- 2020/08/18
- writer: Moto
手刺繍カシミヤストールについてまとめています♪vol.2
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
昨日は静岡県浜松市で41.1度と、2018年に埼玉県熊谷市で記録した過去最高気温と同じ気温を記録したそうです。
熊谷市や甲府市、岐阜県の多治見市が毎年気温が高くなるのは知っていますが、浜松で過去最高気温を記録するなんて・・。
最近はゲリラ豪雨があったり、今年の梅雨の様な僕達が子供の頃には考えられない様な気候の変化がありますよね。
しかもここ数年で急にこうした変化が強くなってきた気がします。
天候は僕達にはどうすることもできませんが、できることはそれに備えること。
気持ちの備えもそうですが、水分をとったり外での用事は朝や夕方に行うなど、少し対策をとるだけで体への負担はかなり変わってきます。
そしてこまめな休憩と水分補給は本当に大切です。
水分補給って大切だと思っていても結構できてないんですよね。
(僕も仕事をしているとつい忘れてしまいます)
天気予報では今日もかなり暑くなる様なので注意して行きましょう!
さて、今日のメルマガは先日の続きをお届けしようと思います。
前回もお伝えしましたが、今僕は最高級の手刺繍カシミヤストールについてまとめている最中です。
本やネットで手刺繍カシミヤストールを調べると、どのように作られているかは書かれていますが、カシミールがどういう場所なのか、書いているものがないんですよね。
細かく彼らの普段の生活を深掘りして書く訳ではありませんが、実際に現地へ行く僕たちだからこそお伝えできる側面を交えながらまとめていこうと考えています。
それでは前回の続きとなる「手刺繍カシミヤストール」を途中までですが、ご紹介したいと思いますのでご覧下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<前回の続きから>
カシミールにはストールの他に伝統的に作られているものがあります。
それが、木材等を使った加工品と絨毯です。
木材はインドでは非常に貴重ですが、ここ自然豊かなカシミールでは木材を使った加工品がたくさんあります。
家の家具は木彫りで彫られている物を現地の家を訪ねるとよく目にします。
そして絨毯は手織りカシミヤ同様、15世紀ごろから作られていると言われています。
当時ペルシャから技術が伝わったと言われ、今もなお多くの職人の手により絨毯が織られています。
カシミヤストールの生産者を訪ねて街を歩いていると、絨毯を織っている工房にも出会います。
よく最高品質の手刺繍カシミヤストールを見たお客さんに、「まるで絨毯のようだね」と言われることがありますが、彼らにとっては絨毯もストールも素材や製法は違えど、小さな頃から代々地域に根付いている身近な伝統的な文化、手仕事に変わりありません。
品のある光沢が特徴の手織りシルク絨毯は見る角度で色が変わる素晴らしい一品です。
いかがですか?
ここまでで少しでもカシミールがどんな場所かあなたに知っていだだけたでしょうか?
もしカシミールのこんな情報も知りたい!というご要望があれば、次回行った時にチェックしてくるので是非お知らせください。
さて、カシミールについてお伝えしていますが、いよいよそのカシミールで生産される最高級と呼ばれる織物、そして手刺繍カシミヤストールについてご紹介していきたいと思います。
まず、カシミールには伝統的で希少性が高いと言われる織物が2つあります。
それは以前お話した、手織りカシミヤストールと手織りでデザインを描いて行くカニ織りという織物です。
今日は簡単にカニ織りについて説明させてもらいますが、普通の織りではデザインがチェック柄やストライプ柄など直線的なデザインだけに限定されてしまうのに対し、カニ織りは織りで花柄やペイズリ文様などをジャムダニ織りの様に、デザインに合わせて横糸を通して表現していく技法です。
ただカニ織りはより緻密で、工数のかかる高度な織りです。
ジャムダニ織りがカジュアルでより親しみ易いものでコットン素材で織られるのに対し、このカニ織りはフォーマルで最高品質のカシミヤが使われます。
こちらの職人は10代の頃からカニ織りをしているアガシさんです。
見て下さい!
この緻密な織りで表現されたデザイン。
写真からもわかる様に色糸を巻きつけた、たくさんの短いスティックがこの繊細な柄を織り込む際に欠かせない横糸となるものです。
デザインが複雑なほど制作に時間がかかり、一枚のショールを織るのに半年から1年以上かかるものもあります。
プリント技術がなかった数百年前。 こうして織りでデザインを描く方法を彼らは刺繍と共に編み出しました。
デザインはこの様に文字で表され、職人達は一本一本丁寧に織っていきます。
インドでは最高品質のニードル刺繍と共に価値があると言われているカニ織。
織りの最高峰と言っても過言ではありません。
刺繍のお話をする前に、こうした伝統技術もカシミールにあるということを知って頂ければと思います。
さてカシミールの様子から始まり、現地に伝わる伝統の織りまでお話させて頂きましたが、いよいよ本題の刺繍についてお話していこうと思います。
え?良い加減長すぎて読むのに疲れた?
確かに。笑
短く書こうと書こうと思っているものの、気持ちが入りすぎてついつい長くなってしまいます。苦笑
息抜きに背筋を伸ばして一旦休憩して下さい。
それでは続きいかせてもらいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日はここまでです。
いかがですか?
まだ書いている途中の記事なので完成時には内容が変わるかもしれませんが、今は構成を考えながら少しでもカシミールの手刺繍ストールの魅力が伝われば良いなと思い書いています。
素晴らしい作品が生み出される背景にはどんな文化があるのか。
少しでも多くの方に知っていただける様にまとめていきます。
それでは今日も一日頑張りましょう!
Natural LoungeのMotoです。
昨日は静岡県浜松市で41.1度と、2018年に埼玉県熊谷市で記録した過去最高気温と同じ気温を記録したそうです。
熊谷市や甲府市、岐阜県の多治見市が毎年気温が高くなるのは知っていますが、浜松で過去最高気温を記録するなんて・・。
最近はゲリラ豪雨があったり、今年の梅雨の様な僕達が子供の頃には考えられない様な気候の変化がありますよね。
しかもここ数年で急にこうした変化が強くなってきた気がします。
天候は僕達にはどうすることもできませんが、できることはそれに備えること。
気持ちの備えもそうですが、水分をとったり外での用事は朝や夕方に行うなど、少し対策をとるだけで体への負担はかなり変わってきます。
そしてこまめな休憩と水分補給は本当に大切です。
水分補給って大切だと思っていても結構できてないんですよね。
(僕も仕事をしているとつい忘れてしまいます)
天気予報では今日もかなり暑くなる様なので注意して行きましょう!
さて、今日のメルマガは先日の続きをお届けしようと思います。
前回もお伝えしましたが、今僕は最高級の手刺繍カシミヤストールについてまとめている最中です。
本やネットで手刺繍カシミヤストールを調べると、どのように作られているかは書かれていますが、カシミールがどういう場所なのか、書いているものがないんですよね。
細かく彼らの普段の生活を深掘りして書く訳ではありませんが、実際に現地へ行く僕たちだからこそお伝えできる側面を交えながらまとめていこうと考えています。
それでは前回の続きとなる「手刺繍カシミヤストール」を途中までですが、ご紹介したいと思いますのでご覧下さい。
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<前回の続きから>
カシミールにはストールの他に伝統的に作られているものがあります。
それが、木材等を使った加工品と絨毯です。
木材はインドでは非常に貴重ですが、ここ自然豊かなカシミールでは木材を使った加工品がたくさんあります。
家の家具は木彫りで彫られている物を現地の家を訪ねるとよく目にします。
そして絨毯は手織りカシミヤ同様、15世紀ごろから作られていると言われています。
当時ペルシャから技術が伝わったと言われ、今もなお多くの職人の手により絨毯が織られています。
カシミヤストールの生産者を訪ねて街を歩いていると、絨毯を織っている工房にも出会います。
よく最高品質の手刺繍カシミヤストールを見たお客さんに、「まるで絨毯のようだね」と言われることがありますが、彼らにとっては絨毯もストールも素材や製法は違えど、小さな頃から代々地域に根付いている身近な伝統的な文化、手仕事に変わりありません。
品のある光沢が特徴の手織りシルク絨毯は見る角度で色が変わる素晴らしい一品です。
いかがですか?
ここまでで少しでもカシミールがどんな場所かあなたに知っていだだけたでしょうか?
もしカシミールのこんな情報も知りたい!というご要望があれば、次回行った時にチェックしてくるので是非お知らせください。
さて、カシミールについてお伝えしていますが、いよいよそのカシミールで生産される最高級と呼ばれる織物、そして手刺繍カシミヤストールについてご紹介していきたいと思います。
まず、カシミールには伝統的で希少性が高いと言われる織物が2つあります。
それは以前お話した、手織りカシミヤストールと手織りでデザインを描いて行くカニ織りという織物です。
今日は簡単にカニ織りについて説明させてもらいますが、普通の織りではデザインがチェック柄やストライプ柄など直線的なデザインだけに限定されてしまうのに対し、カニ織りは織りで花柄やペイズリ文様などをジャムダニ織りの様に、デザインに合わせて横糸を通して表現していく技法です。
ただカニ織りはより緻密で、工数のかかる高度な織りです。
ジャムダニ織りがカジュアルでより親しみ易いものでコットン素材で織られるのに対し、このカニ織りはフォーマルで最高品質のカシミヤが使われます。
こちらの職人は10代の頃からカニ織りをしているアガシさんです。
見て下さい!
この緻密な織りで表現されたデザイン。
写真からもわかる様に色糸を巻きつけた、たくさんの短いスティックがこの繊細な柄を織り込む際に欠かせない横糸となるものです。
デザインが複雑なほど制作に時間がかかり、一枚のショールを織るのに半年から1年以上かかるものもあります。
プリント技術がなかった数百年前。 こうして織りでデザインを描く方法を彼らは刺繍と共に編み出しました。
デザインはこの様に文字で表され、職人達は一本一本丁寧に織っていきます。
インドでは最高品質のニードル刺繍と共に価値があると言われているカニ織。
織りの最高峰と言っても過言ではありません。
刺繍のお話をする前に、こうした伝統技術もカシミールにあるということを知って頂ければと思います。
さてカシミールの様子から始まり、現地に伝わる伝統の織りまでお話させて頂きましたが、いよいよ本題の刺繍についてお話していこうと思います。
え?良い加減長すぎて読むのに疲れた?
確かに。笑
短く書こうと書こうと思っているものの、気持ちが入りすぎてついつい長くなってしまいます。苦笑
息抜きに背筋を伸ばして一旦休憩して下さい。
それでは続きいかせてもらいます。
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今日はここまでです。
いかがですか?
まだ書いている途中の記事なので完成時には内容が変わるかもしれませんが、今は構成を考えながら少しでもカシミールの手刺繍ストールの魅力が伝われば良いなと思い書いています。
素晴らしい作品が生み出される背景にはどんな文化があるのか。
少しでも多くの方に知っていただける様にまとめていきます。
それでは今日も一日頑張りましょう!
コメント
Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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