- 2021/08/12
- writer: Moto
日本にいることにまだ慣れません。笑
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
いやーまだまだ暑い日が続きますね!
まさに夏本番。
既にお盆休みに入っている方もいると思いますが、今年もお盆休みをゆっくり満喫してこの暑い夏を乗り越えて行きましょう♪
そしてNatural Loungeはというとお盆も関係なくいつも通り絶賛営業中です。
あなたを始め全国のお客さんに毎日ストールをお届けする準備だけはできていますので引き続きよろしくお願いします。笑
ちなみにコロナ前の今の時期僕はインドへ買付に行っていました。
基本的には、1月、4月、6月、そしてこの8月と年4回実際に現地へ行き毎年買付をしてきたので、この8月に日本にいるというのは何か変な感じがします。笑
しかも8月の買付は僕にとって記憶に残る買付が多いんですよね♪
その中でも特に印象に残っているのがカシミヤ生産者を訪ねた時のこと。
僕たちが扱うカシミヤストールの原毛はインド北部のラダック地方で生産されているものですが、ラダックは標高4000m以上の日本人には考えられないような過酷な場所にあります。
そのため外部の人間が訪ねられるのは5月頃から9月までと限られます。
この時期以外でも現地へ行くことは可能ですが、冬の気温はマイナス30度以下、道路の凍結はもちろん様々な危険がありそれ相応の装備と覚悟が必要です。
もちろん8月に行くとしてもかなりの覚悟を持って行ってますよ!
自慢じゃないですが僕は3度生産者を訪ねて2回高山病にかかりましたからね。笑
写真からもわかるように森林限界をはるかに越えた場所で木も生えていません。
今となっては笑い話ですが、その時は本当に日本に帰れないかと思いました。笑
ただそれ程過酷な場所で生産者はカシミヤ山羊と共に遊牧しながらエサを求め生活をしています。
現地へ行き僕は体調不良。
ただその横で元気に走り回る現地の子供の姿を見て自分の弱さを感じる。
このくらいの標高で体調を崩すなんて僕は何て弱い人間なんだ・・・
もっとあの山の上を目指さないと・・・
って、お前の職業はなんだ!!という感じですけどね。
ただの一介のストール屋ですが、笑
自分の職業がジャーナリストや登山家なのではとつい錯覚するほどの場所です。笑
8月だというのに雪が降り、気温は氷点下。
なんだかこうして思い出して書いているだけでも、あの冷たい空気を感じます。
え?この写真を見て稲川淳二さんの怖い話並に程よい寒さを感じた?
ありがとうございます。笑
まあ冗談はともかく、様々な経験をここ数年してきたわけで、こうして松本のお店にいるということに違和感を感じています。笑
<下の写真は飛行機の窓から眺めたヒマラヤ山脈です>
最近ご紹介していたカシミヤストールの原毛も、もちろん今日お話した場所で採れたもので、ストールを見ながらこうした風景を思い出した訳ですが、改めて1日でも早くまた現地を訪れる日が来れば良いなと思います。
それでは今日も暑い日になると思いますが、一日頑張りましょう!
コメント
「日本にいることにまだ慣れません。笑」への2件のフィードバック
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
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2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
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こんにちは
カシミヤって、こんな過酷な環境で生産されて
いるんですね
そういう過程を知ると、お値段も納得です
1枚のストールが作られるまでに、本当に大変な
思いですよね
私も、大事にストールを扱っているつもりでしたが
これからは、もっと大事に扱わなければいけないと
感じました
世界は広いですね
Mより
Mさん
世界は広いですよね。
細かい仕事は日本人の特権だと思っていましたが、まさかインドにもそんな技術があるとは知らなかったですし、
僕たちが普段使っている身近なものも、辿っていけばたくさんの方の関わりがあると知ります。
このカシミヤ原毛自体も、生産者が減り生産自体が厳しくなって行くものです。
僕も身の回りに置くものは、こうしたものを大事に使いながら置いておきたいと思います。
コメントありがとうございます!
Moto