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今年の秋は何の秋?

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先日、ある常連さんがご来店されました。


このお客さん(Fさん)はいつもお買い物ついでにお土産を持ってきてくださるんです。


そのお土産というのは、ある地方新聞。


このメルマガでも何度となくお話をしているので、もしかしたら知っている方もいらっしゃるかもしれません。


「みやざき中央新聞」という名前のこの新聞。


もう随分前、僕が本などの読み物が大好きということを知ってくださってから定期的に譲っていただいているんです。


いただくようになってからたぶん3年、4年くらい経っているかもしれませんが、その間、ずっと読み続けています。



もちろん、僕も義理で読んでいるわけではありません 笑


本当に読んでいて面白いし、学びになることがとても多いんです。


普通の新聞とはコンテンツの内容が全然違って、ニュースというものはなく、その道のプロフェッショナルやスペシャリストのストーリーが主なコンテンツになっています。


人生や仕事、家族や人間関係、お金や投資、国際情報や文化、伝統、宗教などなど。非常に幅広い内容が載っていて普段僕が好んで読む本とはまた違ったエッセンスを学ぶことができるのでとても気に入っています。



そして、これらの記事がまた良いのは、消化しやすいコンテンツの量にまとまっているということ。


本一冊を丸々読むとなるとそれなりに時間がかかりますが、これらの記事は文字数もそれほど多くなく、簡単に読めてしまいます。なので、本が苦手な方や新聞が苦手な方でもとっつきやすいのではないかなーと思います。


この辺はメルマガやライブラリーなどのコンテンツ制作の観点からもとても勉強になります。


たまに僕のメルマガも一つの記事で文字数が5000文字とか6000文字とかいってしまうこともあるんです。


自分では「うぉー!めっちゃ頑張って書いた!!」いう感じなのですが、そうやって気合いを入れて書いたものはお客さんから「ちょっと読むのが大変・・・」というご感想をいただいてしまったり 苦笑



ライブラリーなんて長いものだと20000文字を超えたりするので、そういうときにはいかに読みやすくできるか?ということを常に考えます。


こうしたコンテンツ制作でのヒントもこのみやざき新聞には載っています。


あー、読みやすい記事はこういうフレームワークになっているんだなー、と。



さらに、このみやざき新聞で学んだエッセンスをより深く学びたい!というときにはその方の本を探して購入して読むこともとても多いです。


今までもみやざき新聞を読まなければ決して知ることのなかった人を知ることができたり、本に出会えたことも何度もあります。



なので、本当に様々な面で恩恵を受けているんです。
(Fさん、いつも本当にありがとうございます!)



今回もこのコンテンツや文章、言葉に関わる内容でハッとさせられた、というかちゃんと意識しなければ!と思わされた記事がありました。



きっとこれを読んでくれているあなたにとっても価値があると思うのでご紹介しますね♪


みやざき中央新聞より抜粋 
ーーーーーーーーーーー

先日、たまたま池袋のファミレスで食事をしていた時のことです。
隣で女子高生が二人、ペチャクチャ話していました。

僕はスピーチの研究家なので、二人の会話をこっそり聞いてみました。今の女子高生はどのようなコミュニケーションをするのか調べたかったんです。


二人は僕が聞いているだけで1時間近くおしゃべりを楽しんで帰っていきましたが、ほとんど「ヤバイ」「わかる」の二つだけで盛り上がっていました。

メニューを見ながら「ヤバイ、これやばくない?マジヤバ」、出てきたデザートを見て「ヤバイ、ほんとヤバイ」。そして相槌は決まって「わかるー」。


僕には、どうしてもこの二人が言葉を諦めているようにしか見えませんでした。

確かに、浅い言葉で済ませておけば楽なのです。
わかってもらいやすいし、わかってもらえなくても「本当はそういうわけじゃない」と言えるから、リスクをあまり感じません。

つまり、コミュニケーションに保険をかけているのです。

でも、それだけで本当に豊かな人間関係を味わうことができるのでしょうか?


・・・とはいえ、人間関係がまだ浅いときには同じように浅いコミュニケーションが合っています。

例えば、初対面の人からいきなり
「あなたはどのような精神性を持って、これまで生きてこられたんですか?」
と言われたら、
「何だこの人?」
となりますからね。

だからお互いの関係性と言葉の深さは一致させておいたほうがいい、ということが前提になります。


僕が言いたいのは、「恐れるな、発信しよう」ということです。


現代人は発信することを怖がるようになっています。

でも、本当に気持ちを伝えたいと思ったら、数え切れないほどの言葉の中を探して、最も近しいものを見つけていかなければなりません。


特にお子さんがいらっしゃるお父さん、お母さんは忘れないでください。


子供の語彙力は親を超えません。

もし越えることがあるとすれば、お子さんがご両親よりも本をたくさん読んだ場合くらいです。

本以上にたくさんの言葉に触れられるものはありません。
世の中の作家たちは皆、言葉を探す旅を長年、そして哲学的に続けている研究者なのです。


彼らの言葉に触れるか、両親だけの言葉に触れるか。いずれにせよ、お子さんは触れた言葉の数だけ気持ちを表現するための手段を得ることができます。


それくらい言葉って大事なものなのです。


どうか、たくさんの言葉を子供達に提供してください。

そして、自分自身の人生のためにも、同じくたくさんの言葉に触れ、気持ちを表現するために駆使していきましょう。

ーーーーーーーーーー


いかがでしょうか?


僕自身も常日頃のコミニュケーションはもちろんですが、このメルマガを始め、文章を書く機会がとても多いので、語彙力を磨くというのはある意味では必須!
そして、まだ小さな娘が二人いるので、彼女たちのことを考えると、親としても使える言葉の数や表現のバリエーションを増やしていきたいなーと。


何よりもこの記事にも書いてありましたが、子供達には適切な言葉で自分の気持ちをちゃんと伝えられる大人になってほしいと思います。



そのための一つの手段として本を読むことは本当に大きな恩恵があります。
本を一冊丸々読むと、いまだに自分が全く知らない言葉が出てくることもありますからね 汗



お盆も終わり、これから少しずつ季節は秋になっていきます。



もちろん、僕は今年の秋も「読書の秋」になることは間違いありません 笑




ぜひ普段本を読まない方も今年は読書に挑戦してみてはいかがでしょうか?




長い目で見たら、語彙力が増えるだけでなく、コミュニケーションスキルの向上、人間関係が良好になる、などあらゆることに良い影響が出てくるはずです♪








コメント

今年の秋は何の秋?」への4件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    円滑なコミュニケーションに必要なのは、語彙力を増やして、さらにその言葉を「TPOに応じて使い分ける」ことだと思っています。子供にはたくさん本を読んで、たくさん人の輪に入って、言葉の使い方を肌で学んで欲しいと思っています。もちろん私自信もまだまだ勉強が必要です。Y.E

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      Y.Eさん
      コメントありがとうございます!
      確かに確かに!語彙力だけでは適切な言葉の使い方ができませんよね。
      「TPOに応じて使い分ける」とても大切だと思います。
      僕も子供達に対してはY.Eさんがおっしゃったこととと全く同じ想いでいます。
      まずは自分が手本を見せれるように学び続けていきたいなーと。
      いつも本当にありがとうございます!
      山崎

      返信
  2. Avatar匿名

    小学3年生の時、毎日担任の先生に提出する日記に「今度は「とても」を使わないで楽しかったことを書いてみて」といわれ、それが「とても」(笑)難しかったのを今でも時々思い出します。インプット無しにアウトプットはできないですものね。読書は知識だけではなく言葉のセンスも磨けますね。S

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      Sさん
      コメントありがとうございます!
      あー!!これめちゃくちゃよくわかります!
      「とても」とか「本当に」って、ついつい使ってしまいがちですよね 笑
      僕も特に最近はいかに形容詞や副詞を使わないでそのものの本質を表現することを心がけるようにしているのですが、これが「とても」難しいです 笑
      本当におっしゃる通りだと思います!!インプットの量と質>アウトプットの量と質というのは間違い無いですよね!
      これからも読書を通じてたくさんの質の良いインプットを続けていきたいと思います^^
      いつも本当にありがとうございます!
      山崎

      返信

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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2019.08.23

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