らのジャンプシュートを生まれつき格別な才能を持ち合わせたと誰もが思うほど優雅で自然なものに磨き上げた。
アレンは自らの才能、それも本物の才能を存分に活かしたのである。
ーーーーーーーーーーー
PS.
本が気になった方はぜひ取り寄せてみてくださいね!
ご自身はもちろん、お子さんやお孫さん、自分に関わる全ての人にとって大きな価値がある一冊です♪
相方の誕生日ということで僕も毎年プレゼントを用意しているのですが、毎回何をあげようか結構考えるんですよね。
ちなみに、去年は僕が大好きなMr.Childrenの最新アルバムが発売したばかりだったので、忘年会で一緒に歌を歌えるようにそのアルバムをプレゼントしました 笑
そして、一昨年は、これまた僕だ大好きな本の中からMotoに役立ちそうなものを一冊選んで贈りました。
その前の誕生日にはちょうどその年に自転車通勤が多くなっていたのでサドル痛を防ぐためにお尻パッドとプレゼントしたんです 笑
どれもその時々では自分の中でベストかなー?と思ったものをあげているつもりではあります。
Motoのその時々の反応はまちまちですけどね 笑
なんとなく去年のミスチルのアルバムが一番喜んでいたような気がします 笑
そんな感じだったので、今年もミスチルのアルバムとかシングルが出ればそれをあげようかなーなんて思っていたのですが、そんなタイミングよくCDをリリースしてくれるはずもなく。
そうなると、どうしようかなーと色々考えてしまいます。
Motoはこのメルマガでもちょいちょい話をしていますが、趣味は山菜採り。
今年から釣りも始めたそう。
なので、こうしたアクティビティーをするときに役立つ道具なんかもいいかなーなんて思いましたが、僕はこれらの分野については全くわかりません・・・
なので、あげようと思っても選ぶことができない。
一応Googleで「登山道具 通販」とか「釣り具 通販」とかで調べてはみたのですが、マジでどれがいいのかさっぱりわからない。
しかも道具とかって好みだって人それぞれ。
こういうものを選ぶのって本当に難しいなーと思いました。
そんなことを考えていると普段ナチュラルラウンジでストールを選んでくださっている方の中にもこういう風に分からない中で選んでくださっているお客さんも多いんじゃないかなーと考えてしまいます。
ストールの選び方や選定基準などもできるだけコンテンツとして公開していますが、もっともっとこの辺の知識や情報を知っていただき、少しでも選ぶときの負担を減らせるようにしていかなければ!と思わされます。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、こんな感じだったので登山道具や釣り具もNG。
なので結局僕が得意で大好きな分野で選んだほうがいいな!ということに落ち着きました。
もちろん、それは本。
だいたい他の人にプレゼントをする場合も僕の場合は本が9割ほど。
相手が本を読むか読まないかは関係ありません 笑
ただし、今まで僕が読んできた本の中でその人それぞれに役立つであろうと思う本を選ぶようにしています。
なので、結果的には本をあまり読まない人でも呼んでくれ、良かった!と言ってもらえることは多いんですよね。
ということで、今回僕がMotoのために選んだ一冊がこちら。
「PEAK 超一流になるには才能か努力か」 著:アンダース・エリクソン
えっ?
いきなりタイトルが重い?
確かに 笑
でも、この本は以前のメルマガでも何度か取り上げたこともある素晴らしい名著!!
僕も今までにかなりたくさんの本を読んできていますが、この本はその中でも間違いなく五指の指に入る本。
初めてこの本を読んだのはもう4年以上前ですが、今だに読み返すことがありますし、何度も素晴らしい気づきを与えてもらっています。
仕事、スポーツ、勉強、教育、子育てなどあらゆることに応用でき、この考え方や技術、習慣を取得することができればこれからの人生に困ることはなくなるんじゃないか?と思うほど。
まさに一生物の知識が詰まっていると言っても過言ではありません。
えー、さすがにそれはちょっと盛りすぎじゃない?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが 笑
全然盛っていないしむしろ控え目。
僕もそうでしたが、多くの人は何かに成功した人や過去の偉人が成し遂げてきたことを見ると、きっとこの人は才能に恵まれたんだ、と思いがち。
でも、実際はそうした人たちを長年に渡って研究していくと才能<<<努力・忍耐ということがどんどん明らかになっています。
こうした超長期に渡る追跡調査や研究を30年以上継続して行っているのが著者であるアンダーズ・エリクソンです。
例えば、有名なところだとモーツァルト、タイガー・ウッズなどはまさに生まれながらの天才だと思われていますが、彼らも幼少期からものすごいトレーニングを積んでいます。(むしろ、「生まれつきの才能」を裏付ける証拠は何一つありません)
もちろん、本のタイトルにある通り、そのためには厳しく正しい訓練と長期的な忍耐力が必要になります。
なので、これを知ったからといってそれができるか?というと全然別問題。
でも、少なくとも自分には才能がないから・・・
と諦める必要はないということは知ることができますし、得意なことをもっと伸ばしたり、苦手だと思い込んんでいることを克服する助けにはなります。
何よりも人は年齢が何歳であっても正しい訓練を積めば才能に関係なくあらゆる分野でプロフェッショナルになれる、というのはとても希望が持てますよね。
そして、こうしたことを知っていると自分はもちろん、一緒に働く仲間や、年齢の若い人たち、これから未来を担う子供達への接し方も変わってくると思います。
子供の幼少期にマイナスとなるようなレッテルを貼ることもなくなるでしょうし、逆に能力を開花させる手助けができるになるかもしれません。
僕らももういい歳ですから、次の世代のことも考えていかなければいけませんからね 笑
まあ、一番の問題はこの本をMotoがちゃんと読むかどうかですけど 笑
(かなり骨太の本なのでさらっと読めるタイプの内容ではありません)
最後にこの本の中から僕が好きなエピソードを抜粋して今日のメルマガを終えたいと思います。
※書籍「PAEK」より抜粋
ーーーーーーーーーー
傑出した人々の話を聞くと、程度の差こそあれ、皆一様にこれを理解している。
彼らは認知的適応性という概念は聞いたことがないかもしれないが、自らの分野の頂点に立てたのはなんらかの遺伝的幸運に恵まれたためだ、という見解にはまず与しない。
傑出した能力を取得するために何が必要であるか、身をもって経験した彼らにはよくわかっている。
このテーマをめぐる発言で、私が特に気に入っているのはNBA(アメリカプロバスケット協会)オールスターに10回出場した、リーグ史上最高のスリーポイントシューターの名手、レイ・アレンのものだ。
何年か前、スリーポイントショートの過去最高記録を塗り替えようとしていたアレンについて、ESPNのコラムニストのジャッキー・マクマランが記事を書いた。
取材の途中でマクマランは、アレンには生まれつ持ったシュート勘がある、すなわち生まれつきスリーポイントシュートの才能に恵まれていたのだという他のバスケットボール評論家の発言について意見を求めた。
だがアレンはそれを突っぱねた。
「それについては、これまでどれだけの人と言い合いになったかもしれないよ」
とアレンはマクマランに語った。
「キミは神様に素晴らしいジャンプシュートの才能を与えられたんだ、と言われると本当に腹が立つ。
だからこう言うんだ。
『僕の毎日の努力を軽く見ないでくれ』
って。
ときどき、じゃない。
毎日だ。
僕と同じチームにいたことがある選手に、一番シュート練習をするのは誰か、聞いてみてくれ。
シアトルでもミルウォーキーでもどこでもいい。
みんな僕だと言うはずさ。
実際、アレンの高校の高校時代のコーチに話を聞く限り、当時のジャンプシュートの能力はチームメイトと比べて特別高いわけではなく、むしろ下手だった。
しかし、アレンは主体的に練習に取り組み、やがて努力とひたむきさによって、自らのジャンプシュートを生まれつき格別な才能を持ち合わせたと誰もが思うほど優雅で自然なものに磨き上げた。
アレンは自らの才能、それも本物の才能を存分に活かしたのである。
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PS.
本が気になった方はぜひ取り寄せてみてくださいね!
ご自身はもちろん、お子さんやお孫さん、自分に関わる全ての人にとって大きな価値がある一冊です♪
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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2021年 (365)
2020年 (366)
2019年 (364)
2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
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