実は・・・常識がないんです

2017/11/03
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

膝にナプキン敷いて。

ナイフで食べちゃだめなんだよ！

フォークの持ち方がペンの持ち方になってるよ！！

・・・
・・・
・・・
先日、嫁との結婚記念日で地元ホテルのレストランで食事をしたときのこと。

そのホテルは結婚式場だけあって、格式高く品も良い雰囲気です。
料理もフレンチだったので、フォークやナイフ、スプーンをたくさん使う機会があります。

実は僕はこういう場所もそうですが、ちょっとお洒落な料理を食べるのがとても苦手・・・

今回も一つ動作をするたびにいちいち嫁に注意されていました　汗

料理の種類も食べ方も知らないし、フォークやナイフの使い方もわからないし・・・
なかなかひどいレベルです。

多分普通の人にとっては当たり前のことも僕からしたら「マジで！？」という感じ。

なので、残念ながらマナーや常識がありません。。。

今回も嫁に注意され続けながらもなんとか料理は完食することができましたが・・・

でも不思議に思ったんです。

こういうことってどこで習うのよ？
と。

学校の授業ではこういうことを教える授業はなかったし、たまに家族で外食に行くといってもそんなしょっちゅうフレンチやイタリアンレストランに行くこともありません。（両親と一緒に行けばきっと教えてくれると思うのですが）

そうなると、自分で調べて勉強するのかな？
と思って、嫁に聞いたんです。

「じゃあ芳美（嫁）はこういうことどこで知ったの？」

そしたら、こんな回答が返ってきました。

「テレビで見たよ」

・・・
・・・
テレビかー、確かに俺はテレビ見ないからなー。
でもなんかテレビの情報って信頼性に欠けるような気がしてなりません。
（僕だけかもしれませんが）

じゃあ自分の場合はやっぱ本かなー、と。

そんなことを考えていると、ふとあることを思い出しました。

そういえば、前にいい本を紹介してもらったな、と。

実は、昔前職の社長にも同じように食事の作法について叱られました。

夕食に誘っていただき、一緒に料理をいただいたのですが・・・

あなたのご想像通り、ここでも散々注意をされました　汗

箸の持ち方から魚の食べ方、刺身の醤油へのつけ方まで。
すべてのことがあまりにできていなかったので、その時は社長に勧めていただいた
「男の作法」という本を図書館で借りて読みました。

内容を読んでみると、結構衝撃を受けると同時に、正しい作法について全く知らなかったなーと思い知らされたのを覚えています。

当時はとりあえず箸の持ち方だけは矯正できましたが、その他のことはまだまだ出来ていませんでした・・・

そして、今回の結婚記念日での食事です。

35歳にもなって、これじゃあさすがにまずいな・・・と感じ。
昔図書館で借りた「男の作法」をもう一度読み込もう！ということで、今回はAmazonで購入しました。

この本、あらためて見てみると、本当に学ぶべきことが多い。
１９８１年に出版されてましたから、僕が生まれる前に書かれた本です。

古い本ですが日本人の「マナー」や「男の粋」という大事なことを教えてくれる本だなーと。

最近はこういうことをしっかり教えてくれる人も少なくなってきていると思います。
逆に僕のようにできない人はどんどん増えているんじゃないかな？という気も^^;

見た目などのお洒落も大事ですが、やっぱり内面を磨くことの方が大切ですよね。

すぐに理想の作法ができるようにはならないと思いますが、日々の生活の中で少しでも改善できるようにしていきます。

そして、自分がおじーちゃんになった時にはちゃんと若い人に教えられるようになっておきたいですね　笑

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。