『ただ一つに絞る』

2014/11/02
writer：山崎拓
- ストールコーデ
- ストールファッション

昨日はストールの選び方として
『ストールそのものではなく結果を想像する』
ということをお話しました。

前回の記事はこちら
https://naturallounge.jp/blog/not-thing-but-result.html

今日はその結果をイメージした状態から
さらに明確にストールを選ぶ方法をお伝えします。

きっとあなたは
求める結果はなんとなく想像できたけどその先の具体的な選択ができない
という悩みがあると思います。

相手をただ一つに絞る

あなたは具体的なシーンが想像できているので
何となくその時に着る服を自分の中で選択しているはずです。

ただし、ここでやってしまいがちな間違いは
合わせる服を複数考えてしまうということです。

よく、色々な服に合わせやすい・着まわしやすい、
とファッション販売の謳い文句で使われるフレーズですが
この言葉を聞くと、つい色々な服を想像してしまいます。

そして複数の合わせるべき候補が上がってくるので
結果として１つ１つのコーディネートが鮮明に描きにくくなります。

そうなると具体的にイメージできなくなり
ぼやっとしたコーディネートを頭の片隅に置いたまま購入してしまい、
後で他の服には合わなかった・・・
という結果になってしまうこともあります。

しかし、
このときに合わせるべき候補をただ一つに絞るようにすると
イメージが鮮明に明確になります。

トップスは黒のブラウスにグレーの無地カーディガン、
ボトムスはナチュラルネイビーのデニム、
靴は黒のハイヒール、
バッグはパステルピンク、
時計はベルトが赤のもの・・・・

という風にできる限り詳細にします。

そしてこのコーディネートただ一つに合わせる
ストールを選択するようにします。

求める結果が想像でき、
その結果を実現するための環境（ストール意外の服）を整える
そうすればその結果を手に入れるための手段（ストール）は
おのずと絞られます。

そしてこれ以外のコーディネートのことは全て無視する。
そうすれば間違いなく最適なストールを選択することができます。

目の前のモノではなく先に相手を考える

セットアップスーツなど
一部の服を除いてほとんどの衣類は相手があって自分が輝けます。
ストールも同じです。

買い物をするときはどうしても目の前にあるモノに意識が向き、
そのことだけに集中してしまいがちです。

ですが、そこで先にその場にない相手のことを考えるようにします。
ファッションはトータルのバランスが重要ですから
こういった癖ができると選択のミスは減るようになります。

Power of one

ポイントはとにかく一つだけに絞るということ。
全てを手に入れようとすると何も得られなくなってしまいます。
逆に一つに絞るとその力は大きくなります。

ストールの選び方も同じです。
あなたの求める結果をただ一つ想像してください。
そしてその結果を得るための環境をただ一つ整えます。
そうすれば自然に「これだ！」というストールに出会えるはずです。

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。