■ストールコンシェルジュのポロッと一言(ひとこと)
新しい保管場所?防災グッズにストールを入れておく。
ストールコンシェルジュ
ノリ(中谷 典弘)
背景)
なるほどなー!と思わされた話です。
僕がやっていたことではなく、
実際にそうしている方から聞いた話です。
きっと読んでいくうちに
たしかにそうだね。と思うところがあるかもしれません。
私たちが住んでいる日本では
大きな被害を巻き起こす地震や災害が
毎年のように起こってますよね。
小さい規模のものを合わせると
毎月何かが起きている、
そんな気がしますが
防災グッズの準備はありますか?
これは自分自身への問いかけでもありますが・・・
何が入っているか覚えていますか??笑
地震による落下物、
火事による煙、
ケガによる傷や骨折。
不意にくるものなので、
いろいろな状況が想定されます。
聞かせてくれた方が言っていました。
「ストールを畳んで頭に乗せて、
その上からもう1枚かぶればクッションになる。
鼻と口を覆って煙を避けられる。
布だから、傷口を拭いたり、洗ったあとに処理したり、
包帯や三角巾の代わりにもなるわよ。」
なるほど。
布本来の役割を持っていますから、とても機能的です。
さらに言います。
「着の身着のままだったら、防寒具になる。」
冬でも薄着のままで、
とにかく逃げたという話も聞きます。
ここまでは、僕の中にもあった発想ですが
次が違いました。
「明るい色がいいんじゃないかな。」
「災害のときは気分が落ち込みがちになるから
心が病まないように色も明るめだったり、
少しお洒落な気持ちになって気分が上がるような、
そういうストールを何枚か入れてるの。
探してもらうときにも目立つしね。」
これはぜひ、ストール好きの方にはお伝えしたいなと思いました。
準備しておいてもかさばらないですし、
持ち歩く時も負荷になりません。
機能的なので
多くの場面で役に立ちそうです。
精神的なダメージも
少し和らげてくれるかもしれません。
専門的な視点から付け加えておくと、
ウール系の素材のものと
コットン系の素材のものを
2枚準備しているといいと思います。
コットンやリネンは植物なので
火がつくと燃え広がってしまいますが、
ウールは難燃性で燃えにくいです。
また、糸の中に空気を含むので
クッション性があって
落下物への効果も比較的高いと思います。
体が濡れたり、薄着のときの防寒効果も高いです。
ただ、繊維が出やすいので
傷口に当てるのはよくないです。
ガーゼや包帯の代わりにするときには
コットン系がいいですね。
洗って綺麗にするときにも
ゴシゴシ洗えるので使い回しやすいですしね。
ポリエステルやアクリルなどの合成繊維は
火で溶けて体にくっついてしまう可能性があるので
注意してくださいね。
まだ、ストールを巻き始めたばかりの場合は
防災グッズに入れておくほど枚数はないかもしれません。
昔から使っている方。
タンスの中に眠っている話をよく聞きます笑
タンスに眠らせておくなら
防災グッズの中に入れておけば
困ったときに助けてくれるかもしれません^^
もちろん、
災害に合わないことが1番ですが、
いざというときの備えとして
参考になれば幸いです^^
P.S
ちなみに、日本国内の自然災害の被害数推移を調べてみると
大きな変化でみれば減っているようです。
(表で載せています)
高度経済成長期を経て、
国としての整備が進んできたからだと思います。
とはいえ、
毎日のように何かしらの災害が報道されたり、
記録的な大雨やゲリラ豪雨が起きているのも事実。
毎年、数万人は被災者がいるわけですから、
災害や避難も人ごとではなくて
すぐ近くに迫っていることも意識する必要があると思っています。
※データは「総務省統計局」より
※防災セットの写真は旭電機化成株式会社様の防災セット写真をお借りしています
コメント
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