『首が短く見える・・・』

2014/10/12
writer：山崎拓
- ストールファッション

From 山崎拓

「俺の場合ストールをすると首が短く見えない？」

先日、男性のお客さんから
こんな質問を受けました。

確かにその方は、大柄で背も高く
しっかりした体格の男性だったので
ストールの巻き方によってはそう見えることもありました。

今日はこのような体格の良い方にオススメの
ストールの扱い方をお伝えします。

首が短く見える原因はいくつかありますが
一番は首元にボリュームを出し過ぎて
顔から肩にかけての面積差がなくなってしまうことがあります。

この状態になると人によっては
まるで首にギブスをしているようになってしまうので
確かに見た目はよくありません。
（うちのクルーのMotoも昔巻き方が分からないときに
よくなっていました　笑）

この解決策としては４つのポイントがあります。

１.ストールを少しねじって
ボリュームを抑えた状態にして首にかける

スタンダードな巻き方の場合は、
特にねじりを入れて巻くことはありませんが、
ボリュームを抑え面積を小さくすることで
ストール自体がシャープな状態になります。

２.首元に少し空間を作る

ストールを首にかけ、一周巻いた後
そのまま首元を詰めてしまうのではなく
適度な空間を空けてあげます。

詰めすぎると見た目もキツそうに見えますし
着け心地も下がってしまいます。
これが大きなギブス化の要因です。

一度巻いた後、意識してループを下にさげるのがいいです。

３.一度巻けば形が崩れにくい巻き方をする

いくらボリュームを抑えて空間を空けて巻いても
それが時間と共に崩れてくるような巻き方だと
いつの間にかギブスになってしまうことも少なくありません。

それを防ぐにはそこそこ複雑にはなりますが、
崩れにくい巻き方を覚えると非常に便利です。

４.生地が薄く、幅が狭く、縦に長いストールを選定する

生地が薄ければボリュームはもちろん下がりますし
幅が狭いのも同様です。

さらに、これはできればですが、
長いストールである方が巻き方に自由度が出ます。

自由度があるということは、
色々と調整もし易くなります。

首が太い方だと、短いタイプのストールでは
一周巻いて終わり、ということも少なくありません。

なのでストールの選定から
自分の特性に合ったストールを選ぶことも大切です。

今回のお客さんの場合は
ポイントの２と３をやっただけで大きく印象が変わりました。

もしあなたも同じような傾向があれば
ぜひ試してみてください！

PS.
生地が薄く、長さもスタンダードなストールなら
こちらがオススメです。

https://naturallounge.jp/products/list.php?category_id=23

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。