『いいものを長く使う方法』

2015/06/27
writer：山崎拓
- ストール

「私はストール大好きでタンスいっぱいに入っているわ」
「もう何十枚もあるのよ」
「たくさんもっているけど欲しくなっちゃうの」

僕らのお客さんにはこういったストールマニア　笑
な方が多くいらっしゃいます。

僕ももちろんストールマニアなので
この気持ちはよ～く分かります。

そして多くの方が
昔に買ったものも
最近買ったものであっても
そのどれも大切にしているというお話をされます。

これに関しても気持ちはよく分かるな～と思のです。

というのも
僕もそこまで多くの服をもっているわけではありませんが
それぞれの服を昔から本当に長く使っています。

５年以上は当たり前
中には１０年選手もかなり多くなってきました　笑

それも服だけでなく
靴やバッグ、アクセサリーなど
身につけるものはありとあらゆるものを
長年使っています。

昔から、
良いものを長く使いたい
一生ものを少しづつ増やしていきたい
ということを考えながら買い物をしていった結果
何年も経っても一緒にいれるパートナー達が増えていきました^^

長年使っていると、
製品によっては使っていって味が出てくるものも多くなるので
そういった経年変化もあって、より愛着が湧くようになります。

なので僕自身はこれからも
良いものを長く使っていくことを意識していきたいと思っています。

そして１０年以上使っていて
長く使う秘訣のようなものも分かってきました。

秘訣といっても大したことはありませんが
今日はそのことをあなたにもシェアしたいと思います。

価格よりも品質重視

当たり前ですが、
長く使えるものというのはそもそもの商品のクオリティーが高いです。
もちろん値段も高くなりますが
それに伴い品質も高くなります。

どんな商品・サービスでもそうですが、
安いものというものは安いなりの理由があります。

素材が大量生産できる粗悪品だったり
細部の作り込みが甘かったり
そもそも消耗品として作り、何度も買わせるように作られていたり・・・

最近ではファストファッションの品質も
上がっているものが多くなってきていますが
何年も使えるものは稀です。
（僕も消耗品の位置付けて購入するものがありますが
５年以上使えているものはありません）

一種類を使いすぎない

品質の高いものを選んだ上で
次に大切なことは
一つの種類の服ばかり着たり
一つの種類の靴ばかり履きすぎないということです。

これも当たり前ですが
短いサイクルで使えば使うほど
衣類には負担がかかります。

一週間に一度着る場合と
一週間毎日着る場合では
単純に７倍以上の負担がかかります。

なぜなら、
衣類も休ませたり
洗って汚れを落としたりしないと
繊維が劣化しやすくなるからです。

純粋に1日使った服は次の日は休ませる
だけでも使える期間は全く変わります。

そのためには
ある程度の数の服が必要になります。

高品質な服を集めることは
はじめはちょっとお金もかかって大変ですが
５年１０年２０年と考えた時には
安くて質が悪い服を買い続けるより
よっぽど経済的にも良いと思います。
（もちろん地球にも優しいですしね^^）

冒頭のお客さんのお話ではありませんが
ストールの数が多くあるということは
それだけいろいろなストールを着回すことで
それぞれのストールの寿命が単純に延びることにつながります。

結果的にストールの数も増えていっているのではないでしょうか。

聞いてしまえば当たり前ですが
実際にやってみると
長い目で見たときにかなり大きな違いを生むと思います。

参考になれば嬉しいです。

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。