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14年ぶりの再会

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昨日、ある本を読みました。

それは僕にとってとても思い出深い一冊。
再読するのはなんと14年ぶり。

今思い返すと、読書の魅力を初めて感じることができた本かもしれません。


というのも、僕は今でこそ、本が大好きで暇さえあれば本を読んでいる本の虫なのですが、学生時代は全くといっていいほど読みませんでした。


読むとしたら少年ジャンプとかドラゴンボールとかスラムダンクなどの漫画ばかり 笑



本というと学生からすると学校の教科書に代表される退屈な技術書とか学術書というイメージがあり、手に取ろうとすら思わなかったんです 苦笑


実際に挑戦したこともありましたが、ちょっとページをめくるだけで退屈で退屈でしゃーない。
もう一瞬で飽きましたよね・・・



なので、本当に小学校に入ってから大学を卒業するまで、ちゃんと読んだ本があるか?と聞かれたら多分一冊も答えられないんじゃないかな・・・と思います。



個人的にあまり過去のことに後悔することはないのですが、一つだけ後悔というか、もうちょっとやっておけばよかったなーということがあるとしたら、「学生時代に本を読むこと!!」と答えます。



もし今仮にタイムマシンに乗って過去に戻り、昔の自分に会うことができたなら、間違いなくこのことを伝えますよね。

「自分、本読んどけ!!」
と 笑
(だから、自分の子供たちにはぜひ本を読む人になってほしいなーといつも思っています)



そんな本に全く興味も魅力も感じていなかった僕が、大学四年生の時に、この本を初めて読んだんです。



きっかけは就職活動が終わり、前職の会社の採用が決まった時。


まだ入社する前に会社からこの本が届いたんです。
それまで他の人から本をもらったことなんてなかったので、かなりびっくりしました。



さらにタイトルが好奇心をそそられました。


「君に成功を贈る」



当時は自分にとっての成功の定義すら考えたことがありませんでしたが、読んでみたいなーと思わせるタイトル。


もちろん、入社前の会社から送られてきた本ですから、半分義務感もありましたけど 笑



義務感半分、好奇心半分で読み始めたのですが、これが予想以上に面白くて(しかも若者でも読みやすいよう、わかりやすい会話調で書かれています)次の休日に一気にブワー!と読んでしまったのを覚えています。


ただ、どこが響いたか?
と聞かれると、今は正直思い出せません 汗


でも、社会人になったらこういう気持ちで日々生きていかなきゃいけないんだな!ということはなんとなくわかりましたし、早く会社に入って仕事したいな!という気持ちになったことはよく覚えています。



それから、しばらくし、山口県の大学を無事に卒業して地元である長野県に帰ってきました。



そして引越しや入社の準備、社会人になってからの引越しなどが重なり、いつの間にかこの本を紛失してしまったんです・・・



ただ、いい本だったなーということはずっと覚えていて、著者の中村天風さんについてずっと頭の中に残っていました。
(他の書籍を読むと中村天風さんの話がかなり出てくるんです)



そんな中、先日、奥さんのママ友にある本を紹介してもらったんです。


それは同じく中村天風さんの書籍「運命を開く」


それを聞いた瞬間。
ハッと!思い出したと「思った」んです。



「あっ!これって前職の会社から贈られてきた本じゃん!」



今冷静に見返せばタイトル全然違うんですけどね 笑




会社から贈られてきたのは「君に成功を贈る」
僕が紹介してもらったのは「運命を開く」



まあ、似てるちゃ似てますが 笑




僕はママ友さんに紹介された時、完全に運命を感じ、速攻でアマゾンで注文したんです。



そのエピソードをメルマガでお話ししたところ、、、



ご丁寧に前職の社長から本の訂正をいただきました 笑



もちろん、こちらも速攻で購入させていただき、ちょうど昨日14年ぶりに再読できた、というわけです。



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なので、読んでいるときも他の本とはまた違った感覚。まるで昔お世話になった先生からもう一度大事なことを教えてもらっているような、とても懐かしい感じ。当時住んでいた狭い学生アパートの部屋の隅でこの本を夢中で読んでいた光景も浮かび上がってきます。


中村天風さんは一貫して「心の大切さ」「心で描いたことが現実を作る」ということを説いてます。


特に今の豊かな時代に生きていて唯物論に侵されている僕らのような世代に欠けているものを思い出させてくれますし、若い人はもちろん、すべての日本人にとって価値がある素晴らしい教えだと思います。



ちょっと大げさかも知れませんが、まさに今の豊かな日本があるのは中村天風さんの教えのおかげなんじゃないかな?と思うほど。



何と言っても中村天風さんの教え子には、松下幸之助さん、盛田昭夫さん、本田宗一郎さんなどの日本を代表する大企業を作り上げた錚々たるメンバーが揃っています。さらに海外ではロックフェラー3世、現代でも稲盛和夫さん、そして前職の社長も大きな影響を受けているとのこと。



もう凄いとしか言いようがありません。




最後に、今回この本を再読してあらためて学びをいただいた部分を少しだけご紹介させていただきます。



「君に成功を贈る」 述:中村天風より抜粋
ーーーーーーーーーー
さて、思い通りの人生を生きるために、まずみなさんにお気づきいただきたいことがあります。それは、「あなた方の思いや考え方が、現在あるがごときあなた方にしている」ということであります。

もっと言うとね、この世の中の一切合財、天地自然というもの以外はすべて、人間の思考によって生み出されたものなんですよ。これ、ちょいと周りをみれば、すぐにわかるでしょう。

このマイクも、あなた方の頭の上で光っている電灯も、ごみくず一つでも、何でもかんでも、人間の思考によってつくられたもんでしょう?

なんだかぽかーんとした顔してますけど、こういう大事な真理というものを分からなきゃだめなんですぜ。

いいですか、太古からもう脈々と、人間が心に思うことや考えること、「ああなったらいいな、こうなったらいいな」ということが理想化されて、それが一つ一つ現実化されてきて、今のこの世の中が創り出されたんだろう?どうだい。


人間にだけ、この不思議な力というものが与えられている。だから人間の世界にだけ、進歩と発展があるんです。

ですから、この厳粛な真理にのっとって考えれば、「あなた方の思いや考え方が、現在あるがごときあなた方にしている」ということぐらい、すぐにわかるでしょう。

こう言うと、「天風先生はそう言うけど、俺は今の自分のような不運な状態になりたいなんて、思ったことも考えたこともないやい」なんてことを言う人いますが、真理は常に公平で厳格なんですぜ。

自分が知って知らずに関わらず、蒔いた通りに花が咲くんです。

前にもお話ししたように、私が肺病を患ってインドにいた時、インドの先生に同じことを言われましたよ。「おまえは人を殺したことがあるだろう」ってね。

そりゃ戦争でしたから、やむをえず、まあ自分ではお国のために尊い仕事だと思って人殺しをしてましたよ。そしたら、やっぱり真理は公平ですよ、あんなたちの悪い肺病患ったもん。

もう一度言います。

「自分が知って知らずに関わらず、蒔いた通りに花が咲く」

本当に、もうそうなんですぜ、これ。

ですから、現在のあなた方の思いが考え方が、これからの人生において、どんどん花が咲いてくるんです。

そしてこの心で思っていることや考えていることに、観念の要素が加わると、観念のダブルページってものがおこるんですよ。つまり、よりその力が増すんです。

もっとはっきり言えば、あなた方が、本当に理想的な、思い通りの人生に生きようと思うなら、「ああなりたいな」とか「こうなりたいな」と思うだけでなく、もうそうなった状態を心の中に情熱の炎で持って、ありありと描くんですよ。オリンピックの聖火のごとくね。

ーーーーーーーーーーーー


いかがでしょうか?

僕もこの再会をきっかけにこれからもっと中村天風さんの哲学について学びを深めていきたいなーと思っています。


気になる方はぜひ本も取り寄せてみてくださいね!





コメント

14年ぶりの再会」への2件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    本が好きな方、本をたくさん読む方、尊敬してしまいます。
    私は、好きではないからです。でもこれからの人生、成功させるためには読書は必要なことでしょう。
    {君に成功を送る}力強い言葉ですよね。
    心の中に情熱の炎を・・・・・・。忘れないで心にとめておきます。
    ありがとうございました。         鈴木陽子

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      鈴木さん
      コメントありがとうございます!
      僕も学生時代は全く好きじゃなかったんですけどね。
      いつの間にか中毒になっていました 笑
      中村天風さんの本はとても読みやすいですし、読めば読むほど深いなーと感じています。
      これからも色々な本に接し、良いものがあればこのメルマガでもご紹介させていただきますね!
      いつもありがとうございます。
      山崎

      返信

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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2019.06.21

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