『案内に頼りすぎない』

2015/05/17
writer： Moto
- ナチュラルライフ

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

なぜかインドの野良犬には吠えられなかったのに
日本の飼い犬には吠えられます。

不思議です。

今日の話は guide (案内) についてです。

日本で当たり前のように生活しているとなかなか気がつきませんが
外国に行くと案内の少なさに戸惑うことがよくあります。

例えばインドの電車です。
日本の電車では、車掌さんがアナウンスをしてくれるし
電車によっては掲示板で次の駅や、到着した駅を教えてくれます。

でも、インドの長距離列車はそのアナウンスがないので
土地勘がないとどこの駅に着いたか全くわかりません　笑

そのため僕は必ず周りに乗っているインド人に
何度も自分が目指している駅の名前を話して教えてもらいます。

更に驚くのが到着した駅の建物にも駅名が書いてないことがあるんです。

日本なら考えられないですよね。笑

そんな経験から日本の案内は本当に親切だと思うのですが
一方で不満な部分もあります。

それは、多すぎて反対に複雑になっている部分があるという事です。

親切心から迷わないようにしてくれているのは分かるのですが
反対に情報が多すぎて迷う事があります。

なければないで困るし、
ありすぎればありすぎただけ困る。
面倒な人間ですね　笑

ただ、道や電車だけではなくて
自分たちの身の回りには本当にたくさんの案内があります。
それは人からの助言や指導もそうです。

とくに最近はインターネットからそれを探すことが多い気がします。
そうすると情報が多すぎてどの案内を信じればいいのか迷いますよね。

こっちの人はこの道が近道だと言うし
別の人はあっちの方が近道と言う。

じゃあどれを信じて行けばいいんだ！！

と僕は思ってしまうのですが、
こんな時に僕がするのが
基本的に必要最低限の情報だけ得たら
まず自分でやってみるということです。

その結果たまに迷子にもなりますが
完全にガイドに従って行ったときよりも
その過程を色々な目線で見る事が出来るし
何よりどうやってそのゴールに辿り着いたのかを
しっかりと自分のモノにすることができます。

そして一つゴールまでのプロセスを知ると
その事以外にも応用することが出来るようになります。

簡単にゴールに辿り着ければ楽ですが
色々な事に対応できるようになるためには
やはり自分の考えでしっかりゴールに向かって行く事が大切だと思います。

あまりにも便利な世の中になり過ぎて
案内がないと不安な人も多いと思いますが
こんな時代だからこそ、
案内に振り回されたり、頼りすぎずに
自分で目的地に着く努力をする事が必要だと思います。

それでは今日も一日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。