0

現在カート内に商品はございません。 ×

0

現在カート内に商品はございません。 ×

正直・・・泣きました

Honestly ... I cried




今日は朝から少し真面目な話をしようと思います。



え?

山崎さんの話って、割といつも真面目よね!
と思ってくれたあなた。


ありがとうございます!
(根が真面目なんですよ 笑)


逆に日曜の朝から難しい話はしんどい・・・
という方もスルーせずになんとか読んでいただけれると嬉しいです^^



それでは真面目な話、いきますね。



ついこの間、ある本を読みました。


この本は7年前に買った本なのですが、当時一度読んだだけでそのあとは読んでいませんでした。


ですが、最近買った本を読み返していて、もう一度この本を読んだんですね。


そしたら、その内容が素晴らしくて!!
一気に引き込まれたんです。


逆に何でこの本を一度読んだだけで7年間も本棚に入れていたのだろう?という感じ 笑


当時読んだ時はまだ20代中盤で、なんとなくいい内容だなーと思って買ったけれど、当時の僕はこの本の本当の価値に気づけていませんでした。


7年経って、多少は知識や経験、洞察が身についてきたことによって、同じ本を読んでも全く違う印象を受けたんだと思います。


まるで今まで自分が色々な分野でばらばらに学んできた知識や経験が凝縮されて一冊の本にまとめられているかのような感覚を覚えました。



今までたくさんの本を手に取ってきましたが、間違いなく何度も何度も繰り返し読みたい本の一つになりました。


今日はその本から僕がインスピレーションを受けた一文をご紹介します。

あなたにとっても何か感じるものがあれば嬉しいです。


※ハーバードの人生を変える授業から抜粋
ーーーーーーーーー


「わからない」を受け入れる





私たちは「わからない」という状態を恐れます。自分の人生は今これでいいのかと確証を求めたくなります。

「悪い知らせ」よりも「知らせがない」ことの方が怖いのです。

はっきりとした悪い診断よりも、あいまいな診断のほうが私たちを不安にさせます。

知りたいという欲求は人間の心の奥深くに存在しています。


神を見出すことにより、私たちは知らないことからくる不安を軽くしようとします。
先行きに不安を感じる状態の時は、人は確かな知識で安心させてくれる指導者にしたがいます。病気の時は医者を崇めます。子供ならなんでも知っているように見える大人に不安を鎮めてもらおうとします。成長して、両親が決して完璧ではないとわかると、今度は神、宗教的指導者、リーダーなどにその役割を求めます。


それでも心の奥底では不安を感じています。


なぜなら、それでも「わからない」ということを自分でもわかっているからです。

歴史学、考古学、そして心理学をもってしても、人類全体、または個人の過去を十分に説明することはできません。過去や未来どころか、この「いま」について何一つ知る手がかりはないのです。


では何ができるでしょうか?


「わからない」ということを受け入れることが必要です。

たとえわからないことがあっても心穏やかに過ごすためには、その不確実性を歓迎しなくてはなりません。

自分たちの無知を心から受け入れることができたら、知らないものに対する不安を、畏敬や驚きという感情に変えることができます。

世界、そして人生を、奇跡に満ちた物語として見直すことができるのです。



ただ歩く



ポジティブ心理学の創始者である故フィル・ストーンは私にとって教師以上の存在でした。1999年にフィルは私を第一回ポジティブ心理学サミットに連れて行ってくれました。

学会2日目は、9月のありふれた1日でした。


空はいくぶん曇りがちで、風はさわやかでした。

午前中の講義の後、フィルは「歩きにいこう」と私を誘いました。

「どこへ?」
と私は尋ねました。


「ただ歩くのさ」
と彼は答えました。


これは私がそれまで学んだ中で最も重要な教えの一つでした。


外へ歩きにいきましょう。
ただゆっくりと時間を過ごすという以外は何も目的を持たずに。

そして、この世界の豊かさを味わい尽くしましょう。

街の鼓動、村の静けさ、海の広大さや森の生命力を感じとる時間をとりましょう。

ただ歩くことを習慣にしてください。



ヘレン・ケラーは次のようなことを書いています。

ある日、森の中を長い間歩いてきた友人に、ヘレンは森の中にどんなものがあったかと尋ねました。

すると、友人は「別に何も」と答えたのです。

その時に感じたことです。

「1時間も森の中を散歩して、『別に何も』なんてことがどうしたら言えるのだろうと思いました。

目の見えない私にもたくさんのものを見つけることができます。

左右対称の繊細な葉、白樺のなめらかな木肌、荒々しくゴツゴツとした松の木の樹皮・・・。



目の見えない私から、目の見える皆さんにお願いがあります。



明日、突然目が見えなくなってしまうかのように思って、すべてのものを見てください。


そして、明日、耳が聞こえなくなってしまうかのように思って、人々の歌声を、小鳥の声を、オーケストラの力強い響きを聞いてください。

明日、触覚がなくなってしまうかのように思って、あらゆるものに触ってみてください。

明日、嗅覚と味覚を失うかのように思って、花の香りをかぎ、食べ物を一口ずつ味わってください。

五感を最大限に使ってください。


世界があなたに見せてくれているすべてのもの、喜び、美しさを讃えましょう」

ーーーーーーーーー

これを読んだ時、正直、感動して泣いてしまいました。 笑



だれしも生きていると急に不安に襲われたり、先の見えない不確実な道を進むことへの恐怖を感じることがあると思います。



でもその恐怖や不確実性を受け入れ、知らないことに対する不安を好奇心に変えて生きていくと、何気ない毎日はなんて素晴らしいものなんだろう、ということに気がつくことができます。


でもそういった当たり前だったり、何気ないことは意識をしないとスーと抜けていってしまいます。


特に個人的な経験でいうと、自分が不安や不確実性を感じている時はなおさらです。恐怖という強力な感情に支配されている時にはきっと五感が正しく働かないのだろうと思います。


あなたや僕を含め、どんな人の人生にも確実で安全という道はありません。
誰しも不確実で先の見えない世の中に生きています。


先の見えないわからないことや不安な感情を受け入れ、畏敬や驚きという感情に変えることができれば、きっと人生は楽しくてしかながないものになると思います。


僕自身まだまだその境地には至っていませんが 笑



最後に哲学者であるラルフ・ウォルドー・エマソンによる名言を紹介して締めたいと思います。



「不変の叡智とは、ありふれた物事に奇跡を見出すことである」



あなたの日々の生活に今日の話がちょっとでも役立てば嬉しいです^^




PS.
僕も早速、「ただ歩く」という習慣を生活に取り入れています。今は娘との散歩を兼ねていますが、自分一人でもずっと続けていこうと思っています。

あなたも気に入ればぜひ試してみてくださいね。



コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2017.05.28

カテゴリーロゴ

メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!

お客様の声

のカスタマーレビュー
総合評価
星5つのうち

メールマガジン登録 メールマガジン登録