『ちょっとした冒険』

2015/03/09
writer：山崎拓
- ストールファッション

人にはそれぞれ似合う色や似合うデザイン
似合わない色や似合わないデザインがあります。

それはその人の肌の色や
それぞれの独自の雰囲気だったり
その人のファッションスタイルだったり
さまざまなものが影響します。

このメルマガを読んでくれているあなたは
服はもちろんストールもいくつか持っていると思うので
よく分かると思いますが
「これは私に似合わないなー」
という服やストールが今までにあったと思います。

でも、もしからしたら
似合わないかもしれないけどちょっと冒険してみようかな？
と新しい服を買ったこともあるかもしれませんね　笑

その服が今どうなっているか？
というと・・・・
タンス肥やしにやっているか・・・
古着屋に売ってしまっている・・・・
こんなとこではないでしょうか？

好き嫌いもファッションを楽しむ上でとても大切ですが
似合う似合う似合わないもそれと同じくらい大切です。

ファッションは自己満足もありますが
外に出て人に見てもらってナンボという側面もあるからです。

自分では好きで着ていても周りの人が見て
ダサい、
センスがない、
不快感を与えるようなスタイルになってしまうのはとても残念です。

なので、
僕が初めにお客さんにオススメするときは
必ずその人に合ったストールを提案します。

その後いろいろ話をして傾向が変わることもありますが
お客さんの求めるものと似合うものをうまく擦り合わせて
提案することを基本としています。

トップスやボトムスの場合、
スタイリング全体に大きなインパクト与えますから
そもそもこの部分で似合わない服を選んでしまうと
その服が活躍する機会はとても少なくなってしまうでしょう。

ですが、ストールの場合はそうでもないこともあります。
なぜならストールはスタイリング全体に占める比率がもともと少なく
さらに比率の調整も巻き方で自由自在になるからです。

アクセントカラーの比率は全体の１０％と言われますが
ストールの比率はまさにここに当たるわけです。

ちょっと普段使わない色だけど、
似合うかわからないデザインだけど、
一度試してみたい、ちょっと冒険してみたい
というときはストールから始めてみるのはいいかもしれません。

全面に出すと似合わないデザインや色も、
刺し柄や差し色として使うと、
程よいアクセントになり、全体のバランスが驚くほど良くなります。

これがストールの面白い魅力の一つだと思います。

PS.
このデザイン、全面に出して着こなすのは難しいですが
刺し柄としてならとても面白いストールです！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。