- 2023/06/30
- writer: 山崎拓
ちょっと変わった哲学。
今、日々の仕事の中で新しい取り組みをしています。
それは広告に関する仕事。
広告と聞くと、企業の宣伝や売り込みのイメージが強く、多くの人にとって忌み嫌われがちな位置付けになっているものかもしれません 汗
実際に、ほとんどの消費者は広告を邪魔なものだと思っていますし、さらに広告自体を信用していないという消費者も年々増えてきています。
きっと今このメルマガを読んでくれている方の中にも広告は大嫌い!
という方も少なくないと思います。
昔からあるTVCMやラジオ広告、あるいは新聞や雑誌、また最近のインターネット広告でも同じですが、広告が流れるとチャンネルを変えたり、広告を読み飛ばしたり、動画であったらスキップをするというのは誰もが無意識にやっていることの一つだと思います。
なので、人間の脳はもはや現代の広告を邪魔なもの、不要なものだと一瞬で判断し、自動的に遮断するようになっています。
もちろん、これは広告を出す企業側の責任がとても大きいと思います。
今まで散々誇大広告をしたり、ひどい時には嘘の広告を出したり、そのお客さんに全く関係のない広告を出し続けてきたことが積もり積もって企業の広告の信頼性を損ねてしまったのだと思います。
一方で、こんな状況になっている中でもやっぱり企業や事業活動をしていく上では広告はなくてはならないものだと思っています。
だからこんなに嫌われていても広告自体はずっと昔からなくなりませんよね。
(それどころか広告産業自体はずっと右肩上がりで伸びています)
というのも、実際にお店や事業を運営していくとなると、放っておいてお客さんがどんどんお店に来てくれるということはほぼありません。
そうした中で、自分達のことを知ってもらうために広告や営業活動というのはとても重要な事業活動の一つになるんですよね。
多くのお店や企業が立ち行かなくなるのは集客ができず、利用してくれるお客さんがいなくなってしまうことが最大の原因。
集客さえできればお店や事業というものはなんとかなりますし、他の問題というのは大抵の場合、解決することはできます。
でも、利用してくださるお客さんがいなくなってしまったら、他の問題が全て解決できたとしてもそのお店や会社は潰れてしまいます。
かの有名なピーター・ドラッカーはこんな名言を残しています。
「企業の唯一の目的は顧客の創造と維持である」
まさに現実はこの名言の通り。
だからどの企業も昔から今に至るまで消費者の認知や利用を促すために熾烈な争いを繰り広げています。
実際に僕らも創業当時から広告でお客さんにお店のことを知っていただき、それから少しずつ多くの方にご利用いただけるようになるというプロセスをいつも踏んできました。
立ち上げ初期はチラシをポスティングしたり、新聞の折り込みで配布したり。
雑誌の広告欄に載せたり、新聞の広告枠に載せたこともあります。
あるいはラジオやテレビでお店の宣伝をさせてもらったり。
また、インターネットの広告は創業当時から一貫して改善を重ねて育ててきています。
そこからお店を利用してくださったお客さんがご友人やご家族に紹介してくださったり、あるいは自分のSNSやブログでご紹介をしてくださったりして、また新しいお客さんがお店を知ってくださる、という良いサイクルが生まれるようになります。
また、ある程度の認知が広まってくると、お店自体を直接探してくださるお客さんも増えてくるので事業をしてはとても安定するようになります。
でも、一番初めの接点を持つことができなければ、そもそもこうやって広がることもありません。
なので、集客における広告活動というのは好き嫌いに関係なく、事業にとってはとても大事で欠かすことのできないものなんです。
そして、僕としてはできるだけお客さんのニーズやウォンツ、そのお客さんが求めているものにマッチした広告を出すようにすれば、忌み嫌われることなく、むしろ感謝してもらえるツールになると思っています。
実際に、ナチュラルラウンジを利用してくださっているお客さんの多くの方にはお店と出会えて本当に良かった!と言っていただいています。
長年、アトピーや肌荒れ、アレルギーに悩まされ、首に何かを巻くことすらままならなかった人がストールを巻くことができるようになり、肌トラブルはもちろん、おしゃれを楽しめるようになったり。
あるいは自分が本当に納得できるストールをずっと見つけることができなかった方が、自分にぴったりのストールを手に入れることができるようになったり。
または、ストールなんて今まで巻いたことはもちろん、ストールのことなんて考えたこともなかった人がナチュラルランジを知ったことでストールを使ったファッションを楽しめるようになったり。
僕らとしては事業活動を通じて一人でも多くのお客さんにこうした体験をしていただきたいと考えています。
なので、まだ見ぬお客さんとの接点を作ることを常に考えていますし、この活動が事業の最前線の極めて重要な部分になることは間違いありません。
こうした背景もあって創業当時から広告は最高の投資先の一つと考えているんですよね。
これはちょっと変わった哲学かもしれませんが、お客さんとの初めての接点を持てるというのは何にも変え難いもの一つです。
また、これもあまり一般的には知らない方も多いかもしれませんが、インターネット広告はただお金をかけて広告費を出せばいいというものではなく、創意工夫や技術を高めることで広告費はかなり抑えて色々な広告展開をすることができるんです。
(本当に技術が上がると広告費は1/100にして広告効果は1000倍にするなんてことも!)
そうでなければ大資本を持った大企業には僕らのような小規模事業者は絶対に太刀打ちできません 汗
この話をするとまた長くなってしまうので別の機会にしようと思いますが、こんな感じで実は広告というのはとても地道な積み重ねで、スキルを磨きながら少しずつ少しずつ育てていくものだったりするんですよね。
そんなこともあり、先日から新しい媒体でのテストを始めています。
こちらも他の仕事と同じく、まずは小さく始めて、実験を繰り返しながら少しずつ広げていこうと考えています。
ただ、実はこの媒体は今まで何度かチャレンジをしてその度に失敗してきたものなんですよね 汗
もう何度もうまくいかなかった経験をしているので、一度は諦めかけたのですが・・・
でも、諦めてしまったらそこで可能性はゼロになってしまいますからね。
今も日々試行錯誤しながらより多くのお客さんにナチュラルラウンジのことを知っていただけるように取り組んでいます。
また数年後にこの取り組みが花を咲かせ、まだ出会っていないお客さんにも価値を届けるきっかけになればいいなー。
そしてこうした取り組みを通じてナチュラルラウンジ自体もより良い事業に育てていきます。
こんな感じで実はかなり力を入れて取り組んでいるので、あなたも僕らの広告を見ることがあるかもしれません。
その時は「あっ、この広告もあの時話していたように色々考えて作っているのね!」と温かく見守っていただければ嬉しいです 笑
PS.
あと、もしあなたがナチュラルラウンジを気に入ってくださっている場合は、ご家族やご友人にもご紹介をいただけると本当に助かります♪
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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