『批判を恐れるな』

2015/04/12
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

このメルマガでも何回か話題にしていますが、
僕は音楽が好きでその中でもMr.Childrenが大好きです。

ライブは行けるときはいつでも行きますし
CDも他のものは一切買いませんがミスチルのものは買っています。

この前はミスチルのライブ映画を1日に2回も見ました^^

そしてこの６月に２年７ヶ月ぶりにミスチルの新アルバムが発売します！！
♪ワーイ！───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪ワーイ！

嬉しすぎてついテンションが上がってしまいました。すいません^^;

そして今回のアルバムは２種類あり、
一つのアルバムは２４曲も収録されているのです。
（もう一つは通常のアルバムと同じくらいのボリュームで１４曲です）

この２４曲が収録されているアルバムは
今までのものと全く違う媒体となっています。

なんとCDではなく、音楽業界初のUSBでの販売になるのです。
（CDでは容量の関係で２４曲入りきりません）

これはメンバーがどうしても今回のアルバムはこのボリュームで、
メンバーがいつも聞いているスタジオと同じ音質で、
ファンに届けたいという思いから実現したもののようです。
（さらにこのタイプには色々と特典もついているらしいです）

そして、もう一つは通常のCDタイプ。
こちらは２３曲の中から厳選した１４曲をCDに落とし込んだタイプで
アルバムを聴きたいユーザーは
このどちらかのアルバムを選ぶことになりそうです。

ちなみに価格がUSBの方が9000円で
CDの方が2913円です。

このUSBのタイプは全く新しい試みで
価格も今までのCDに比べるとかなり高額になっています。
（もちろん特典などの影響もあるみたいですが）

そんな中、今回のこのアルバムの提供方法について
ファンやユーザーの中で物議を醸しています。

完全に賛否両論が分けれていて
一つは２3曲も一つのアルバムで提供することや
ユーザーによって選択が可能であることなどが
新しい挑戦で素晴らしいと言っている人たち。

もう一方は、USBで９０００円は高過ぎる、
ミスチルも特典商法に走ったのかと批判したり、
今まで通りCDで全曲聴きたい、という人たち。

客観的に見ると、どちらの意見もその通りだし
どちらも間違っていないと思います。

ただ、僕が今回のこの物議を見ていて感じたことは、
新しいことをやったり、
業界の常識を覆すようなことをすると
どんな形にせよ必ず批判を浴びるということです。

でも批判を浴びるということは
逆に考えればそのプロモーションは半分成功したようなものです。

なぜならすでにユーザーやファンは
その話題に夢中になっていて、自分が望む望まないに関係なく
そのプロモーションに完全に巻き込まれているからです。

そうすればそういった物議はどんどん拡散して
多くの人に知られるようになります。
（僕がCDの発売日を知ったのはこのためです）

もちろんその中で批判をする人は必ずいますが
一定数はもっとミスチルのことが好きになる人がいて
もっとミスチルの音楽を多くの人が知る可能性が出てきます。

ミスチルはきっとそんなことを狙っているのではなく
ただ純粋に自分たちの音楽へ込める思いを
具体的な形とした結果、今回の媒体になっただけだとは思います。

でも批判される可能性があることは
間違いなく分かっていたと思いますし
分かった上で今回のリリースを決定したのではないかと思います。

『批判を恐れない』

こういった新しいこと、
革新的なこと
業界の常識を変えるようなことは
普通はなかなかできることではありません。

特に日本人は右に習え的な考え方が強いですから
なるべく目立たないように、
なるべく波風立てないように生きていこうという傾向が強いと思います。

でも皆と同じことをやっていたら誰からも注目を浴びませんし
誰の目にもとまりません。
もちろんそこから抜きん出ることもありません。

新しいことに挑戦すると痛みを伴いますが
長期的に見るとそれ以上に素晴らしい成果が生まれる可能性があります。
そして間違いなくその方が自分たちも成長できます。

ミスチルの今回のアルバムはプロデューサーの元を離れ
自分たちだけで製作した初アルバムになっています。
それだけに今回のアルバムにかける想いというものは
ものすごく強く、
それがこういった形での提供につながっているのではないかと感じました。

実際にUSBでの提供は今は新しいですが
今後はこの形態が主流になる可能性も十分にあります。
そうなればここで試みた挑戦というのはものすごい大きな価値があると思います。

僕もそこそこ図太い方だと思っていますが
新しいことや、非常識なこと革新的なことをやろうとするときは
ビビってしまうこともあります^^;

挑戦を続ける彼らの強い姿勢を見習って
批判を恐れずに生きていきたいと思います。

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。