0

現在カート内に商品はございません。 ×

0

現在カート内に商品はございません。 ×

ぬるま水洗いにした理由:後編

reasons-for-washing-with-warm-water-part-2



今日は前回のお話の続き。


僕が髪の毛や顔や体をシャンプーやボディーソープ、洗顔フォームを使わずに水洗いに変えた理由についてご紹介しています。


何度かお話ししていますが、これらのものを使うと洗った後の爽快感は得られますが、その反面、健康への悪影響がかなりあるということがわかったんです。


この事実を知ってしまった以上、今までと同じことは続けられなくなってしまいました。



食べるものも着るものも自然派の僕としては、体に直接付けるものを自然なものにする、というのはある意味では当たり前ではあるのですが、今まではなぜかこの点に関しては抜けていたんですよね 苦笑
(もちろん、体に優しいシャンプーや石鹸は使っていましたが)



ぶっちゃけ、僕も初めはシャンプーやボディーソープ、洗顔フォームを使わないなんてありえない!と思いました。今は特にこの暑い夏の季節。普通に生活しているだけで汗だってかきます。それをいきなり水洗いにして大丈夫か?と。



まだ試している途中ですが、約1ヶ月間全身を水洗いに変えている結果としては、全く問題なく生活できています。


最近では子供たちはもちろん、奥さんも水洗いに移行中 笑
多分このままいけば、山崎家では水洗いが基本になりそうです。



そして、前回までは僕を含め多くの人が日常的に一番使っているだろうと思われるシャンプーをピックアップしてお伝えしましたが、今回はその続き。



今回もシャンプーを中心に、肌につけるものが体にどんな影響を与えているか、ということついてご紹介していきます。




※シャンプーをやめると髪が増える 宇津木龍一著より抜粋


『防腐剤が常在菌を殺す』



頭皮には数多くの常在菌が棲みついていて、この常在菌が皮脂や汗を食べて、酸性の物質を代謝しています。そのおかげで頭皮は弱酸性に保たれ、雑菌やカビなどの侵入から守られています。

常在菌は私たちの頭皮を病原菌から守り、健康に、そして清潔に保っている、かけがえのない「援護部隊」であり、「同志」なのです。

一方、シャンプーはパラペンなどの強力な防腐剤が入っています。もう何年も前からわれわれ形成外科医には消毒液で傷を消毒する習慣がなくなりました。しかし、以前、傷の消毒に使っていた消毒薬ですら蓋をしないで置いておくと数週間で雑菌が入って白濁することがありました。

ところが、シャンプーもリンスも開封してから何年経ってもカビも雑菌も繁殖せず、腐ることはありません。シャンプーなどの防腐剤に使われるパラペンなどの殺菌剤は、傷を消毒するときの消毒薬よりもはるかに強力なのです。

したがって、シャンプーに含まれる強力な防腐剤は、頭皮の常在菌も当然、弱らせ、殺します。殺されずに生き残った常在菌はすぐに増えて頭皮全体をおおいますが、それでも毎日殺し続けていれば、常在菌が次第に減っていってしまうことは避けられません。



『10万個の毛穴から化学物質が入る』



ある大手メーカーのシャンプーのパッケージに記載されている成分一覧を数えてみたら、36個ありました。頭皮には約10万個の毛穴があります。しかもそれらの毛穴は、体の他の部分の毛穴に比べるとはるかに大きい、特大サイズなのです。

これらすべての物質が、シャンプーのたびに頭皮にすり込まれ、約10万個の特大の毛穴から一斉に吸収されていくのですから考えただけでゾッとします。

わけのわからない36個も含まれているシャンプーをあなたは舐めて味見できますか?

気持ち悪くて舐めれませんよね。舐めれられないものを皮膚につけてはいけません。いえ、たとえ舐められたり食べたりできても、ものによっては皮膚につけることのできないものもたくさんあります。

なぜなら、口に入れたものなら唾液や胃酸などによって、有害なものは下へ下へとおしながされますが、皮膚は排泄器官ですので、このような浄化作用を持っていません。ヤマイモは食べるのは平気ですが、すりおろす時に肌に触れると、かぶれてしまう人が多いのは、よい例でしょう。

皮膚につけるものは、口に入れるもの以上に気をつけなければならないのです。

皮膚は毛穴や汗孔(汗の出る汗菅の出口)などのある穴だらけの器官といえます。その穴からはさまざまな成分を直接吸収しています。

その性質を利用したのが、消炎鎮痛テープやステロイドテープなどの、皮膚に貼る薬です。

皮膚に貼っておけば、テープにしみこませてある薬の成分が毛穴から徐々に皮膚に入り込み、血液とともに全身を巡って効果が発揮される仕組みです。

シャンプーの主成分は界面活性剤ですから、皮膚のバリアをすぐに破壊し、皮膚に浸透してしまいます。つまり消炎鎮痛剤やステロイド剤などが毛穴から吸収されるように、シャンプーに含まれるさまざまな化学物質も洗髪している間に頭皮の毛穴から吸収されるのですし、すすぎきれずに残ったシャンプーの化学物質は洗髪後も毛穴から吸収され続けます。


そもそも毛穴を有する皮膚は汗や皮脂などを体外へ出す「排泄器官」です。

体の中ものを外に出すために存在する穴であり、外から何かを入れるためのものではありません。何かを受け入れるようにはできていませんから、口や胃のような浄化作用をそなえていないわけです。


ーーーーーーーーーーー


いかがでしょうか?


ここではシャンプーを例にご紹介していますが、シャンプーだけでなく、リンスや洗顔フォーム、化粧品などにも界面活性剤や防腐剤などは含まれているものもあるので、同じように気をつけなければいけません。


また、無添加の純石鹸はこれらのものが入っていないので一番安心して使えるものだと思います。

ただ、先日ご紹介したように皮膚は皮脂を急激に奪われると余計に皮脂腺から皮脂を分泌するようになるので、使いすぎには気をつけなければいけないそう。


僕も今までシャンプーや、リンス、ボディーソープや洗顔フォーム、化粧品や日焼け止めなどのクリーム、石鹸についてはあまり知識がなく、できるだけ肌に優しいものを使うだけにとどまっていました。


でも、今回色々な本を読み込んでいくうちに、結局はどの著者も同じことを言っていることに気がつきました。


それは「人体は奇跡の集合体である」ということ。


人間が生きていること自体が奇跡ですが、皮膚のメカニズムの素晴らしさもまた奇跡的です。


こうしたことを知ると、やっぱり一番いいのは余計なことは何もしないことだろうなーということに落ち着きました 笑


なので髪や顔、体を洗うときも水洗いにしたというわけです。
(自然界に生きている動物は皆昔から水洗い^^)


もちろん、食べ物や運動、他の健康法と同じく、今回ご紹介したことがすべて正しいということではありませんし、当然個人差もあると思います。


なので最終的にはあなた自身で考えていただいたり、より深く肌や生理学について学んでいただき、何が自分にとって良いのか選択していただくのが良いと思います。


僕も肌の構造や機能についてはある程度知識がありましたが、今回のことでより広い視野で人体というものを理解できるようになりました。


こうしたことを知れば知るほど、本当に全てが奇跡としかいえないようなことが毎日体の中では行われていることがよくわかります。
(しかも自動的に!!)


そして、そんなことを意識すればするほど、こんなに頑張ってくれている自分の体をもっと大事に扱わなければいけないなーと思わされます。



食べるものもしかり、体につけるものもしかり、体に身につけるものもしかり。



やっぱり自然が一番。



今回の話があなたの日々の生活にとって少しでもプラスになれば嬉しいです^^





PS.
今回僕がまとめて読んだ本の中で特にお勧めできる本をご紹介しておきますね!
どれも読みやすく、エビデンスもしっかりしているのでとてもオススメです。
よかったら本も取り寄せてみてください^^

・「肌」の悩みが消えるたった一つの方法」 宇津木龍一 著
・シャンプーをやめると髪が増える 宇津木龍一 著
・10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア 池田大志 著





コメント

ぬるま水洗いにした理由:後編」への2件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    こんにちは。興味深く拝読しました。

    私の家ではもう30年近く、合成洗剤(衣食住)は無しで、せっけんや重曹などにしています。
    学生の時の独り住まいがきっかけで、だんだんとそうなっていったのですが、
    せっかくいただいたから、とたまに贈り物の合成洗剤を使うと、逆に手が荒れたりするようになったので、もう封印です。
    それとともに、近頃問題になっている柔軟剤も、全く使っていません。
    そもそも、せっけんで洗濯すると、ふわふわに仕上がるので、柔軟剤はいりません。
    ただ、ドラム式洗濯機は、水量が少ないのと叩き洗いなので、せっけんは不向きだと感じています。

    洗濯機などの電化製品はどんどん進んでいるようで、過去の物の方が使い勝手が良かった、と思うことがありますが、
    その人が何を優先するかの生活様式の違いが一因かもしれません。

    もう30年くらい前、インドの女性の黒髪の秘密というので、シャンプーはおろか石鹸も使わない、と聞きました。
    東南アジアの人も、もともとは1日に何度も水シャワーを浴びます。
    (ただ今はアジアの国ほど日本以上に生活習慣が変化していると思います)
    洗剤に限らず、本来無くても済むのに、消費を煽らされている部分が沢山あると思います。
    今や日本の洗剤売り場が、以前海外のスーパーの洗剤売り場で嗅いだ強烈な香りと同じ匂いです。

    たまに実家で洗濯したものが来ると、1ヶ月近く、柔軟剤の香りが取れません。
    これはナノプラスチックで香りを閉じ込めているからということを知り、ますます使いたくないと思いました。
    私は体臭があるのを自覚しているので、こういう香りを髪や衣類につけたくなる気持ちはすごくわかるのですが、
    必要のない人がここまで香りを求める結果、不要な、環境にもよくない物が沢山溢れているように思います。

    すでに海外では規制されている成分も、日本は実験場のように認可されているようですし、
    「これは必要?」と商品を手にとってちょっぴり考え直す事も、もうちょっとあってもいい気がします。
    なにしろ、いろいろ揃えなくていいので、洗い場周辺がすごくスッキリしますよね。

    ミニマリストがどうかすると宗教じみて感じられるように、こういう事もあまりにストイックだと
    スピ系とかと思われそうですが、そういう事ではなく単に必要を感じない、という観点で暮らしている
    自分のような方も他にいらっしゃるのではと期待しています。

    ハヤシ

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      ハヤシさん
      コメントありがとうございます!
      ハヤシさんすごいですね!30年も洗剤無しですか。僕はまた始めたばかりなのでどうなるかわかりませんが、今の所調子が良いのでよかったです 笑
      昔は東南アジアやインド人も水洗いだったのですね。今は確かに変わって来ているかもしれませんが、田舎の村などではまだ水洗いのところも多そうですね。
      おっしゃるように、日々当たり前のように使っていた日用品が一気に必要なくなるのでかなりスッキリしました 笑
      何よりも個人的には時短ができているので嬉しいです^^
      これからも無理のない範囲で自然に続けていければいいなーと思います。
      いつもブログに目を通していただき本当にありがとうございます!
      山崎

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2019.08.17

カテゴリーロゴ

メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!

お客様の声

のカスタマーレビュー
総合評価
星5つのうち

メールマガジン登録 メールマガジン登録