この法則も・・・間違いない！

2020/09/12
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

先日、ある法則についてのお話をしました。

これは個人的な信条の一つになっている大切な法則なのですが、他にも大事にしているというか、これは間違いない！という法則が結構あります。

今日はその中の一つについてお話をしたいと思います。

というのも、これも最近のメルマガで何度も取り上げていますが、今はWEBサイトのリニューアルのための最後の詰めの仕事をしています。

ただ、このリニューアル、やっぱり一筋縄ではいかず・・・

いつくか大きな問題も抱えてしまっているんですね。

その中の一つがサイトの読み込みスピードが遅くなってしまっている、というもの。

人によってはサイトの読み込む速さは通信速度によって全て決まる、と思っている方もいるかも知れませんが、実はこうした環境は読み込み速度のうちの半分くらいの影響。

もう半分はそのサイト自体のページのデータ容量や読み込みの仕方によって決まるんです。

なので、例えば通信環境があまり良くないインドの僻地にいたとしてもAmazonのサイトなんかはパッっと開く一方、スピード対策をしていないサイトだったらいつまで経ってもページを読み込むことができません　苦笑

たまに、カクッ・・・カクッ・・・カクッ・・・
とページの上から時間をかけて少しずつ表示されるようなサイトに出会ったことが誰でも一度くらいはあると思います。

あるいは、ページに入っても真っ白な画面が何十秒も続き、待っていられなくなり「×」ボタンを押して２度とそのページに戻らなかった、という経験もあるかもしれません。

まさにこれがスピードの遅いサイトの典型例なのですが、こうしたサイトは今のこの忙しい現代では到底受け入れてもらえません。

なので、WEBサイトというのは見た目が綺麗で使いやすいということはもちろんですが、その動きについても注意を払ってしっかりと対策をとっていかなければいけないんですね。

ただ、現時点で今裏で作り込んでいるナチュラルラウンジのリニューアルサイトは完全に時代遅れのスピードになってしまっていたんです・・・

ここしばらくはずっとこの問題解決をするために取り組んでいて、やっと光が見え始めている状況。
まだ、確実なことは言えませんが、これから間違いなく是正はできると信じています。

なぜかというと、それが今日のテーマである間違いない法則があるからなんです。

それは『数字の法則』というもの。
（僕が勝手につけました　笑）

何かというと、あらゆるものは数字に落とし込むことでその結果を改善できる、といいうもの。

これは前回の『「原因」と「結果」の法則』と同じく、生活の中の色々なことに当てはめることができる普遍の原則の一つだと思っています。

逆に言うと、数字に落とし込めないものはいつまで経っても改善できない、もしくは改善に非常に時間がかかるということですね。

例えば、分かりやすいのはダイエットなどだと思います。

ダイエットを決意した時に、まず誰もがやることといえば、きっと自分の体重や体脂肪率を測ることではないでしょうか。

現状の体重が何キロか分かっていなければ、ダイエットもしようがありませんよね。

でも、１度体重測定をして、現状把握をした上で、いろいろなことを試していくと体重の増減が確認できるようになります。

そうすると、どうやったら体重が増えて、どうやったら減るのか？ということが少しずつ分かってくるようになり、そうしたことを長期間続けることができれば、いずれ目標とする数字に到達できると思います。

また、会社の業績を見る時にも売上や利益などを測っていなければ、継続的に業績を改善することはできません。

今回のスピード問題についてもそう。
ページが開くのが早い、遅い、というのは個人の主観によるものですから、人によってその評価はバラバラですよね。

ある人からすると早い！と感じるものもあれば、人よってはすごく遅い！と感じることはままあります。

でも、それを数字に落とし込めば客観的な基準ができ、何かをしたことでその数字が変化したら、早くなった、遅くなったということが一発で分かりますし、その内容について議論する必要は無くなります。

人は時には嘘をついたり、自分を騙したりすることもありますが、数字は嘘を付きません^^;

数字！数字！というとちょっとドライな印象を持たれるかもしれませんが、冷静に「事実」（意見ではなく！）を確認し、それらのデータから改善を図るということはどんなことにおいても非常に大切なことだと思っています。

今回の場合も、このページ速度を数字として計測していなかったら是正や改善をすることは非常に難しかったと思います。

ただ、冒頭でもお話をしましたが、ページ読み込み速度というものは非常に重要な要素なので常日頃から読み込み速度を定期的に測定していました。
なので、今回のように異常数字になった時にすぐに気がつくことができましたし、これからその数字を基準に改善を繰り返していくこともできると思います。

一方で難しいのは人の感覚による部分が大きく数字に落とし込みにくいものを扱う時。
例えば、感情や感覚を測定しろ！って言われても・・・って感じですよね　笑

でも、これも工夫次第で、定量化できることがほとんど。

例えば、僕らが使っているのはお店を利用していただいたお客さんにどのくらい満足でしたか？という気持ちを１から５段階で評価してもらう、というような取り組みをして、顧客満足度やその改善の指標にさせていただいています。

なので、仕事はもちろん、生活のあらゆる面において、自分にとって大切なことはできる限り数字に落とし込む、ということを考えてみても良いかもしれません。

「測定されるものは改善される」
（測定できないものは改善されない！）

ということで、今日も1日ベストを尽くしてきましょう！

PS.
数時に落とし込む時にはその単位を考えると色々とアイディアが出てきます。
例えば、回数、時間、長さ、大きさ、確率、平均、合計、比較、割合などなど。

良かったら参考にしてみてくださいね！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。