- 2017/08/15
- writer: Moto
インドの入国審査
インド・デリーより
おはようございます。
Natural loungeのMotoです。
今日から数回インドからあなたへ
メルマガをお届けします!
いやー無事インドに到着しました。
久しぶりにインドへ来た感想を一言で表すと
まさに「暑い」の一言に尽きます。
結局いつも言っていますよね。笑
最近お客さんには
乾燥したインドの暑さ(40度超)よりも
日本の湿度が高いジメッとした夏の方が暑い!
なんて言っていましたが
実際に来るとやっぱりインド暑いです。笑
さて、今回も無事にインドへ来た僕ですが
たまに理由も告げられずに、入国を拒否される人もいるんです。
はるばるインドまで来て、入国審査で強制帰国させられるなんて最悪ですよね。
ちなみにインドへ入国するには事前にインド政府に申告して
ビザを発給してもらわなければいけません。
(ビザは、あなたはうちの国にとって問題ないから入国していいですよという、入国許可証です)
もちろん僕もビジネス用のビザを持っていますが
このビザがあっても入国拒否される時があるそうなんですよね。
しかもそれは入国審査を受けるまでわかりません。
なので、悪いことなんて一切していないのに
確実に入国できるまではいつもドキドキするんですよね。笑
それに、この4年間でもう20回近く来ているので
これだけ頻繁に来ている理由も確実に毎回聞かれます。
何度も言いますが、悪いことは一切していないので 笑
普通であれば問題なく入れるはずですが、なんていったってインド。
一ヶ月前まで白だと言われていたものが
突然黒になる国なので何が起きるかはわかりません。
ちょっと前置きが長くなりましたが
そんな訳で今回も若干心配をしながら入国審査を受けました。
いつも以上に空港も混んでいて
入国審査には長蛇の列ができていました。
そして待つ事数十分、いよいよ僕の番まで数人です。
すると3人前にいた欧米人が、入国審査に引っかかり
何分も話した結果、どこかに連れて行かれました。
こういう時って、その場に嫌な空気が流れるんですよね。
そして、いよいよ僕の番です。
問題なく入国できますように!
と精一杯良い人そうな顔をして審査に臨みます。
そして、強面の審査官に
何をしに来たのか?なんのビジネスかいつも通り質問をされます。
僕は笑顔で買付できています。と答えるのですが
審査官は無表情のまま質問を続けます。
なんの買付できているんだ?
ストールです。
無表情の審査官に対し引き続き満面の笑みで答える僕。
どこの街に行くんだ?
今回はデリーだけです。
いつもは聞かれても一個か二個の質問なのに
今回は色々聞かれます。
他の人に比べると長い審査に、
後ろを見ると、並んでいる人たちも心配そうに僕を見ています。
そんな状況を尻目にじっくりとパスポートを見る審査官。
これもしかして、ヤバイやつか?まさかね。
と心配し始めた次の瞬間、審査官の口から衝撃の一言が!
弟がストールの卸をしているんだけど興味ない?
え????
まさかの質問に、もう一度聞き直します。
英語だし、聞き間違えもありますからね。
するとさっきまで強面だった面接官が申し訳なさげに小声でこう言うんです。
弟に紹介したいから名刺もらってもいい?
可愛い上に家族思いか。笑
丁重に断りましたが
まさかの審査官の申し出につい笑ってしまいましたよね。笑
だって入国審査ですよ。
日本ならこんなこと絶対ありえません。
今思うと話くらい聞いても良かった気もしますが
入国審査の場所で、後ろに何十人も人がいるのに
ビジネスの話をするほど僕には余裕がありませんでした。
何はともあれ無事に入国できたわけですが、さすがインドですよね。
インドの入国審査、色々な意味で恐るべしです。笑
インド到着早々、
もれなくこんな体験をさせてもらいましたが
ここ数日は通常通り取引先に行って莫大な量のストールを見ています。
すでに素敵なストールも入手しているので
あなたにご紹介できるように、充実した時間を過ごしたいと思います。
それでは今日も1日頑張りましょう!
コメント
「インドの入国審査」への4件のフィードバック
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
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特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
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10年以上前の記事
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緊迫した状況下から一転のオチ、笑わせてもらいました!
これも旅をしないとできない貴重な経験ですね。
Motoさん目線の現地写真を見るのを楽しみにしております。
今回はマックが閉店しているとのことですので、
体調にお気をつけ下さい!
Y.K
Y.Kさん
笑ってもらえてよかったですー。涙
新聞の四コマ漫画のように、
朝から読者のみなさんにクスッとしてもらえるのが僕のメルマガの目標です。
マックも実際どうなのか見てきたので、次回メルマガで報告します!
コメントありがとうございます!
Moto
リアルインド通信8月版第1号(すみません、勝手に名前を付けました)、のっけからやられました(;゜∀゜;)「日本ならこんなこと絶対ありえません」。ホントそうですよね、もう、びっくり。でもMotoさんは無事に入国できたし、私達にこんな話題も提供してくれたのですから、その入国審査官には感謝(?)ですね。
ではインドでのお仕事頑張って下さい! あと、「街にはこんなお店があります」(インド独特な店でも、進出してきた世界的チェーン店でも)のようなリポート、あったら嬉しいです。でもくれぐれも仕事と体調を優先してくださいね。ema*
emaさん
こんにちは。リアルインド通信8月版第1号ってなんか本格的ですね。笑
審査官のおかげでタイピングも進みました。笑
街にこんなお店があります。的なの待ってて下さい!
ネタを貯めてリポートさせてもらいますね。
すでに辛いものを食べて腹痛になり、お尻に火がついていますが
今の所大きな体調不良にはなっていないので、
この調子で買付進めたいと思います。
いつもありがとうございます!
moto