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痛い、悪い、不快

Ouch, bad, uncomfortable




パチッ!!

痛って!


車のドアを開けようとするとき
玄関のドアノブに触れたとき
服を脱ぎ着したとき



必ずと言っていいほど発生する静電気。


嫌ですよねー。


ときには溜まりに溜まった静電気が一気に解放されたときには結構な痛みを伴うことも。(友人はこれを静電気アタックと呼んでいました 笑)


間違いなくあなたもこの不快な思いをしたことがあると思います。


特に今のような乾燥する時期には毎日のちょっとしたストレスですよね・・・



とはいえ、めちゃめちゃ深い悩みじゃないし、すぐに解決しなければいけない問題ではない。



そして起きるときもあれば、起きないときもある。
よく分からないから本格的に対策をしにくかったり、そこまで深刻な悩みじゃないからつい放置してしまう。


あなたにとっても静電気はそんな微妙な位置付けではないでしょうか?



でも実は静電気はかなり人の体に悪影響を及ぼす存在です。



例えば、、、

静電気が発生すると体内のビタミンCが普段より多く使われ、血中のビタミンC不足となります。ビタミンC不足は抵抗力を減らし、風邪などの病気にかかりやすくなります。
さらにカルシウムが減少することも分かっています。カルシウム不足は骨や歯への影響、イライラ・倦怠感にもつながります。

また、筋肉の硬直による肩こりや腰痛、免疫力の低下、貧血などの症状が出現するケースもあるようです。


そして意外に見落としてしまいがちなのが、静電気を持っていると空気中の浮遊物質を引き寄せるということ。

空気中にあるハウスダストを自然と引き寄せてしまうのです。ハウスダストの中には、ほこりだけなくダニなども含まれています。吸い込んでしまうと、アレルギー性の症状を示すこともありますし、接触による皮膚疾患の原因にもなると言われています。

さらに美容面にも影響があります。

手や肌の表面の角質層を傷つけてしまい、そこから細菌が入りやすくなります。
 
 
角質層に細菌が入ると、皮膚の細胞を破壊し、炎症をおこす原因にもなりますし、角質層が傷つくと、肌のバリア機能が弱くなり様々な刺激に敏感になります。
 
 
そのため、かゆみなどの症状が出たり悪化してアトピー性皮膚炎になる人も、少なく
ないようです。


さらにさらに、髪の毛や頭皮への影響もあります。
髪表面のキューティクルがはがれやすくなり、ダメージヘアが進んでしまったり、頭皮のかゆみを引き起こしたり、乾燥してはがれた頭皮の表面から内部へ病原菌が入り込み頭皮トラブルを引き起こすことも・・・


こうしてみると、放っておくと長い目で見たときにかなり健康や美容にも害を及ぼすことが分かります。



そうなると、できる限り静電気の発生を抑えたいですよね。



では、なぜ静電気は起きるのでしょうか?



地球上のすべての物質は、電気を帯びています。電気は「プラス」と「マイナス」で構成されていて、普段は同じ量が存在し安定しているので日常生活の中で物質が電気を帯びていることを感じることはありません。電気を帯びることを「帯電」といい、この帯電している状態を「静電気」といいます。


物質と物質がこすれる時、電気が発生します。プラスとマイナスの電気のバランスが崩れてしまった場合、静電気が発生します。


そして、実際の生活の中では重ね着によるものと空気の乾燥によるところが大きな原因です。服を重ねて着ることで服同士の摩擦で静電気が起きやすくなります。また、冬場など空気が乾燥していると静電気は空気中に逃げにくくなります。これによって、静電気が発生するんですね。



そして、この時期の服の素材として多く使われているのがアクリルやナイロンといった合成繊維です。合成繊維はどちらも原料は石油で静電気を非常に発生させやすくなっています。


そして、ストールやマフラーなどの小物も合繊の素材が多くあります。

特に、ストールやマフラーは着けたり外したりを繰り返すので、どうしても摩擦を発生させ、静電気を作りやすくなってしまいます。


一方、天然繊維は吸湿性が高く、繊維の中に水分を取り込みやすくなっています。そのため、静電気を発生しにくい素材なんですね。
(最も吸湿性が高い素材はウールやカシミヤ、次にシルク、麻、コットンと続きます。例えば、アクリルとウールでは吸湿率は7倍以上も違います)




advantage-of-wool-stole-and-disadvantages-optimal-utilization-method8



静電気対策で一番良い方法は、そもそも静電気を発生させないことです。



なので静電気を発生しやすい合繊の衣類は控え、できるだけ静電気を発生しにくい天然繊維100%の衣類を身につけることが理想です。



特に着脱の多い、ストールやマフラーを変えるだけでも帯電する確率は大きく減らせます。


不快なだけでなく、健康にも美容にも大きな影響を与えるものですから、一度あなたの普段使っている衣類や小物を見直してみても良いかもしれません。


参考になれば嬉しいです^^




PS.
細かい話をすると、衣類の組み合わせで静電気が発生しやすかったり、しにくかったり、というものがあります。ただ、ここで話すと長くなってしまうので、また次回以降にお話ししたいと思います。




コメント

痛い、悪い、不快」への2件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    全くもう、そーなんです!!!この時期は静電気恐怖症になります(;>_<;)でも、静電気は痛いだけではなくて、体に悪影響があるとは思ってもみませんでした。あのアクリルのストールはもう巻けないかも…(×_×;)
    是非、衣類の組合せの話しも聞かせて下さい~。 ema*

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      emaさん
      この時期は本当に嫌ですよね・・・
      そうなんですよ!痛いだけならまだしも、健康に悪影響があるのがやっかいなんです。

      アクリルは確かにウールに特性が似ていて暖かいため、冬は使う方も多いですよね。
      個人的にはあまり推奨はしませんが、組み合わせ次第では使えますから、またそのお話もさせていただきますね!

      いつもありがとうございます。

      山崎

      返信

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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2017.01.27

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