- 2020/09/06
- writer: 山崎拓
一番の決め手は◯と◯◯ュー
「山崎さん、どうやって選んでいるんですか?」
しばらく前、常連さんに聞かれた質問。
お客さんに似合うストールをどうやって選んでいるか?
と思われるかもしれませんが、この時に聞かれたのは、自分が読む本をどうやって選んでいるか?という質問 笑
ストール屋のメルマガなのにやけに本の話多いわね!と思っている方はきっと多いと思います 笑
でもストールと同じくらい本も大好きなので、どうしても話ちゃんですよね。
しかもこうしたメルマガなどのコンテンツには本、というのは相性がいいんです。
メルマガも文章中心のコンテンツですが、本も文章が中心ですからね。なので好き+相性がいいということで度々本ネタが登場するというわけです 笑
最近ではメルマガのネタに困ったときは、何かいい本ないかな?と自分の本棚を見るほど。実際になんどもネタ切れの危機を本ネタで乗り切ってきました^^
そんな大好きな本なので、今までそれはそれは数えきれない本を手にとってきました。
よくナチュラルラウンジのお客さんに「お手持ちのストールは何枚くらいですか?」なんて聞くことがありますが、中には数百枚お持ちの方などもいらっしゃり、◯さんは本当にストール大好きなんだなーと感じることがありますが、僕も本に関してはもう数百は余裕で超えています・・・
実際に数えたことはないので分かりませんが、このままいくと僕の仕事部屋は本でいっぱいになってしまうかもしれない、というペースです。
そして、今日本では1日に206冊、1ヶ月にすると6284冊、そして、1年間だと75412冊の本が発売されていると言われています。
あらためて数字を見るとすごい数ですよね。
もし、これらの本を全部読もうとしたら一生かかっても読むことはできません 汗
なので、個人的には本を選ぶ時にはその選定基準がかなり大事だと思っています。
イメージ的にはこの年間7万冊以上の本の中から本当に価値のある黄金を探すような感じです。
一冊の素晴らしい本に出会うことができれば、それは冗談ではなく値千金。
でも、ダメな本を買ってしまうと、お金だけでなく貴重な時間も失ってしまいますし、雑多な情報が入ってきてしまうので、脳にとっても良くありません。
なので、素晴らしい本とダメな本だとそれこそ受ける価値に雲泥の差があります。
これらをどう見極めるか?というのが冒頭でお話ししたお客さんからのご質問だったんです。
その時に僕が答えた内容は大きく2つあって。
何を学ぶか?より誰から学ぶか?
一つはその著者がどれだけその分野で経験しているのか?ということ。
目安は最低10年から。できれば40年以上一つの分野に精通している人の本を読みたいと思っています。
特に本のような知識を求めたり、学習を目的として選ぶ場合にはその道のプロフェッショナル、その道の権威、世界一の人から学ぶべきだと思っています。
これはもう感覚的にも良く分かると思いますが、キャリア3年の人が書いた本の内容とキャリア30年の人が書いた本の内容、どっちが優れているか?というとやっぱり30年の方が圧倒的。
中には経験が少なくても優れた洞察を与えてくれたり、若い著者だからこそ書くことのできる勢いだとか積極的なメンタルを学ぶこともできますが、技術力や経験値から来る理論などのレベルはやっぱり全然違います。
なので、これに関しては何を学ぶか?というより誰から学ぶか?ということが一層重要だなーと思っています。
客観的なレビュー
そして、二つ目に重要視するのはその本や著者に対する一般のお客さんからのレビュー。
今、本を買うならアマゾンという方も多いと思いますが、アマゾンで何かを買う時、誰しも必ず確認するのがレビューではないでしょうか?
もちろん、僕もアマゾンでも本を買いますが、その時に必ず確認するのがお客さんからのレビュー内容。
ぶっちゃけ、レビューが素晴らしかっただけで買ったことも何度もありますが、ほとんど失敗したことがありません。
もちろん、先ほどお話しした著者の経歴などはチェックした上でですが、たくさんのお客さんが素晴らしいレビューをしている本はだいたい良い 笑
昔でいうと、本に詳しい人や価値観の合う仲の良い友人に「この本は素晴らしいから読んだ方がいいよ!」と言われて本を買ったり、借りたりするような感じでしょうか?
こうした本って、だいたい良くないですか?
大失敗した!ということはとても少ないと思います。
アマゾンを始めとした、お客さんのレビューというのはこれをほぼ同じような意味を持っていると思うんです。
もちろん、レビューの中には酷評や低評価されているものもあり、そうした内容も同じ失敗をしない上ではとても参考になります。
特にアマゾンは1ユーザーとしてもWEBサイトのライバル(おこがましいですが・・・)としても長年ウォッチしていますが、ぶっちゃけアマゾンの一番の強みはあのレビューなんじゃないか?と思うこともありますよね 笑
もちろん、アマゾンがレビューだけで持っているなんてことはありませんが、決定的に重要な役割を持っているいうことは間違い無いと思います。
この二つが僕が本を選ぶ時に特に意識していることですが、多分これって本だけじゃなく、他の様々な商品やサービスを選ぶ時にも使えることだと思うんです。
例えば、自分が大病を患ってしまって、手術が必要な時だったら、まだ経験が数年のお医者さんよりも何十年もキャリアを積んで、数多くの同じような手術を成功させてきた実績豊富なお医者さんに担当してもらいたいですよね。
しかもその方の手術を受けて、病気が完全に治った、手術の時もその前の診断でも本当に親身になって接してくれた、こちらの話をよく聞いてくれアフターフォローで再発しないための生活習慣も丁寧に教えてくれた、などのたくさんの他の患者さんの声を聞けばより安心してお願いできると思います。
また、商品についてもその商品のことをよく知らないけどとりあえず仕事だから売っているような人と、その商品のことが大好きで深い知識がある人だったらどちらの人から購入したいか?と聞かれたら、おそらく後者じゃないかな?と思うんです。もちろん、実際に商品を購入して満足しているお客さんの感想がたくさんあれば商品も安心して購入できますよね。
そして、僕の場合はストールに関しては提供側でもあるので、この二つのことは常に意識をしています。
ことストールに関しては誰にも負けないような深い知識やたくさんの経験を積むことはもちろん、実際に利用してくださったお客さんからのレビューをいただくこともとても重要だと考えているんですね。
もちろん、両方ともまだまだ道半ばですが。
これからもストールといえばナチュラルラウンジと言っていただけるよう、自分たちの知識や経験を深めると共に、お客さんからのたくさんのフィードバックを常に受けられるように活動していきます。
本の話から結局最後はストールの話になってしまいましたが 笑
やっぱり両方好きなんですよね♪
ということで、何かを選ぶ時には今日お話しした二つのポイントも意識していただくと失敗しない選択ができるかも?しれません、というお話でした^^
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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